桜ふる路
英語をツールに、できることをしたい。
踏み出しつつふだん感じ、考えたこと。
 



話題は4つあります。でも一つ目がえらい長くなってしまいました。
お時間がおありでしたら、どうぞ



1.サッカーワールドカップの、決勝トーナメントが始まりましたね


ところで、私は把握しきれないほどのメルマガを購読しているのですが、その中の一つ「【ビミョーな言葉研究所】」の23日付号で、印象に残った一節があったので、ここに引用させて頂きたいと思います。
発行者は、和田みちこさんとおっしゃる方です。


これを書いている今は、まだブラジル戦の前です。

配信されるときには試合は終わっていますが、
どんなドラマが待っているのでしょうネ。


オーストラリア戦とクロアチア戦が終わって、言いたいことは、
たとえW杯の舞台で活躍できなかったとしても、
たとえ重大なミスを犯してしまったとしても、
23人の選手たちは、日本を代表する素晴らしいプレーヤーであることに
違いはないということです。(えっ、そんなことは分かってる?(^^;))

マスコミは、実力を発揮できなかった選手やミスした選手をたたくでしょう。
はい、たたかれて強くなるのです。それも仕方ありません。

でも、私たち一般のサポーターは、そのマスコミの論調に乗せられては
いけないと思うのです。


ボールは丸い。
サッカーは何が起こるか分からない。
ブラジル戦が楽しみです♪



(以上、
メールマガジン【ビミョーな言葉研究所】6月23日第183号、「編集後記」より引用。和田さん、勝手にすみません、ありがとうございました)



「私たち一般のサポーターは、そのマスコミの論調に乗せられてはいけないと思うのです」 これには全く賛成。

と同時に、私がピンときたのは、
「ボールは丸い。サッカーは何が起こるか分からない。」
この一節でした。


何が起こるかわからないサッカー、ブラジルに対してもあきらめず立ち向かっていった日本チームには、やはり拍手を贈りたいと思います。

そしてここから、話が飛躍しますが、そう、何が起こるかわからないのです。


現時点から見て未来に何が起こるかは、過去によってある程度既定されてくる部分はもちろんありますが、それですら、本当のところはその時になってみないと、厳密にはわからないですよね。


自分の人生に置き換えれば、これから自分にはどういう未来が待っているのか、きっちり把握できて必ずそのとおりになる人なんて、いません。
何が起こるかわからない。わからないから、怖い。正直なところ、むちゃくちゃ怖い。
実は私もいま、怖いです。


でもそこで。

「何が起こるかわからない」というのは、言い方を変えれば「何でも起こる可能性がある」。
もっと言えば「悪いことが起こる可能性はあるが、良いことが起こる可能性もある」ということ。



“あなたには可能性があるわ”
以前ある人から言われた言葉です。
その人は不治の病で、残された時間もそう長くはないという時でした。
私にはこれからの人生がまだある、ということを示してくださったのでした。

そう言われたとき、亡くなった後、そして今も、その言葉を思い出しています。


可能性がある………って、実は、ものすごく素晴らしいことなのかもしれない――!!

だって、いいことが起こるかもしれないんだから。




残念ながら、「何が起こるかわかっている」、つまり良い展開になる見通しがきわめて低い、あるいは無い、という状況は、ありえますね。
その場合であっても、本当にその悪いことが起こるまで、自分なりに最善を尽くすのが、たぶん一番充実した時間を過ごせる方法、なのでしょうね。。。。。。
(頭では理解しているが)
私は、その言葉を与えてくださったその人に、感謝しています。



「何が起こるかわからない」未来なら、百パーセント悪いことしか起こらない展開は、ありえない。
良いことが起こる確率はゼロじゃないんだ、ということをとらえていたい。―

―でもそのとき、恐怖心とどう闘えばいいんだろう。
そんなことを、ここ2、3日、考えていました。


すると昨日あたりになってふと、
「自分の心の声を、聞くことかな…」
なんて、ひらめいたのです。



今の自分が、何を思い、どう感じているのか。
愉快なのか、ほっとしているのか、満たされているのか。怖いのか、怒りを抱いているのか、悲しみを消せないのか。


自分で自分の気持ちって、意外と分かっていな...くはないか??

それを自分で認めてあげたら、そして
「楽しいんだよね」「こわいんだよね」
って自分に言ってあげたら、どうだろうか。




そんなことを考えたとき、「自分を愛する」うめももさんの記事、「物は壊れるから尊い」未歩さんの記事を、拝読しました。

そうか、やっぱり、と思いました。大げさだけど、人生に対する認識がまた深まりました。
うめももさん、未歩さん、ありがとうございました



…ここまで到達したのはよいのですが、なにせ私は亀の歩み、自分を奮い立たせるにはまだ時間がかかりそうです。
人から見れば、じれったい、グズ、愚か者と思われるかもしれません。

でもやっぱり、自分のペースで進んでいく、それしかない、と思っています。




――こんなに長々書いたのに、結局何が言いたいかわからない文になっちゃった。すみません。
次、やっと本日二つ目の話題。




2.この前受けたTOEICの、成績表が来た。
結果は。。。。。。
ダウンは予想していたものの、前回からなんと60点もダウン!!
(まあ、前回がまぐれだったんだろうなあ。うん、そうに違いない…えっ、それって言い訳?)

