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2009-12-07 | 世の中のこと
絶望から復活する 自民党再生の条件【田中秀征 政権ウォッチ】
2009年10月22日 DIAMOND ON LINE

 毎日新聞が10月18日に実施した世論調査によると、自民党の再建に「期待する」人は59%。政権交代直後の56%を上回っている。また、谷垣禎一新総裁については「期待する」人が40%にとどまった。
 この調査では自民党の再建に期待する人の割合は約60%だが、他の調査では80%に達しているものもあった。それにしても実に高い数字だと思う。
 これは、敗者に対する温かい激励の意味もあるだろうが、やはり勝者である民主党に対する不安感の裏返しという要素もあろう。
 谷垣総裁に期待する人は全体でも少ないが、「再建を期待する」人の中でも約半分(54%)に過ぎない。それは、谷垣氏が総裁として不適任というわけではなく、この時期の総裁としてはふさわしくないと思われているからなのだろう。
 この調査結果は肯ける。なぜなら、谷垣氏は乱世の人ではなく、自民党が順風に乗っているときこそ大きな功績を挙げる人だからだ。
 しかし考えようによっては、自民党がバラバラになってもおかしくない今、なんとかまとまっていられるのは、この人だからこそかもしれない。

 さて、自民党は再生するかとなると、ほとんど絶望的と言えるほど困難な事だ。

 もし再生できるとしたら、次のような厳しい課題を乗り越えねばならないだろう。
(1)民主党の「もの足りなさ」あるいは不安感を払拭するような基本政策を打ち出すこと。
 まずは経済の成長戦略だ。資源・環境の制約を受け、人口減、高齢化の中で、成長を維持するにはどうしたらよいか。
 私は政権政党の政策的関心は、その6割を成長政策、4割を分配政策に向けるべきだと考えている。今の民主党政権はその逆であるような印象を受ける。
 また、民主党の“改革”についても、もの足りなさが目立つ。本当に政治主導の体制を築くことができるのか心もとない。行政改革、官僚改革になるとどんどん先送りされていくことを心配している。
 自民党内には、民主党に優るとも劣らない中川秀直氏らの改革派がいる。彼らの主張を党の主張にしていけば、自民党への期待も一気に高まるだろう。
(2)もう1つは、広く人材を集め、党を活性化させること。
 政策姿勢が鮮明になれば、民主党にあき足らない若い人材が至るところから手を挙げてくるだろう。そういう人たちを迎えて活躍の場を設けることだ。単に若い人にとどまらず、民間の退職者の中にも無数の志ある人がいる。
 そして、指導者の新陳代謝も欠かせない。ベテランは国会を去るか、あるいは離党して無所属議員となってもらうのが一番よいが難しい。しかし、どんなに困難であっても最小限、離党してもらわなければ展望は開かないだろう。
 谷垣総裁に期待が薄いのは、そんな荒療治ができない人と思われているからだろう。だが、谷垣総裁が世評に反してその方向に進めば、他の人よりももっと大きな支持を受けることにもなる。それを期待するのは無理だろうか。
・・・・・・・・・・・・・
保守政党であるなら、日本の文化に立脚した党に生まれ変わらなければならないだろう。

①日本文化の根幹である“清潔”で“公正”な党に生まれ変わる。

②日本国民が文化的に最も望んでいる安心と安定を保証する。

③文化という複雑系が希求する、明るい未来への展望を示す。

④これが実は最も重要なのだが、上記の三条件と歴史的文化・伝統との美しい調和がとれた政治を約束する。


まぁ、実はどれも簡単なことなのだが、今の自民党には到底不可能だろう。

田中秀征の指摘にある「古い穢れを廃して広く人材を募る」は上記の四条件達成の絶対必要条件だが、それがまず今の自民党には難しい↓。

http://blog.goo.ne.jp/melody777_001/e/2f9d48e849c5a62f052670af37c4b752

自民党も日本のマスコミも中共政府に毒されているからだ。

今は日本国民に利する、あらゆる動きが封じられている。

これは完全な保守の新党結成の方が早いかも知れない。


まぁ、これは民主政治の絶対必要条件である愛国的なマスコミの育成が出来なかった国民自身の敗北なのだ。

しかしまだ希望がある。

日本が簡単に潰れては困る“勢力”も健在だから。

問題は、そこをどう動かすか。


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