日々雑感

日常生活を気ままに報告

居眠り磐音 江戸草紙

2010年06月03日 | 日記

この5月連休中、九州に帰省のおり、テレビのローカ
ル(?)番組に、「居眠り磐音 江戸草紙」の作者
、佐伯泰英氏(北九州出身)が出演し、裏話を披露
されていた。
本書の重要な舞台、豊後関前藩、六万石はもちろん
架空であるが、ご母堂が大分出身の関係もあり、設
定したとのこと。また、内容から島津、細川のよう
な大藩でなく、稲葉、岡、毛利など小藩が乱立する
豊後を選んだとのことである。関前藩の所在地につ
いては、もちろん架空であるが、ネットでは杵築付
近とする読者もいるが、本書にある地図からすると
臼杵の南部から日向国境までの間ではないかと思う。
現在大分の物産では関アジ、関サバが全国区であるが、
本書の設定、江戸時代の豊後の代表的物産に椎茸(どんこ)
が出てきたのには驚いた。何せ水戸黄門にまけない、
勧善懲悪作品で超純愛(濡れ場一切無し、手を握り
返すのがせいぜい)路線、プロットで読ませる作品である。
なんだかんだいいながら、暇に任せて約35巻発売のうち、
28巻までを寝てもさめても読み続けている。



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