Sensitive

THE EARTH FIELD FISHING(アースフィールドフィッシング)
店主ブログ。

9月25日(土) 惨敗

2011年09月24日 | シーバス

■惨敗

 

前日に続き雨水の被りと濁りが薄れることを期待して現場へ...

期待満々。

釣場に一人の青年が自転車で現れ、声を掛けて来ました。

彼の名は長谷川くん、後に凄いことをやらかします。

 

昨日よりも表層が冷たい、ベイトの気配が薄い。

流れはよく、しかし、。。。。。

バイトがありません、嫌な予感。

 

私の隣で岸から投げていた長谷川くんに...

竿は曲がり、エクスセンスのリールドラグがジージーと鳴り響きます。

タモもない青年、さて、どうやって取り込むか。

ようやく魚が寄って来ました。

そうです、私のタモで捕らえました。

体高のある77cmの見事なシーバス。

口にフックしていたようだが、一度抜けて運良く尻びれに刺さっていた。

フックは伸ばされ、間一髪。

見事! 長谷川君。

高校生でこの熱意、忘れかけていた何かを教えてくれた。

今日はタモ係という立派な仕事を遂げました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


9月23日(金) 雨後の激流パーティー

2011年09月24日 | シーバス

■雨後の激流パーティー

 

台風の影響で大雨が続きました。

1日待って、河が安全な状態を確認。

潮の動くタイミングと雨の増水が重なり素晴らしいヨレが発生していました。

雨後の濁りには必ずと言っていいくらいシーバスが遡上します。

こんな激流は年に数回もない貴重な日、だけど、現場にはアングラーはいません。

 

そして、変化するヨレの上流目がけてふるキャスト。

1投目 Rabit109 ベイグリーン

 

コンっ! ゴッゴッゴッー。

ツンッ、スルスルスルー...スー。


なんと珍しく恥ずかしいリーダーの合わせ切れ。

遠くでシーバスだけがバシャッバシャッとエラ荒いしてます。

鱸さん、本当にすいません。

リーダーとノットはしっかり確認します。

本当にスルスルの回収は空しい。

 

2投目 SARDINA127F グリーンゴールド

 

お決まりのパターン、投げてラインテンションドリフト。

コンッ!

ダイナミックフッキーング。

決まりました、激流を走る良型は強いです。

 

お腹はパンパン、ストマックポンプで確認したいですねー。

 

そして、パーティーは続きます....

ヒットルアー順に、

F-Tec S-four 110

雨後のアピールに外せません。

 

潮止まりに近づき、表層系の流し系に反応が無くなりました。

シャローエリアの雨後のチャンスはこれからです。

シンペン系をアップから川と水平に流速と同じ速さでリトリーブします。

時折、軽いトゥイッチをチョンと入れますと、

バイトが再発するのです。

 

では,バイト順に...

SALTEX Doubleslider

浮き上がるシンペンでシーバスが好むパタパタS字がたまりません。

安い、釣れます!針は替えましょう。

 

TEIMCO F-VM

飛距離最強、表層タイトバイブでヒラ打ちリアクションでシーバスも

思わずバイトします。

 

AZZURRO SP100

フィッシングMAX オリジナルの580円、阪神エリアで最適ウェイトの18.5g、流れに乗って弱いS字系。フォールでヒラ打ちが入ればもっと釣れますね。

UZU ヴゥビー

竿を2時の角度に立ててラインをタラリと垂らし、ラインが水面に張り付く状態をキープできるようになりますと鬼に金棒です。

NiKO DESIGN Rabit92

開発者は世界最強ルアーローリングベイトの生みの親。

ローリングベイトの表層版。フローティングタイプはローリング。

スローシンキングタイプはローリングを抑えたウォブ。

流れに入る瞬間のプルプルアクションが効きます。

 

 

■タックルデータ

 

ロッド :Ripple Fisher Clover85 Baitmodel

リール:SHIMANO カルカッタコンクエスト200HG-J

ライン:VARIVAS Casting PE2号

 リーダ:VARIVAS シーバスショックリーダ<フロロ>20lb

 ルアー:上記説明

 フィールド:いつもの武庫川 

 

 

 

 

 


9月17日(土) 大雨の後

2011年09月20日 | シーバス

■大雨の後で

 

昼間に大量の雨が降りました。

いつもの予感が...

下げの激流を期待して...

115cmラインに到達、そして、下げの“流”が現れるタイミングに。

イナッコが激流を一生懸命泳いでました。

 

先発はRabit109.

Nico Design Office

Rabit109

http://home.netyou.jp/77/seabass/NICO/rabit109.html

アップに投げて流しながら扇を描くようにラインを先行させます。

流れに侵入するとプルプルセンサーが機動し、微妙なローリング、ウォブで誘います。

リトリーブはいりません。

コンッ!

ダイナミックフッキングを入れましたが...

 軽く70オーバーのサイズでしたね。

 

定番、サルディナ登場。

Mangrove Studio

SARDINA127F

 http://www.mangrove-studio.com/mangrove_s/products/ocean/ocp-srd.html

このルアーは横流に強いです。

アップに投げて着水したら軽く水面に潜らせます。

ラインスラッグをつくり、川筋を水平にリトリーブします。

 

ゴッゴッ!

 

まぁまぁのサイズ。

 

場を荒らさぬよう、こまめにローテーションします。

 

流れも緩くなり岸際にヨレが現れはじめました。

最後のチャンスです。

 

季節限定の「芦屋のサヨリ、ピッピー」登場。

投げて巻くだけ、ツーツーツー...

  

コンッ!

