2012の終わりに

今年ももうすぐ終わりですね。
この1年たくさんの人に出会いました。
アユと凛がこんな事にならなかったら
出会わなかったろう
でも出会った。
それがよかったかどうかはわからないけど
出会わずにアユと凛がいてくれたらよかった。

去年の今頃はただただ哀しくて、哀しくて
年末をどうやって過ごしたかもよく覚えていない。

世間が嫌で
みんなのやってる事がバカバカしいくて
なぜ生きるのか
なんで生きているのか
わからなかった。
生きてる意味がわからなくて
アユと凛がいないのに生きてる自分が嫌だった。
今も時々そう思う。

「人は生きるために産まれる」と言う話しをしてる人がいた。
私も前はそうだったよ。
死を考えて生きた事なんてなかった。
父が突然亡くなった時だってそんなことは考えなかった。
父の時とは違う。
順番が違う。
誰だって我が子がいなくなる事を想像できない。
小さい孫がいなくなる事なんて考えられないはず
私だってそうだった。
そんな事が起きてしまったから
私の心は壊れたまんま治る事はありません。
だって治せるのはアユと凛だけだもの
だからアユと凛を想いながらでないと生きられない。
死は近くにあると想わないと・・・


みんなが気持ちをわかってくれる訳じゃなかった。
だから嫌な思いも辛い思いもたくさんした。
家族をなくした事のない人が好き勝手に言って
家族をなくして辛い私が我慢しなくちゃいけない
変な矛盾に苦しめられた。
そんな事を繰り返す1年だったけど
気持をすくい上げてくれる人もいて
そんな人達に感謝しています。

まだまだ涙は枯れる事がなくて
時々泣く事もあるけど
涙の止め方も知ってるから心配しないで下さい。
私は大丈夫です。

また来年もアユと凛の影を追いかけて
生きる私です。