AWA311-MCW

安房医療介護福祉連携・東日本大震災支援の会

9/3~4=石巻青空市へのご協力依頼

2011-08-30 21:47:57 | 告知
9月3日(土)・4日(日)に、
これまでも青空市とたきだしで連携させていただいた
介護ショップの小河原さんたちが、下記炊き出しを予定しています。

9月3日(土)10時から 石巻市渡波の黄金浜会館
石巻市復興考える市民の会と協力して300食

9月4日(土)女川町総合体育館(牡鹿郡女川町女川浜痣大原190)
女川社会福祉協議会をとおし 320食

この日程で、AWA311からも参加可能な方がいましたら、どうぞご連絡ください。
3台程車が出る予定です。これまで、集まっております支援物資も運ぶ予定ですが、
現在AWA311のメンバーでもある田邊さんが、石巻に行っており、下記の報告がありました。
要望のある支援物資についてですが、購入して届けてくださるお気持ちの方がおられましたら、
できるだけ、被災地のお店で購入したいと考えておりますので、
支援物資購入カンパ金としてお願いできればありがたいです。

上記の他、千葉の生野菜、果物などは喜ばれますので、どうぞよろしくお願い致します。

Report:8/9=AWA311第二回ミーティング

2011-08-30 21:13:57 | 日記
8月9日(火)住吉寺で【AWA311】ミーティングを開催しました。


○会員数
・安房地域の医療・介護・福祉関係の有志が約140名登録。
・内訳=医師40名、看護師19名、介護職22名、ケアマネージャー18名、福祉職6名、
    ソーシャルワーカー 7名、リハビリ 4名などなど。
・関係団体=大山支援村、NPO法人安房文化遺産フォーラム、房州舫2011。


○活動報告
・被災地からの受け入れ状況(伊藤院長ほか) 6名
 http://blog.goo.ne.jp/awa311-mcw/e/a11e0018c6a09f2a43f88c68875b0b67

・亀田総合病院では、被災地の障害者施設2箇所を受け入れ。

・被災地での支援活動=ローラー作戦や、青空市など。
 http://blog.goo.ne.jp/awa311-mcw/e/199dadea820572201bae0441929b8ebe

・住吉寺を石巻市避難所登録している。


○小野沢滋先生(亀田総合病院)の活動報告

・1ヵ月半被災地へ、今は1ヶ月に1~2回。
日本社会福祉医療協会に所属。ソーシャルワーカーと遊学館から自宅へ帰る人の支援を行なっていた。

・石巻市民病院に行ったとき、亀田総合病院に環境が似ている。“安房地域も元禄津波など起きているので考えなくては”
日枝神社 津波時避難用に築山にという説もある。
顔の見える関係、AWA311-MCW。医師だけでも、市民だけでもだめ、連携をして、防災対策を。
和田の真浦、段丘のうえに「元禄地震でここまで水が来た」という碑が。
今話し合っておくことがムダにならない可能性も。ムダなら「ああよかったね」