これは完全に自業自得。どうしようもない。ほんとにやばい。
やばいと思うんなら、何とかしようよ、私。




次、三つ目。

3.今日、道を歩いていたら中年男性・女性のグループに「西本願寺はどこですか」と尋ねられた。

ぬーっ、西本願寺!わかっているはずなのに、ポンと口から説明が出てこない。
20秒くらい「えーっと…」と客人を待たせて不安にさせておいてから、ようやく、教えてあげられた。
病み上がりのせいだ。。。と思いたいが、やっぱりこれも、準備不足だと言わざるを得ない


さらにその人たちと別れて、何か忘れてる…と思ったら、「お気をつけて!」と言ってあげるのを忘れた!


というのも、英語では、会話した相手と別れるとき、

“Have a nice day!” “Thank you. You too!”

(直訳で、「よい一日を」「ありがとう。どうぞあなたも」)

みたいなやりとりをしますが、私この“Have a nice day!”という言葉が好きなんです。

たとえばスーパーのレジ係のような、一期一会の人も、一番最後に
“Thank you. Have a nice day.”
って言ってくれるんですね。しかも目を見て。
日本だと、「(お釣り)○○円のお返しです。ありがとうございました」でおしまいですよね?「またお越しくださいませ」がつくこともあるけど、正直どう返事していいかわからないし。


「よい一日をお過ごしください(あるいは、よい一日でありますように)」と、相手の幸福を願う思いやり、というのが、温かくて嬉しくて。
うまく、日本語にできないかなあと思っていました。

とりあえずの結論として、「道中お気をつけて」くらいになるのかなあ、と。
今度機会があったら言ってみようかと、思っていたのに、言えなかった。
(しかも今日は雨で、ほんまに足元気をつけなあかん日だったのに

ま、今度またチャレンジしてみよか。



最後、四つ目です。

4.最近、個人的な用事が入ってしまい、ブログのためにPCに向かう時間を、以前ほど持てなくなってきました。
なので当面の間、原則週一回の更新にしようかと思っております。右段のブログポリシーも修正しました。


「ブログ友」の皆さんのページは、これからもご訪問させていただきますが、新着記事を拝読するのが遅くなってしまうかもしれないのと、コメントを頻繁に差し上げるところまでいかなくなってしまうかもしれません。
(私、文章書くのがすごく時間かかってしまうので)
本当に申し訳ありません。

でも、たとえコメントなくても、アクセス解析に残らなくても、ちゃんと読んでおりますので、どうぞご安心くださいませ
いつも楽しみにしております。


そして。
コメントの有無にかかわらず、私のこんなつたないブログを、訪れてくださる全ての皆様。

本当に、ありがとうございます。とても励みになっております。


今までちゃんと申し上げたことが無かったので、改めて御礼申し上げます。




―――

それでは、またお目にかかります。どうかどうか、お体にお気をつけくださいね!
Have a nice day



(新設:「最近の話題」カテゴリ。バックナンバーもこちらから)



コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
ありがとうございました (未歩)
2006-06-26 22:07:18
アスタさん、こんばんは。

明日はリハビリなのでシャワーをしてもらいました。

自分で立てないので湯船は無理です。

一日おきですがとっても嬉しい時間です。

逆ならそんなことようしません。

だから私はお世話されるほうが合っています。



さて本題ですが、アスタさんは真面目な方だなあと思います。

私は大病するまで、深く考えたことがなかったのです。



アスタさんは今のままで充分だと思います。

ご自分のペースで進まれればうまく行きますよ。

少し肩の力を抜いていいぐらいです。



私も「お気をつけて」という言葉好きです。

ハガキの最後にいつも書いてくださる人生の先輩もいます。

あったかい言葉ですよね。



gooメールしました。

いつでも気軽に使ってくださいね。

身体の負担にはなりません。

逆にありがたくて元気が出ます。
 
 
 
TB、ありがとうございました! (うめもも)
2006-06-27 17:01:23
えっと・・・それから、メールもありがとう!

遅くなりましたが、返信しました~。



いろいろ考えていたのだね~。エライ!

そして、ご友人との出会い。いろいろあったんだね~。

うん。自分のペースでいいじゃないですか~?

そして自分で感じて自分で考えて、自分で気付く。

それってすばらしいと思いますよ。



”Have a nice day”私も好きです。

外国人の方には、”Have a nice travel”と声を掛けることもあります。

ほとんどの方、にこやかに笑う。

・・人生は旅です。私、一期一会を旅に強く感じるのね・・・。

旅行中の外人の方は、それを感じるんじゃないかなぁ?

