新スポーツあめり缶

ここでも"本家"同様に掲載します。アメリカの、ピッツバーグ中心に各種スポーツ情報などです。

震災巡る報道について

2011-03-26 18:56:23 | Weblog
何度か書いていますが、私は基本的に地上波のテレビを見ません。なので、情報源はCATVとネット、そしてラジオです。

今日発売の日刊ゲンダイ週末特別版、私の価値観と同じな記事が2つありました。

28日付9面。震災報道で威力を発揮しているAMラジオ 突込みが鋭く、情報も早く、テレビのように恐怖をあおらない。放送評論家の金沢誠の記事で、「テレビは東京電力に遠慮がある。東電は大スポンサーで、年間広告費250億ドルのほとんどが番組と番組の間に入るスポットCMに費やされている。(中略)ラジオには東電のCMがあまり流れていないことがプラス」で、文化放送ソコダイジナトコの吉田照美は代表例で、原発に対する追及が手厳しい。私もほぼ毎日聞いてます。いちいち納得、うなずくことばかりです。

もう1つ。28日付10面。何度かツイッターで紹介した、ペン芸人・松野大介の記事。今の時期に大騒ぎバラエティーなんか見られるか! BS11の田中康夫氏のようなシンプル番組が求められる。先週の「田中康夫の日本サイコー!」、私も見ました。松野氏が書かれていた通り、時折涙ぐむ田中氏を見て「募金と人の"流通"の大変さを知った」のです。時々言われることですが、文字通りの巨大=マスメディアはいわば恐竜。地上の支配者にはなりましたが、やがて冬が訪れて地上から姿を消します。今のままの報道をしていたら同じじゃないかな?と思います。

最後に、ゲンダイに毎日(月~金曜発行分)寄稿している五木寛之氏の連載から抜粋させていただきます。

連載 流されゆく日々 マイナス思考のすすめ
安全なら制限はするな、といいたい。市民を迷わせ、欺すような言葉だけは、政治家も、学者も、使ってほしくない、と世間の全員が思っていることに、なぜ気づかないのだろうか。