昨日一昨日連続の撮歩でかなり疲れたので今日は家でゆっくりしていようと思っていたが、起きたら素晴しい青空ですぐにスワンパークへ出かけた。
昨日融けかかった路面は今朝の放射冷却でまたツルツルになり、車道も歩道も歩くのに一苦労した。
すでに9時を過ぎていたが、まだまだ田んぼには出かける様子が無い。
今日は飛ばないのかと思ってたら10時くらいからボチボチ飛び始めた。
SSを1/125~1/250ぐらいで流し撮りしたが、相変わらず上手くいかない。。
諦めていつも通り高速SS撮り。
好天のお陰でキャッチライトも綺麗に入りよく写ってはいるが・・・。
人に見せるためにプリントしてもらったら、写真屋さんで「スゴイ!まるで剥製みたい!」と言う有り難くないお言葉を頂いてしまった。。
何事もハッキリクッキリが良いとは限らないんだろうなぁ。
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ここからは27日・28日の日記。
一昨日の撮歩は今までの撮影行の中で最悪だった。。
前日の夜中からまとまった雪となり、庭の甕もすっかり雪に埋まってしまっていた。
しかし暫くすると青空も見え始め、前から思っていたことを実行することにした。
“冬の日本海の荒波”を笹川流れのあたりで撮るというもの。
しかし路面状態があまりに悪すぎて車ではあぶなそうなので、高く付くが電車で行くことに。
歩道も最悪で駅まで歩いただけでもかなり疲れたが、乗ってしまえばあとは楽チン・・・とここまでは思っていた。
三瀬あたりでは雲の切れ間から光が差し、変化のある光景が見られ期待に胸が膨らんだが。。
鼠ヶ関を過ぎ新潟へ入ったとたん真っ暗になり酷い吹雪になった。。
府屋というところで下車したが名前ぐらいしか知らない土地で、しかも凄まじい“ミゾレ吹雪”となってしまった。
こうなりゃ意地でも写真撮って帰ると思い、海岸を目指すがその道すら分からずビショビショになりながらなんとか岩場の有る方に辿り着いた。
激しいミゾレにカメラも出せず、コンデジは壊れてもいいぐらいの気持ちで何枚か撮った。
案の定スイッチを切ってもOFFにならなくなってしまった!
ほんとに泣きたいような気持ちで引き返そうとしたら、すうっとミゾレが弱まった。
それっとばかりにカメラを引っ張り出しシャッターを切った中の一枚がこれ・・・。
しかしものの数分後には、雨が降り始め真っ黒い雲が迫ってきたので急いで駅に戻った。
そして電車が来るまで一時間待ちようやく来たのに二時間乗って家に着いたのが夜の8時近く、疲労困憊だった。
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前日の酷い有様に疲れ果て床に着いて、暫く写真撮りに行くの止めようと思っていたが、いざ夜が明けると良い天気。
性懲りも無く今度は吹浦へ電車で出かけた。
吹浦までは乗車時間20分弱。
車より楽でいいわ~・・・とここまでは昨日と同じ。
駅についてビックリ!
吹浦の町中の道が全てテカテカに凍ってた。
ここも昨日ミゾレか雨が降って除雪残りの雪を放射冷却がカチンカチンに凍らせてしまったようだ。
特に駅前の急坂は転んだらそのまま下の道まで滑っていきそうなくらい。
道を渡ろうとした小学生が絵に描いたようにステンと転んだり、じいさんばあさんが恐怖におののきながら歩いていた。
車も歩くほどのスピードで、おばさんが泣きそうな顔で運転していた。
どうにか転ばずに港に出て振り返ると鳥海山が出迎えてくれた。
またブリコ漁をしてる海鳥を撮ろうと思ったが、この日は何故か岸壁わきの波消しブロックあたりに固まっていたり、漁をせずにマッタリたむろしてたり。
それならと今日は波撮りに徹することにした。
港側からは順光になり少し平板な感じなので、いつもの十六羅漢側へ回ることにした。
しかしいつもは車で1分足らずの距離が重たい雪の残った道を歩くのはまるで苦行(?)のような感覚に。
30分も掛かってようやくいつのも東屋へ到着、ヘトヘトになる。
それでも光線状態がよく面白い波の写真がけっこう撮れた。
帰りは自分の踏み跡をなぞり労力半減。
スーパーで軽い食事を購入後駅の待合室で1時間ほど待つことにした。
ところが待合室の暖かさ災いしたのか、昨日からの疲れがどっと出たのか頭が痛くなってきた。
左の後頭部が傷む典型的な偏頭痛だ。
目の奥もズンと重くなり吐き気までしてきた。
こんなんで電車に乗れるのか。。
外に出て良い空気を吸ったり頭をさすったり肩を回したり深呼吸したりと思いつくことをみんなやった。
発車時刻にはどうにか吐き気は弱まり、無事酒田まで帰ってきた。
これがこの三日間の記録である。。