・鴨川、避難ビルを増やす。9/25大規模避難訓練。
・平時から準備しなくては。
・当初は、遠隔避難の仕組みを作った後、状況を確認するために被災地に入った。
・普通にスーパーが開いている脇の避難所では野菜が入手できない。
・「災害救助法」の認知度に差が。
石巻市→知らない。
気仙沼市→知っている。把握している最中。
・要介護者の情報を知っているのは市よりも包括支援センター。
・行政の差
石巻市→市の職員が疲れきっている。市役所が避難所代わりに。
南三陸町→プレハブに庁舎。行政機能が動いているため、落ち着いている。
・要介護者の食事が「おにぎり」「菓子パン」と他の人と同じもの。
・自宅に帰ってしまった要介護者は把握しきれていない。
・避難所の差
スポンジを床にしき、一人当たり一畳の避難所も→ブログやメーリングリストに投稿し、行政が対応
湊小学校では「新学期が始まるので教室をあけてほしい」といわれた
遊学館では、三食温かい食事
・ローラー作戦
1万2千人が在宅。うち3人が介護必要。ひどい状況でも自宅に住んでいることに驚き。
4月15日では要介護者ほとんどいない。津波で助かっても、3月20日頃、孤立してなくなる。電気に頼っているため。
初期、平時からの対策が必要
・大川小学校は平屋だった。他は鉄筋3階以上のために被害に違いがでたのではないか。
子供が亡くなったケースは、親が迎えに来て帰った。
・要介護者、助けに行こうとした人が全員亡くなる。助けるのは命がけ。
・薬は普段から余らせておいた方がよい。
薬をやめてしまうと再開が難しい薬(糖尿病など)もある。
治療はカルテが無く、支援医師が3日交代。場当たり的な医療しかできない。
・海沿いの開業医、開業はこりごりと勤務医へ。
・プライマリケア学会では、定住コーディネート支援。
キャンナス菅原さんと「年単位の支援が必要」という話。
阪神淡路大震災で5年の支援。今回は長期化。細く長く、継続的に。
・避難所、小規模はうまくいく。
リーダーがポイント。
日中いる人(学生・女性・若者)がすべて取り仕切る。(男性は瓦礫の片付けに行ってしまうので)
日替わりでくる行政がリーダーの下につく。
リーダーは長くいる必要性。工夫が必要。リーダーの家の瓦礫片付けは協力して他の人がやるなど。
・自分達にできることを広める。勉強会の開催など。
・要介護者をどうするか?在宅医療を受けている人をどうするか?
要介護者は助けられたのではなく、エアマットをしいていたため、助かった。
介護保険者が減る結果に。
・菅原さんの努力が受け入れられていない。
・災害時、施設から施設への移動、グループホームも含めて。
在宅介護者へも情報をオープンにして。
・車での移動は津波で流されるので、要介護以外は車を使用しないほうがよい


○テレビ電話中継=気仙沼市
キャンナス代表の菅原由美さん
気仙沼の在宅療養支援チーム(JRS)を率いる山梨市立牧丘病院の古屋聡先生
急性期から移行してきている


○笠井さん:南房総市の状況
・南房総市長は「市民に任せる」
・区長は高齢で、知恵はあるが体力が不安、若い世代(50~60代)の協力体制が必要。
・自主防災組織は地区任せ、市長がやらなければ区長もできない。
・避難所を探している。15メートル以上ないと。ビル3箇所はすべて海沿い。


Report:8/9=原発とナイチンゲールの映画上映会を開催しました。

2011-08-30 20:32:35 | 日記
8月9日(火)住吉寺で【AWA311】映画上映会とミーティングを開催しました。


◇映画(1) 『病気は回復過程である/ナイチンゲール看護覚え書きより』

 … 看護とは、新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさを適切に保ち、
   食事を適切に選択し管理すること ― こういったことのすべてを、
   患者の生命力の消耗を最小にするように整えることを意味する…

 看護の、医療の考え方のヒントが詰まった映画でした。



◇映画(2) 『原発切抜帖』(土本典昭監督/1982年)

  広島、長崎の原爆投下から映画製作時までの新聞記事の切抜を通して、
  原子力の意味を問うドキュメンタリー。
  30年前と変わらない、今回の福島原発を彷彿とさせる記録作品です。

 

8/20=AWA311支援バザーのお知らせ(by年金者組合)

2011-08-17 08:04:43 | 告知
【AWA311】の震災支援活動基金のためのバザーを開催します。

   ⇒ 印刷用チラシはこちら

全日本年金者組合では、震災支援のために、
手元に多くの方々から物資が届けられていますが、
現地の被災者が必要なものは日々刻々と変化しています。
そこで現金化して【AWA311】の活動基金とするため、バザーを開きます。
衣類、日用品、食器、とれたて野菜等、いろいろあります。

◆日時:2011年8月20日(土)10:00~12:00
◆会場:館山北条海岸・和田休憩所(立教大学キャンプストアとなり)

また、バザー用品をご提供くださる場合は、
前日午後の持ち込みもOKですが、事前にご連絡をください。
小沢:0470-28-0973



    ⇒印刷用チラシはこちら

【AWA311】代表幹事の小野沢滋医師(亀田総合病院)による報告会が開かれます。

◆日時:2011年8月20日(土)14:00~16:00
◆会場:亀田医療技術専門学校2階ホール

小野沢医師は石巻に長く滞在し、被災者の健康支援を続けてきたなかで得た教訓を、次に地震・津波が想定される安房地域での備えとして、多くの提言をしてくださいます。

亀田総合病院地域医療支援部:04-7099-1261



8/19=安房の高校生が震災支援の「魂の講演会」を開催します。

2011-08-16 19:02:31 | 告知

 安房に住むアツイ高校生たちが、震災支援を目的に、
 てんつくマンこと軌保博光(のりやすひろみつ)さんを招き、
 「魂の講演会」を開催します。⇒ 印刷用チラシはこちら
 
