〈スカルプチュア〉
人工爪、つけ爪の一種を指します。
一般的には、アクリルリキッドとアクリルパウダーの化学反応でできる「アクリリックネイル」のことをスカルプチュアと呼ばれています。
アクリルリキッドとパウダーを合わせると、ドロっとしたミクスチャーというクリームができ、このクリームを爪のうえにのせて、爪の形をつくり、自然に硬化すればスカルプチュアのできあがり。スカルプチュアには、チップオーバーレイとベーシックスカルプチュアの2通りの方法があります。
チップオーバーレイは、爪の先端にネイルチップを置き、全体にミクスチャーを塗っていく方法です。
ベーシックスカルプチュアは反対に、爪全体にミクスチャーを塗ります。
スカルプチュアの長所は、短い爪を長くできること、また割れやすい爪を補強してくれる点等が挙げられ、またミクスチャーにラメを流し込めば、立体的なアートも楽しめます。
一方、一番の短所は爪への負担が大きいことです。
スカルプチュアをつけるために、地爪を削るため、もともとの爪が薄くなります。また、外すときはアセトンという刺激の強い液体を使うので、肌の荒れや乾燥を招くことも。
アクリルリキッドの独特の臭いがイヤって言う人もいるので、スカルプチュアをするときは、ネイリストに爪の状態などを相談して行なった方がよいでしょう。
爪が小さい、指が太いといったことで悩んでいる方は、一度試してみるといいかも。