囲碁日記:明日への一打

囲碁上達を夢見る一アマチュアの日記です。

秋の囲碁まつり

2023年09月17日 23時00分00秒 | 囲碁関連の話題
日本棋院で開催された秋の囲碁まつりに行ってきた。

春に開催された指導碁まつりと同様、「打ち放題パス」を申し込み、今回は5局指導碁を打っていただいた。
他にも色々と催しがあったようだが、指導碁と同じ2階のホールで行われたトークイベントを対局しながら聞いただけで、指導碁三昧の一日だった。

打っていただいた棋士の方がたは、金子真紀二段、桑原陽子六段、武宮正樹九段、首藤瞬八段、大須賀聖良二段。

金子真紀二段。今年三回目の指導碁で、一矢報いたかったが、3子でまたも粉砕された。回を重ねるにつれ、内容は悪くなっている気がする。


桑原陽子六段。6年前の阪急囲碁まつりで打っていただいたことがあり、今回が2度目。3子で挑戦し、褒めていただいた手もあったが、大石が死んでしまい投了。後で以前打っていただいた碁を振り返ってみたら、やはり大石を取られての中押し負けだった。成長していないのが残念である。


武宮正樹九段には、2013年に一度指導いただいた。その時は4子置いたのに武宮九段に置き石をひとつ取り除かれ、3子で打つことになった経緯がある。
今回こそ4子でお願いしようと思い、置き石を4つ置いて待っていたのだが、またも「3つで良いでしょう」と言われ、3子での対局となった。しかもひどいことに、白石にかかっていったら、筋悪を打って頓死してしまい、序盤早々に碁が終わってしまった。しばらく打ったが、さらに死に石が増えただけとなり投了。武宮九段には、隅を指しつつ「タダでとられちゃあね、ハイを打たなければ生きていたのにね」と言われた。
今回、武宮九段に打ってもらうため、ファストパス(プレミアム)を購入していたのだが、これでは折角打っていただいた甲斐がなく、情けなかった。

首藤瞬八段には、4子でお願いし、今回の指導碁のなかで唯一、勝たせていただいた。攻めた手を褒めていただき、悪い気はしなかった。

大須賀聖良二段には、3子でお願いした。大模様で気分よく打っていたが、終盤コウ争いになったところで対応を誤り、中押し負け。局後特に何も仰っていただけなかったので、「どうでしたか」と尋ねたら、初手から並べ返して色々コメントいただいた。
優勢と思っていたのだが、自分ではそうと気付いていなかった疑問手があり、ヨセの大きな手もことごとく白に打たれ、これも気づいていなかったのだが、コウが発生した時点では地合いは白が良くなっていた。勝敗はコウダテの失敗には関係なかったのであった。
勉強になりました。

トークイベントの写真も撮ったので、載せておこう。
「ヒカルの碁を語ろう」の回。


こちらは「棋聖戦展望」。藤沢一就八段が登壇され、お弟子さんのプロ試験の様子や、藤沢秀行先生の思い出話などを紹介されていた。
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