フィルタの状態です。
それなりに汚れていますが、フィルタの状態を見ると、首都圏のディーゼル車の廃棄ガス規制、確かに効果が出ていることが判ります。以前のような粘り気のある黒い汚れは有りません。
しかし、交換時期ですね。
フィルタの取り出しは少し面倒です。
作業は風の無い時に実施します。エンジン内に砂埃などが入り込む可能性があると危険です。
エアーフィルタ・ボックスの左右に2つずつ、前後の1つずつの計6本のネジで蓋は固定されています。写真右側のホースと左側のインテークも外す必要があります。奥のエンジン側のインテークホースは締め金具で固定されているので緩めてから外します。
ネジを落とすとアンダーカバの上に落ちることになります。取り出すにはアンダーカバを外す必要が。。。
よってネジは蓋から外しきらないでおくか、ホールダ付のボックスドライバを利用します。
収納されているフィルタです。蛇腹折りの紙(不織布かも)です。家庭用掃除機でもこの形態が採用されているのは粒子除去効果が高いからです。
スポンジタイプの物は空気抵抗の少ない物もありますが、微粒子の事を考えると、まめにメインテナンスを行う方以外にはお勧めできません。
フィルタ自体は特に固定されているわけではないので、そのまま外れます。
ボックスの底には、ゴミや砂が溜まっています。掃除機で除去そて置きます。
機能は掃除機のエアーフィルタと同様ですので、詰まってくると吸気機能が低下します。するとエンジンの出力低下や燃費が悪化が発生します。
以前の都内のように黒鉛を吐くトラックが多いような環境では15,000Km持ちませんできたが、現在は20,000Kmでも問題がないようです。
都市部でなければ 30,000Kmでも大丈夫な地域もあるでしょう。
但し、定期的なフィルタの掃除(12ヶ月毎でOK)は必要です。
イリジウムプラグは運転する人の癖によって効果を感じたり感じなかったりします。絶対パワーはあまり変わりません。立ち上がり特性は変化しました。
エンジンオイルの交換時の気持ち良さの方が上です。
この感じが好きなのでエンジンオイルは6,000-8,000Kmで交換しています。1年もしくは12,000Kmの早い方での交換をお勧めします。