〈石灰化〉
石灰化とは、軟部組織にカルシウム塩が沈着した状態をさす。
石灰化には、良性と悪性に分かれます。
悪性は、がん細胞が胸の中で急増し、がんの中心まで栄養がまわらずに壊死したがん細胞に、カルシウムが付着した場合を指します。
良性は、乳管からの分泌物が結晶化し、そこにカルシウムが沈着します。
良性の場合は、悪性になることはなく定期検診だけで大丈夫だとされています。
悪性の場合は、乳がんによる石灰化と考えられるので、治療が必要です。
石灰化はマンモグラフィーにより撮影すると、白い点状や線状として写り、良性か悪性化をまず検査します。
石灰化は乳がんの初期段階の症状ですので、マンモグラフィーで発見すれば早期治療が可能になります。