徳山動物園 赤ちゃんすくすく エミュー

毎日新聞　2009年4月18日　山口東版

http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090418ddlk35040458000c.html

徳山動物園：赤ちゃんすくすく　エミュー、マントヒヒ、ワラビーお目見え　／山口
　周南市徳山動物園で今年もかわいい赤ちゃんが入園者を迎えている。ダチョウの仲間のエミュー、マントヒヒ、カンガルーの一種のワラビー。その小さな姿を見つけた人たちはくぎ付けになっている。

　エミューはオーストラリアだけに生息する飛べない鳥。オスが赤ちゃんの世話をする。同動物園では１３年ぶりの誕生だ。８個の卵から２月に４羽かえったが、育っているのは１羽だけ。飼育員の心配をよそに驚くほどの早さで成長し毎日、柵の中を走り回っている。

　２月に生まれたマントヒヒの赤ちゃんは、所々に毛がない。母親がストレスでむしってしまったそうだ。それでも、５年前に生まれたお兄ちゃんとじゃれ合ったり、元気に育っている。母親のおなかに抱かれていることが多く、まだまだ甘えん坊のようだ。

　４月に母親のおなかの袋から出てきたワラビーの赤ちゃん。カラスから守るため、まだ小屋の中に母親と一緒にいることが多いが、母乳を飲んでいたのが草や野菜を食べるようになり、順調に成長している。【丹下友紀子】

〔山口東版〕



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