◆日時=2011年8月19日(金)18:30~21:00
◆会場=南総文化ホール小ホール




◎プロフィール てんつくマンこと軌保博光(のりやすひろみつ)

吉本で、山崎邦正とコンビを組んでいた元芸人。人びとを勇気づける路上詩人、映画監督『107+1~天国はつくるもの』。環境保護活動、海外支援、高校野球のメンタルトレーニングなど、さまざまな活動を展開。震災以降は、被災者受け入れや原発問題に取り組み、日々精力的に活動しています。

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8/9=原発とナイチンゲールの映画上映会を開きます。

2011-08-09 00:58:48 | 告知

安房医療介護福祉連携・東日本大震災支援の会(AWA311-MCW)の主催で映画上映会を開催します。会員の方以外でも、どなたでも関心のあるに来ていただきたいと思います。
どうぞ皆さんお誘い合わせの上お越し下さい。

■映画(DVD)タイトル
・「病気は回復過程である/ナイチンゲール看護覚え書きより」 ⇒PDF資料
・「原発切抜帖」 ⇒PDF資料

 


■場所=中嶋山住吉寺(南房総市千倉町南朝夷1353)
※ 車の方は、住吉寺の駐車場及び朝夷小学校の駐車場を利用してください。

■参加費=無料
※これまで、当会の被災地での活動に多大な協力をくださっている
全国訪問ボランティアナースの会「キャンナス」の支援目的でカンパをいただければ幸いです。

■スケジュール=8月9日(火)
.
・10:00~10:45「病気は回復過程である/ナイチンゲール看護覚え書きより」
・11:00~11:45 「原発切抜帖」
.
・14:00~14:45「病気は回復過程である/ナイチンゲール看護覚え書きより」
・15:00~15:45「原発切抜帖」
.
・16:45~17:30「病気は回復過程である/ナイチンゲール看護覚え書きより」
・17:45~18:30「原発切抜帖」
.
・21:30~22:15「病気は回復過程である/ナイチンゲール看護覚え書きより」
・22:30~23:15「原発切抜帖」



被災地からの要介護者の受入状況(2011年3~7月)

2011-08-08 19:06:05 | 記録
(1) Kさん 男性 80代
 4月12日 石巻日赤病院から家族とともに、花の谷クリニックへ
 5月7日  死去、石巻へ帰宅。

(2) Aさん 男性 40代
 4月上旬 石巻の遊楽館(避難所)から鴨川のペンションへ
 5月7日 石巻の仮設住宅へ戻る

(3) Sさん 女性 80代
 4月17日 石巻の自宅から南房総の高齢者住宅へ
 7月15日 石巻の自宅へ戻る

(4) Kさん 女性 60代
 5月上旬 石巻日赤病院から亀田総合病院へ
 8月9日 仮退院、鴨川のペンションへ
 8月11日 退院予定、南房総移住希望

(5) Cさん 男性 60代
 5月8日 石巻の遊学館(避難所)より鴨川のペンションへ
 現在も滞在中

(6) Eさん 男性 60代
 5月15日 石巻の親類宅から南房総のグループホームへ
 現在も滞在中

被災地での支援活動記録(2011年3~7月)

2011-08-08 17:22:59 | 記録

4月7~11日   石巻の避難所(湊中学・石巻中央公民館)で健康支援活動
                             看護師2名・針灸師1名

4月10~14日  石巻の避難所(湊中学)で健康支援活動 看護師1名・介護士1名

4月9~10日   石巻ローラー作戦 15名
          ~要介護者・在宅医療の必要者スクリーニングのため被災者自宅を
           戸別訪問

4月16~17日  石巻ローラー作戦(第2回目)参加 2名

4月23~24日  石巻で無料青空市を開催、野菜・日用品などを届ける 26名
          
6月10~11日  石巻の避難所(湊中学・渡波小学校)に寝具60セット届ける 2名

6月26~27日  石巻の集会所(牧山参道会館・黄金浜会館)で炊き出し
          仮設住宅に支援物資を届ける     7名