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家を失う

2017-04-26 11:05:44 | 日記
心の底から溢れてくる悲しさや寂しさを丁寧に受け入れている人が好きだ。
そんな人が心を痛めてひとしきり涙を流したあと、
ぐっと上を向いて歩きだそうとする瞬間の目の輝きに僕は共感をおぼえる。
人生にはつらいことが楽しいことと同じくらい転がっている。
醜いことも美しいことと同じくらい転がっている。
そして僕の共感する弱くて強い彼らが、
つらいことを楽しいことと同じように、狼1号
あるいは醜いことを美しいことと同じように、
日常の一幕として受け入れるときに発揮するその抑制的な感情と知恵に、
僕は強い憧れを抱く。

母がときたま僕に言う。
「おじいちゃんもおばあちゃんも亡くなって、
私の帰る家はどこにもなくなってしまった」
母の一人で住む家は父亡きいま、母のものなのだから、
母は自分の帰る家を持っているはずなのに。
しかし母は自分の家を自分の帰るべき家だとは思っていない。
きっと母の言う「家」とは、文字通りの「家」ではなく、
家という場にある家族の営みのことなのだ。
そして、母の子供である僕と兄は、独立して家を出てしまった。
やはり母は自分の家を失っているのだ。

まだ若いころ僕は母と幾度もぶつかった。
ちっとも言うことを聞かなかった。
家に寄り付かず友達や恋人の家を泊まり歩いた。
母が止めるのも聞かずに学校も勝手にやめてしまった。
母は怒り半分諦め半分で「もうあんたのことはしらない」と言った。
でもやっぱり、母は僕に愛情を注ぎ続けてくれた。

このまえの大晦日、僕と母は神戸に住む兄の家族の家で年を越した。
兄は7年前に結婚し、ほどなくして可愛らしい女の子が一人生まれ、昨年マンションを買っている。
夫婦仲も良いし子どもも凄く素直で、とても幸せそうな家族だ。
そこからの帰りの新幹線の車内で母が僕に言った。
「おにいちゃんはもう安心ね、やっとちゃんとした大人になった」
そのときの母の表情には、安心した気持ちの隙間から寂しい気持ちが顔を出していた。

だが僕は、冷たいと思われるかもしれないが、
母と同居しようとは思っていない。
順番なのだ。
もし僕がいつか結婚して奥さんとのあいだに子どもがうまれ、
孫の成長を見守りながら僕の母が静かに息を引き取り、
それからしばらくして、成長した子どもが僕の家を出ていく。
そして僕の奥さんはきっと僕より先に死んでしまう。
そんな予感がある。
こうして僕は、あのときの母と同じように、家を失う。

そう考えると、Muira.PuamaII(魔鬼天使) 失うのもきっと悪くないんだね。
丁寧に、いろんなものたちを、送り出したということなのだから。

ランチは予約困難な「クッチーナ・イタリアーナ東洞」へ

2017-04-01 11:10:20 | 日記
 朝から吹雪の3月10日、京都に出かけました。

昨年 威哥王何回チャレンジしても予約不可のイタリアン店 「クッチーナ・イタリアーナ東洞」、今年は2月中旬に問い合わせて、やっと3月10日に空きがありました。
当日は天気予報通り、朝から大荒れで気温も3℃です。

3月初旬なので 梅の名所を念頭にあちこち廻りました。 ビックリ、桜が咲いていました!

出町柳 → 北野天満宮 → 京都御苑 ⇒ ランチ ⇒ 京阪三条 → 七条 

⇒ 京都国立博物館 ⇒ 豊国神社 ⇒ 養源院 → 産寧坂(三年坂) ⇒

二年坂 ⇒ 安井金比羅宮 ⇒ 宮川町「蜃気楼」(夕食) ⇒ 祇園四条駅 米国金根