きれいになろう! How to Beauty

きれいになりたい女性のためのブログ。自称美容マニアが専門用語や美容メニューをわかりやすく解説します。

【美容用語】幹細胞

2009年08月07日 | 美容用語
50音順索引: あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行

〈幹細胞〉
幹細胞は、ある細胞に変化するようにという指示を受けると、特定の細胞に変身する能力を持っている細胞です。
また、変化を遂げる前の状態で、長期間にわたって自らを複製、再生する能力も備えています。
幹細胞は、胚幹細胞(ES細胞)と成体(体性)幹細胞に分かれています。
胚幹細胞は、受精卵から胎児に発展するまでの状態の胚の初期段階から取り出されるもので、どのような細胞にも成長できる機能を持っています。
現在、事故や病気で機能を損なわれた細胞を胚幹細胞によって補完する研究が進んでいます。
成体(体性)幹細胞は、骨髄や血液、目の角膜や網膜、肝臓、皮膚などに存在します。
受精卵から取り出す胚幹細胞に対して、論理的な問題も小さく、自分の細胞を使うので拒絶反応もないことから、再生医療の現場において活用されています。
美容医療の領域でも、豊胸手術や美肌治療などにおいて注目が集まっています。