自分が異国を旅したときに、日本語で話しかけられると嬉しかったりしたもん。

英語でも・・・。

”Thank you.”は嬉しいですよぉ~。



アスタさんの心の中でなにかが芽吹き、

それがなにかの具体的形になって現われてくるといいですね~。

マイペースでね~。







 
 
 
未歩さんへ (アスタ)
2006-06-28 20:28:34
私も、実を言うと世話するよりされるほうが好きです。

だいぶ主婦もやっているはずなのに、おもてなしもいまだに下手で

でも人の喜ぶ顔を見るのは、大好きなんです。人のお役に立てる

人生にしていきたいです。



私は根が真面目なわけではないのですが、真面目なことを考えるの

は大好きです。

ただ欠点は、マイナス思考に陥ったとき、堂々巡りになりがちなこと…

そういう時は、様々な人の話を聞いたり、逆に自分で頭を冷す時間

をとったり、するようにはしています。



ブログをやるようになったのと時を同じくして、考えさせられるこ

とがとみに増えました。

人生の岐路に立たされているのか、単に年取っただけか

でも私も未歩さんのように、ステキに年を重ねていきたいです
 
 
 
うめももさんへ (アスタ)
2006-06-28 20:59:15
ありがとうございます。



私は成人するまでは「いい子」っぽくしてきましたが、本当は不器用

でトロいんです。

人に感化されても三日坊主なところあるし、尻を叩いて何かやらせる

ことが、とても難しいヤツなんです。



だから、「~すべきだ」「~しなければ(~にならなければ)ならな

い」という思考を、自分で自分に押し付けると、すんごい拒絶反応を

起こすんです。

やだーっ、耐えらんない、って。

この拒絶反応を、押さえ込んで、あるいは見ないふりをして、過ごし

てきた結果、心が崩壊しかけました。せっかくの若いピチピチの時期に。



(これについては、以前この記事の↓

http://blog.goo.ne.jp/astairene/e/d522cbab4e6e84e913289182b956104e

コメントでうめももさんとお話させていだだきましたね)



今では認識できているので、もうそんなことはありませんが、このま

までは社会性が身に付かないので、どうどう、と自分をなだめすか

して、何の芸を教え込ませようかなあ、というところです。

自分を飼いならすのが、もしかしたら一番難しかったりします

どこまでもマイペースの、アスタでございます!



たしかに、日本語じゃなくても、Thank youって言われたら、嬉しいですね。

人生は旅。。。さすがうめももさん、深いですね。一期一会、本当に

その通りです。



お優しいお言葉、ありがとうございます

 
 
 
フランスでも (ボワシエール)
2006-07-07 00:16:13
私は1年ほどボストンに住んでいたことがありますが、日本に帰ってきたときに物足らないと思ったのが、Have a nice day!でした。お店のレジでも、ちょっと廊下ですれ違った人でも、犬の散歩の途中で出会う人でも、知らない人に対してでも、アメリカでは"Hi!”と声をかけ、日中ならHave a nice day!、夕方ならHave a nice evening!なんて言われました。



フランスでも同じで、Bon journee!(よい一日を)とか、Bon apre midi(よい昼下がりを)などといいます。



日本でも前は、「よいお日和で」とか、「お気をつけて」とか、もっといろいろ知らない人同士でも声をかけあう習慣があったと思うのですが、最近は基本的な「こんにちわ」などすら言えない人が増えましたね。挨拶はコミュニケーションの基本だと思うのですが。。。



小学校で英語教えるよりも前に、「きちんとあいさつをすること」を教えるほうが、「国際人」として育てるために重要ですよね。
 
 
 
ボワシエールさんへ (アスタ)
2006-07-07 19:56:16
フランスでも、やはり同じなんですね!Bon apre midiか…うーん、

思い出してきたぞ、習ったということだけは

HiとかHave a nice day.とかは、あまりに自然に使われるので、けっ

こう訳しづらいですよね。日本語だと相手に声を掛けるという行為が、

仰々しく感じるからかな。。。



日本でも、たしかに昔はそうだったかもしれませんね。

最近、「こんにちは」の用法が変わってきた気がするんです。(昔の

ように)見ず知らずの人に「こんにちは」と言うと、ギョッとされた

りしませんか?どうも、「こんにちは」というのは二度目以降に会う

人に掛ける言葉になってきてるのかなあ、という気が…

でも、他に言いようがありませんものね?



子供たちにも“人を見たら泥棒と思え”的な教育をしなければならな

い昨今、挨拶がなかったらどんどん寂しくなっていく気がしますね。

外国人たちがなぜBon journeeやHiを連発するのか、その背景を理解

させるほうが、小難しい単語を教え込ませるより、もしかしたら大事

かもしれませんね。

小学英語、課題は大きいと私も思います
 
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