インドから招待状が来ました。チャッティスガル州、ダリーラージャラーというところにある、ジャラーラーム寺院の設立7周年式典が5月11日行われるそうです。
ジャラーラームというのは、グジャラーティーの聖人だそうで、グジャラート州のラージコット近く、ヴィルプルという土地にジャラーラーム寺院のメインテンプル(本山?)があります。
ダリーラージャラーのお寺は、私のインドのホストファミリーの家長だったおじいちゃんが中心となり、1999年に完成しました。その後おじいちゃんは亡くなってしまいましたが、長男である現家長が毎年、設立記念祭(4~5月、グジャラート暦による)とジャラーラーム生誕祭(11月)の招待状を送ってくれます。どうやら私も檀家のひとりらしい。
プログラムをみると、早朝5時から夜の9時過ぎまで行事が続くようです。インドのこのあたりでは、4~5月がもっとも暑く、日中の気温は45度以上。行事の一環として、数年前には、100Kmほど離れたドゥルグから、3日かけて徒歩で寺まで歩いたというからオドロキです。
ホストファミリーに泊めていただくと、毎日平均5軒以上の寺参り。日本ではめったにお参りもしないのですが、インドでの寺参りは嫌いではありません。ただ祈る。世の中には人間の力ではどうにもならないことがたくさんありますから。数分祈るだけで、しずかで落ち着いた気分を取り戻せます。
本山のあるヴィルプルには、ジャラーラーム・グッズもたくさん売っていて、最近寺参りに行った現家長が、私にもいろいろ買ってきてくれました。インド国内のいくつかのジャラーラーム寺院の影像を納めたDVDもあり、ダリー・ラージャラーのお寺が出るたびに、「これこれ!ここはダリーラージャラーの寺だ!」と嬉しそうに解説してくれました。
指輪、長年の間に増えたペンダント・トップ、
ステッカー、ジャラーラームつきのボールペン
さすがインド!って感じですね。
仏像なども発祥の地ではなまめかしかったりユニークな表情だったりするのに日本に来ると急に侘びが入って地味~になりますよね。
まあ、日本の仏像は金箔剥げてる状態の方がしっくりきてるのが多いのでそのままが好きなんですけれど。
あ~お寺に行ってないな~。
>どうやら私も檀家のひとりらしい。
(笑)勝手に檀家!
アチラでもお金によるお布施をするものなんでしょうか?
やっぱりペンダントトップになってる
お守り?を頂いたことがあります。
うん、温かい気持ちが感じられていいですね。
インドにご家族がいるって・・・ステキ。
> というかキッチュなグッズの数々…!
ストーンズグッズも真っ青ですね。もちろんプロマイド写真もありますし、線香とか。
ジャラーラームのTシャツはなかったけど、クリシュナとか、ガネーシャとか、oldiesの神様Tシャツはたくさんあって、観光客だけでなく、インドの人も着ていました。
> アチラでもお金によるお布施をするものなんでしょうか?
ココナッツなどの供物の他に、現金も喜ばれます。このお寺では、毎週2回、貧者に対する食事会を開いていたり、診療所もあるので、維持費も大変。私もお布施したら、領収書を送ってくれました。
> インドにご家族がいるって・・・ステキ。
家族というか、びみょーな立場で、それはそれでおもしろかったです。あちこちの親戚を周り、他の親戚の様子を聞かれて、家族間のグチとか人物評などを聞いたりして。(←お気楽)