太秦ライムライト

連休の火曜編です
(^o^)v



車は嫁さんが夜勤で乗って行ってありませんし
昨夜は飲みまくったので釣りにも行かず（行けず）


炎天下のなか自宅の溝掃除なんかをして独り熱中症リーチごっこを楽しんでいたら
夜勤の嫁さんが仕事から帰ってきました


お腹が空いたということで




昨日ケチのついたチャリに恐々乗りながら
最近オープンした近所のカフェバーへランチを食べに行くことになりました



ここの物件
もともと隠れた場所ながら本当に美味しい料理を出して頂けるということで
地元では穴場的に有名なお店が入ってたのですが
いつの間にやら店を閉められていて数年間空き家のまま放置状態になっていたのです

ところが最近になりこの場所で新たなお店がオープンしたということで

当時のあのお店を知る僕達にしてみれば
もしかすると『当たり』のお店が入ってくれているのではなかろうか!?と

期待値MAXでお店のドアを開けたのであります♪
ヽ(*´▽)ノ♪




いただきます





ごちそうさまでした









さて、と。
(・_・)




ランチを食べて帰宅

今夜は嫁さんが飲み会らしく夕方までリビングで寝るみたいです



僕は今さら感アリアリながらUSJに感化され
最近になって初めてハリポタを見始めております





それより今晩は釣り…




どうしようかな…




でも昨日も夜に出ていったし
今夜は嫁さん居てないのに僕まで子供達をほったらかして出て行くのは胸が痛むしなぁ…
やっぱ諦めるしか無い…か(-∀-`; )









この連休
結局釣りもソフトもせず…リビングでハリポタを観て終えるとはねぇ…





なぁ～んだかなぁ～…





ハリポタ観ながらスマホをイジっていて




おもむろに立ち上がる僕





「今から映画観に行ってくる♪」








ワッセ♪ワッセ♪ワッセ♪ワッセ♪






ハイヨートーチャーク！
アリオニトーチャーク!!





なんでか知らんがハイボール～ヽ(*´▽)ノ♪

（皆様…くれぐれも言っておきますが
映画館には飲食物の持ち込みはダメですからね！

ほんっとにダメですからね～！）
ヽ( ・∀・)ノ┌┛Σ(ノ `Д´)ノ





んがはははは♪







貴重な連休をついついダラダラ消化してしまいそうになりましたが
咄嗟の機転で思い付いたのがこの映画!!



この映画は絶対『当たり』のハズでさぁ～！
( ☆∀☆)






『太秦ライムライト』



皆様
この悪人ヅラの役者さん
ご存知ありません？



『福本清三』さん





時代劇の殺陣（たて）においての斬られ役専門の役者さんで


決してスポットライトが当たらない日陰の存在ながら
主役に華を持たせる為にひたすら斬られ役を愚直なまでに続けて来られてきた大御所なのです！




僕が好きだった桃太郎侍や暴れん坊将軍、遠山の金さん他
数えきれない程の時代劇に福本さんは斬られ役として何度も出ておられます

憎々しいほどの風体

そして見事なまでの斬られっぷり




しかし…





テレビを視ている大多数の視聴者は高橋英樹さんや松平健さんの華やかな主役にしか目が行かないんですよね
（そのように撮られてますしね）



でも



その印象深い独特な人相から
『そういえばチラチラと見かけるね』と
時代劇ファンの記憶の片隅にはちゃんと残っているのですよ



遡ること２２年前の１９９２年

探偵ナイトスクープの依頼がきっかけで斬られ役一筋の福本さんの存在が広く世に知れ渡ったのであります

（詳しくは『福本清三』でググってねカス♪）




その後もトム・クルーズの『ラストサムライ』にも出演


しかし



決して主役のトムや共演の渡辺謙さんを喰うようなことをせず
やはり『寡黙な武士』に撤するダンディズムに視聴者は益々惹かれていくのでした





『決して主役にならない福本さんを
役者人生の中で１度でも良いから主役で映画が撮れないだろうか』




沢山の時代劇ファンの願いが結実し




ついに福本さんを主演にした映画が出来上がったのですが

さすが



作り手の皆さん判ってらっしゃる



たとえ主演であっても福本さんのカッコ良さは脇役でこそ活かされるのであり

あくまでも福本さんは映画の中でも脇役を演じます





スター俳優を演じる松方弘樹さんは堂々と主役を演じるのですが



この映画の素晴らしさは
主役から端役まで


『太秦で働く役者さん全て』をリスペクトしている事ですね



作中、とんでもない大根役者が出て来るのですが
観るものにそれを『大根役者』と心底思わせる演技力こそ
本物の役者さんでなければ出来ない芸当です





かつてこんな視点で
最初から最後まで抜け目なく作られた映画があったのでしょうか？


カメラワークしかり
芸術的なまでの陰影の表現しかり



ハリウッド映画のように大金をかけずとも
日本には『脇役一筋の役者』を主役にして
素晴らしい映画を作りあげられる感性があります


そして我々日本映画を愛する受け手もまた

その作り手の想いをしっかり受け取るだけの感性を持っていることに



改めて感動しました
。・゜・(ノ∀`)・゜・。




この美学…日本映画の宝のような作品なのですが

残念ながら大々的にキャンペーンをはっていなくて上映館も限られているのが残念でなりません


まぁ『福本清三』を知る人々にしてみれば
ハリウッド映画よろしく大々的に宣伝して観に来てもらうのも的外れな感じもありますけどね




目にする機会がある方は是非映画館の大スクリーンでご覧下さい





僕的には『永遠の０』が今年のナンバーワンに決定かと思っていましたが…



『太秦ライムライト』…逆転!?
( ´∀｀)σ)∀`)






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その後…





せっかくアリオまでチャリで来たんだから！ってんで



映画観てからペインさんに乱入～( ☆∀☆)


まぁ子供達の夕食の兼ね合いがあるので滞在時間は短いですけどね～♪



このたび
生ビールのサーバーが仲間入りしました～ヽ(*´▽)ノ♪



ほなカンパ～イ！
( ≧∀≦)ノ

（ジャクソンブラウンもカンパ～イ♪）




んじゃ～２杯目はハイボールでぇ～！
( ≧∀≦)ノ( ≧∀≦)ノ




先月ペインさんに来れなかった分
ママさんとマシンガンのように喋りまくっていたらもう帰らないといけない時間に…
(^ー^;A




さて…
じゃあ
そろそろ…





（ガチャリ）










以前とても楽しくお話させていただいた
愉快なオムライス専門店『照和』のマスター来店！



嗚呼嗚呼～…！




これから絶対盛り上がるのに～！

惜しい…名残惜し過ぎる…(；ω；)



このまま帰るのはまことに悔しいのですが子供達が待ってるのでペインさんに別れを告げ



チャリをこがずに押して帰りました～

丁寧に押して…


そう
実に丁寧に…


ヽ( ・∀・)ノ┌┛Σ(ノ `Д´)ノ






結局






帰ったのが遅かったので晩ごはんは店屋物に。
すまんのう…(￣▽￣;)





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とまぁ…




振り返ってみれば結局この連休は釣りもソフトも出来ず
なんとも流動的な過ごし方になっちゃいましたが




素晴らしい映画にも出逢えましたし
ペインさんにも行けましたので結果オーライってとこですかね





それにしてもこの連休中…ホンマ









飲んでばっかりやったね！












（あ。チャリは大丈夫そうです）