昨日午後五時半頃、お父さんが「あずき、トイレシート替えられなくて御免ね」ってマッサージしたの。
私の身体にお父さんの指が触れた瞬間ピックってなって私の呼吸が止まっちゃったの。
何度も何度も「あずき、ちゃんと息して、あずき頑張れ」って言いながら私の胸を叩いたんだけど、
叩いた瞬間にお腹に空気が入るだけ、それでも何度も叩かれちゃったの。「もうすぐお母さんも帰って
来るからちゃんと息して」って言われたけど限界だったみたい。お母さんが帰って来てお父さんの声を
聞いて「えーどうしたの」って飛び込んで来て「あずきが息してない、さっきまでちゃんとしてたんだけど」
「あずちゃん、ほらまだ暖かいよ、あずちゃん起きて散歩に行くよ」獣医さんに電話しても「もう難しい」
って言われ「あずきお父さんをペロペロして」って私の鼻と自分の鼻を擦り付けたり大変。
お父さんに抱っこされたの随分久し振りだったのよ。「あずきお父さん一人にしてどうするんだよ」って
言われてもね。「爺ちゃんと婆ちゃんが待ってるから可愛がってもらいな、爺ちゃんの散歩に付き合うの
も大変だけど頑張ってね、今までありがとう、あずきが居たから散歩に出られたり、あずきの事悪く言う
人はいなかったよ、新島で一番可愛い犬だったんだよ。あずきの事でお父さんも沢山の人と仲良く
なれた。長い間ありがとう、本当は浜に寝転びペロペロして欲しかった。