カルテット

カルテットがおもしろい。
4話は高橋一生の回と思わせておきながら後半戦に色んなことがぶっこまれて、
気持ちがついていけなくなった。

最後の、別府さんとマキさんのシーンが、たまらなくてどうにかなってしまいそうだった。笑

自分で剥いた甘栗を無言で淡々とマキさんに食べさせるというのは、
ある種とてつもない欲望をぶつけてるよね。
夫さんの靴下を片付けられないマキさんをやさしく、でもあっさりと傷つける。
傷つくと分かりながら、もっと傷つけたくなる。
いとしくていとしくて、虚しい。
あの手の触れかたが、もう、何よりもディープだった。
えろすぎた。
松田龍平に興味無かったのに、別府さんファンになりそう。苦笑

まぁ自分を好きだと分かっている相手を簡単に家へと上げてしまうマキさんもズルイし、
2話で嫁に行く他の女を抱いておきながらあんなことを言えちゃう別府さんもズルイ。
人のものだと知ると奪いたくなるのか、この男は。
普段はあんな地味に振る舞っているのに、心の奥底では獣っぽくて、
そういうの剥き出しにしてくるのとか、クラっときますね。

とにかくあの手を握るシーンは最高でございました。
松さんの手ちっちゃい。別府さんの手が大きいのかな。
既に三回くらい見てます(笑)

しかし、マキさんの夫さんって誰なのかな。
木村がちょろっとやったらおもしろいのにね。TBSで同じクールのドラマやってんだし(笑)

知らなきゃいいのに。

企業を調べていたら、あのひとの会社にぶち当たった。
以前その業界の本を見たら掲載されていたことがあって、
上手くいってるんだなぁ、くらいに思っていた。
連絡をとっていた頃はまだ会社を始めたばかりだったのに、
着実に大きくなっていることを知る。

やらなきゃいいのに、流れで検索までしてしまった。苦笑
ブログなんかもやっていた。
ちょっと見てしまったりもした。
会社のホームページは見る勇気がなかった。
あのひとの生活というよりも、今のわたしと比較してしまったことに落ち込んだ。
変われて、ない。
人としての差だ。
なにやってんだろ。
同じだけの月日が流れていて、
わたしは目を背けて、
あのひとはこんなにも成長を遂げている。
思えば、いつも先を見ていたな。
すごいな。
えらいな。
とおいな。

あのときもそうやって、あのひとから逃げてしまったな。
本当のことを言われるのがイヤで。
本当はそこにいてほしかったくせに。
でも、それもこれも、都合の良い関係。
なにもかも、自分のせい。

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