ダイナミックフッキングが決まりました。

珍しく、エラ荒いしまくり。

四葉のCloverはグイグイと浮かせてくれます。

VARIVASのラインも信頼度バツグン、強引な寄せでも怖くありません。

 

先週に続き、70半ばのサイズがポツポツ釣れ始めました。

フローティングの流しが決まるとスリル満点。

ゴボッ!コンッ!バシャバシャバシャ!の3拍子が五感をくすぐります。

視覚が捉え、手元に重量感が襲い、最後に捕食音の響きが。

いつも不思議に感じるのが、最後に直撃する「音」、

この五感を走るディレイとすぐに忘れる感覚、

だから釣りは止められません。

 

■タックルデータ

 ロッド :Ripple Fisher Clover85 Baitmodel

 リール:SHIMANO カルカッタコンクエスト200HG-J

 ライン:VARIVAS Casting PE2号

 リーダ:VARIVAS シーバスショックリーダ<フロロ>20lb
 
 ルアー:ニコデザイン Rabit109、マングローブスタジオ SARDINA127F、サヨリのピッピー。

フィールド:いつもの武庫川 

 


9月11日(日) 日本一の沖堤防にて

2011年09月12日 | シーバス

■日本一の沖堤防

 

自宅から車で10分ほど走ると、日本一の4433m沖堤防 “武庫川一文字”があります。

今年は、シイラが入り、サバ、タチウオ、そして、ソーダカツオの来襲。

一文字はファミリーフィッシングで大賑わい、4kmの堤防にぎっしりと3m間隔で立ち並んでます。

さて、この隙間のない堤防でどう釣りをしましょうか?

私にとっては最高の試験場もこの時期が重なると頭が痛い...

今回、新作のニコバイブを3色握りしめ、

NIKO Design Office
http://home.netyou.jp/77/seabass/NICO/niko.html

端から端までの4kmテクトロを3本、更に外側、内側で×2本、

計24kmのテクトロを計画していたのですが...

結局、外側はサビキづくしで内側のショートスパンモードを決行しました。

9時あたりから日差しも強くなり、水質も茶褐色、しかし、潮の流れはあります。

テクトロ1本目開始。

ボトムまで沈めて、底のレンジを意識してウォーキング。

27gと思えないバランスで、軽快な微振動と同時にレンジキープもしっかりしてます。

外側と内側の潮が通貨するポイントに入った瞬間...

 

ググーーーン!

 

とパワフルなあたり、60cmに満たない丸太りのシーバスでした。

おそらくお腹にはカタクチイワシやサバ、サヨリ、アジがいっぱい入ってます。

1本目終了

 

2本目、イワシカラーにて開始。

ルルルッルルルルルルー て感じで引いて気持ちいいです。

ウォブが控え目で小刻みな微振動。

しかし、サビキ祭りは人口増加、これ以上ウォーキングは不可能。

本日、終了。

 

近日に平日の休暇を活かして24kmを実行します。

 

さて、待望のニコバイブについて。

スナップ取り付けのアイが2つ用意されています。

基本的にはフロント使用です。

後方のアイに取り付けますと頭のふり幅が強くなります。

ダート幅が必要なタチウオや潮の強いときに有効ですね。

更に、鉄板系バイブの弱点を克服するために小技を紹介します。

アシストラインの使用です。

スプリットリングを使用しますと構造上捻れの限界点でバレやすいのです。

PEやケプラーラインでフックを装着すると一発フッキングを入れると、弛ませてもほとんどバレません。

 

 

是非、試してみて下さい。

 

ニコバイブ、最高!

 

■タックルデータ

 

ロッド:Ripple Fisher Flows810
 リール:SHIMANO 10 STELLA 3000HG
 ライン:VARIVAS アバニシーバスマックス PE1.2号
 リーダ:VARIVAS シーバスショックリーダ<フロロ>20lb
 ルアー:ニコデザイン ニコバイブ(赤金)

 

 

 

 

 

 


温故知新

2011年09月09日 | タックル

■温故知新

今から27年前、任天堂のファミコンが大流行した当時、 私は10歳。

釣りキチ三平とつりトップ、開口健さんの釣り紀行やAnglingを擦り切れるまで読んだ

記憶が蘇ります。

当時、釣具店で一目見て惚れ込んだロッドがこの竿です。

 “直感ブランク”  カーボンむき出し、スゲーぜ!カッコいー!

ファミコンを買うか、ロッドを買うか究極の選択。

クリマスに亡きじーさまに買ってもらいました。

当時の価格が14,800円ぐらいでした。ファミコンと同じ値段だったはず。

 

そして、まもなく30歳を迎えるこのロッドとハイテクノロジーのANTARES DC7-LVが融合。

んー、斬新! 

 SHIMANO  Buntum Magnumlight SpeedMaster ”

バスプロに憧れた少年時代が懐かしい。

300日/年、ライギョ釣りとバス釣りを楽しんだ。

ライギョの漁獲は200匹以上、バスの漁獲は100匹以上。

「折れぬ、曲がらぬ、カーボンロッド」ではないが奇跡的に現存している。

時が経ち、この竿を見ていると日本のものづくりの熱意を感じます。

直感ブランク、バット部分からグリップまでカーボンシートでダイレクト。

 んー、斬新!

この世界進出を目指した日本のロッドビルディングの熱き魂。、この熱意と拘り、

コストよりも性能を選んだに違いない。

世界のロッドテクノロジーに多大な影響を与えたはず。

縁あって当時の開発責任者からチタンガイドをセッティング頂いて復活した。

正真正銘の鑑定書付

ノスタルジックなロッドだがアンタレスDC7のデザインに負けない斬新さ、

新製品としてリリースされてもなんの違和感も感じない。

 

今、家宝として部屋に飾っております。

亡きじーさん、最高のクリマスプレゼントをありがとう!

 

そして、「ものづくり日本」を引き継いで欲しい。


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