7月23日16時53分に、マールは旅立ちました。
13歳と4ヵ月でした。
当日午後になってから後ろ足をバタバタさせるようになってきましたが、
本格的に呼吸が荒くなり、前足までバタバタさせるようになってから2時間くらい…
最期はゼンマイ仕掛けのおもちゃが止まるように、突然動かなくなり、静かに息を引き取りました。
何も食べなくなって27日目。
本当によく頑張りました。
8.0kgあった体重は、5.5kgになっていました。
もう少し、あともう少し、ママと一緒にいたくて頑張ったのかな…
なーんて、親バカなママは思ってしまいます。
7月14日。
多分これが最後のヘソ天です。
この日以降は、ヘソ天になろうとしてもなれずにいました。
多分筋力が落ちてしまって、ひっくり返れなかったんでしょうね。
7月20日。
ニコッとしているように見えますが、実は鼻が詰まっていて、苦しくてハァハァしているところです。
上あごのガンは右の鼻にまで侵攻し、血の色をした粘性の強い鼻水を垂らしていました。
それが左の鼻にも侵攻したようで、いつの頃からか左の鼻からも白濁した鼻水を垂らすようになっていました。
そのため苦しそうにハァハァ呼吸することがちょくちょくありました。
ヘソ天で寝ていたのだから、つらくはなかったんだろうなぁ~と思っています。
鼻は苦しかったとは思いますが、左右から紅白の鼻水を垂らして、鼻たれ小僧っぽくて(不謹慎ですが)
ちょっとカワイイ、なんてママは思っていました
今日トリミング、という日からガクッと具合が悪くなり、カットに出せないまま過ごしていたので、
体重が落ちても、モコモコの毛のおかげでガリガリにも見えず…
(ママがチョコチョコとバリカンで刈って、少しスッキリさせてはいましたが)
そんな感じだったので、もちろん本人はつらかったとは思いますが、悲壮感があまりなくて、
なんだかほのぼのと過ごせたのは、マールらしいなぁ~と思いました。
もしくはママがつらく感じないように、マールが配慮してくれたのかもしれませんね。
7月23日 3:17。
亡くなる日の早朝。
ママは眠れず、こんな時間に起きていました。
頭を起こしている最後の写真です。
実は、25日に火葬したのですが、サプライズがありました。
その日、火葬場に向かうために呼んだタクシーのナンバーが、350だったのです。
❝35❞は、マールの誕生日(3月5日)。
❝0❞は、私がひそかに決めていたマールの番号なんです(マール→マル=0)。
このナンバーを見た時は、本当に驚きました。
そしてサプライズは続きました。
火葬した翌日、頂いたお花を入れる花瓶を実家と妹の家に借りに行ったのですが、
行きに駅前の交差点で信号待ちをしていたら、同じ350のタクシーが目の前を右折して行ったんです。
なんてタイムリー!
こんな偶然ってあるのねぇ~と思っていたのですが…
帰りに駅前のタクシー乗り場の脇を通った時、なにげにお客さんを乗せているタクシーを見たら…
また350ナンバー!
びっくりです!!
そしてそして…
その翌日。
妹の家で夕飯をごちそうになったのですが、その帰り道。
またタクシー乗り場の脇を通ったので、まさかね~と思いながらタクシー乗り場を見てみると…
お客さんを乗せて乗り場のすぐ先で信号待ちをしていたタクシーがまた350!!
たまたま2、3台のタクシーを見ただけなんですよ。
さすがに驚きました。
もう、マールがいるとしか思えませんでした。
マールの姿はなくなってしまいましたが、マールは私のそばにいるんだ、って…
マールがいなくなるなんて考えられない…ってずっと思っていました。
その時が来たら、私、耐えられない… 絶対ペットロスになっちゃう… どうしよう… って…
でも、いざその時が来てみると… 意外と大丈夫でした。
350タクシーのサプライズがある前から、不思議とマールがそばにいるような感覚があるんです。
とは言っても、いつもの場所にマールの姿がなくて、
どうにもならない感情がこみ上げてくる時はありますが…
そんな時は、イケナイイケナイ、と、すぐに気持ちを切り替えて、明るく過ごしています。
ただ、悲しみにふたをしているだけかもしれません。
でも、ふたをしている間に、時間のお薬が効いてくれるといいな、と思っています。
(「時間のお薬」って、ルナぼんさんが教えてくれました 妹も、時間が味方してくれる、と…)
だからママは元気に頑張ります
頑張るから、、、まーちゃん、49日が過ぎてもずっとママのそばにいてね!
(あ、もちろん成仏はしてね
)
最後になりましたが、励ましてくださったみなさん、
マールに会いに駆けつけてくださったみなさん、お花を贈って(送って)くださったみなさん、
本当にありがとうございました。