~着やすく ・おしゃれに・いきいきと♪~

川崎マイスター栗田佐穂子が、ユニバーサルファッション&おしゃれな介護服の情報や、服飾教育現場のエピソードをお伝えします!

登戸ドレスメーカー学院とユニバーサル服飾高等学院の合同研究発表会に思うこと

2017年05月05日 | ユニバーサルファッション

こんにちは、着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナーの栗田佐穂子です。




登戸ドレスメーカー学院とユニバーサル服飾高等学院との合同研究発表会が行われました。
登戸ドレスメーカー学院の学生は高校卒業後すぐの人と大学で異分野を修了した人、
社会経験をしてから「服飾の仕事がしたい!」と方向転換した人など様々です。

ユニバーサル服飾高等学院には「手芸が好き」「ファッションの仕事がしたい」「人がたくさんいると緊張してしまう」など
色々な想いを持ちながら学び始め、あっという間にファッションの楽しさに夢中になります。

中には「人前で話すのは苦手」と言っていたはずなのに・・・、
全員が研究発表会にて一年間学んだ、デザイン・パターン・縫製理論・色彩応用・
二年生は、立体裁断(ドレーピング)・ピンワーク・教育実習報告・
インターンシップ活動(川崎市長さんのハロウィン衣装デザイン~製作)などを広く・深く発表しました。

社会経験(先生・保母さん・行政職・看護師さん・ヘルパーさん等々)のある登戸ドレスメーカー学院学生の気配りに包まれ、
ユニバーサル服飾高等学院生徒は「自分が持つ優れた能力:知識・技術」に気づき実感することにより、
会場の人々を感動させる発表が続きました。

「徹夜して仕上げた!」と思わず告白したスピーチに笑い、
「初め自分はできない・・と不安だったが、今、完成できた自分を誇りに思う」
「三年間ユニバーサル服飾高等学院でコツコツ学んだお蔭で、大学に合格できた」等々
一人ひとりの言葉に胸が熱くなりました。

いつも思うことですが、
能力の差はない。
能力を伸ばすキッカケに出会わなかっただけ。


研究発表会の目的は
「自分はできる」
「本気ですればできる」
「自分に合わせた努力の仕方が分かれば、できるのだ」と、
自分、自ら気づくこと。


そして翌日は卒業式。
涙を拭い、晴れやかな笑顔の卒業生を送り出しました。

教育に関わる醍醐味に酔いしれたひとときでした。



着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナー 栗田佐穂子
アソシエCHACO総合HP:http://www.a-chaco.com
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新年明けましておめでとうございます

2017年01月03日 | ユニバーサルファッション

こんにちは、着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナーの栗田佐穂子です。




明けましておめでとうございます。

服飾教育に携わって足かけ50年になります。
日常の衣服の多くは家庭で作るという時代から、
一気に既製服の時代に変わっていきました。

当時、街で車いすを使う人の姿を目にすることはほとんどありませんでした。
転んで足を痛めた母を近くの接骨院までおぶって行くのでは苦しいのでは・・と、
椅子に腰かけてもらい、二人がかりで運んだ時の慌てぶりを思い出します。

自分や家族で「体の不自由さ」を体験しないと、
衣服は何気なく着られるものと思い、着脱の大変さに気づきません。

いざ怪我や病気で動きにくくなった時、
初めて「着やすい服」の必要性を思い知ることになります。

かく言う私が20数年前まで、まるで「着やすい衣服」に関心がありませんでした。
家族の交通事故の治療時に、いやおうなしに思い知ることとなりました。

また服飾教育において、様々な事情の生徒に接する中で、
「心の問題」「生徒の家族間の問題」「人の生き方」にまで触れることになりました。

たかが衣服。
その衣服を軸に「幸せ・充実感を得る生き方」の一端に気づきました。


今年もまた、ユニバーサルファッション「着やすく・おしゃれ感のある服」の開発と普及に、
そして、かわさきマイスターとして「ものづくりの楽しさ」を子供からシニアの方々にまでお伝えすると共に、
不登校で悩むご家族と自宅から外に出にくい生徒の皆さんに
「ユニバーサル服飾高等学院」に会えて良かった!と言っていただけるように、一層努力を重ねてまいります。

本年も宜しくお願いいたします。


着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナー 栗田佐穂子
アソシエCHACO総合HP:http://www.a-chaco.com
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ビジネスウーマンアワード2016の[ 大賞 ] を受賞いたしました

2016年12月30日 | ユニバーサルファッション

こんにちは、着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナーの栗田佐穂子です。




ビジネスウーマンアワード2016の大賞を戴くことになり、
改めてアソシエCHACO設立からの10年を振り返ることができました。

服飾教育一筋の教員が「体が不自由なため着脱に困っている人」に「着やすく直す方法を伝える活動」
を始めたのがきっかけで、3事業を展開する運びとなりました。

●服飾教育を中心に講演や出版活動

①登戸ドレスメーカー学院と連携し、高校卒業資格取得ができる「ユニバーサル服飾高等学院」を設立
②かわさきマイスターとして小学生や中学生に手仕事の楽しさを伝える講演・講座を開催
③ユニバーサルファッションの講演と出版活動を実施


●福祉衣料の開発・製造・販売 

高齢者・障がい者・療養中の方にとって「着やすく・おしゃれで心を豊かにし、人としての尊厳を保ち、
介助者にとっても着脱補助がしやすい服」の開発・販売と「着やすくお直し」を実施


●スペースレンタル業

・カルチャースクール運営(手芸・洋裁・パソコン・フラワー・英会話・習字・そろばん)
・多目的スペースを市民にレンタル(会議・講演会・パーティー・撮影会・販売会)


弊社が大切にしていることは
『誰もが人として誇りを持ち、日々笑顔で生活できるお手伝い』を目標に、
相談者のお話にいつでも耳を傾け、問題点の改善に向け精一杯努力することです。


中学校では些細なことから学校に行けなくなった生徒が、
ユニバーサル服飾高等学院においては一日も休まず・遅刻も皆無で、学業に励み、
ユニバーサルファッションショーなどのイベント等々でも活躍していました。

そしてこの度、見事に伝統ある大学の家政学部に合格しました。

教師一同、一丸となって各教科の指導や心のケア―にも心を尽くした成果と胸を熱くしています。

アソシエCHACO設立10年を振り返えると、
沢山の方々のお力添えを戴いたことで、
一歩ずつ前進できたと、深く感謝しております。

少しでも、誰かの役に立つ存在でいられるように、努力を重ねてまいります。




着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナー 栗田佐穂子
アソシエCHACO総合HP:http://www.a-chaco.com
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かわさき市長さんのハロウィン・アワードでの衣装:ユニバーサルファッションを製作しました

2016年11月24日 | ユニバーサルファッション

こんにちは、着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナーの栗田佐穂子です。




20周年を迎えた「かわさきハロウィン」が盛大に執り行われました。

川崎市長さんも仮装して今年も表彰式に出席とのことで、
登戸ドレスメーカー学院とユニバーサル服飾高等学院の有志が製作に取り組みました。

趣旨を踏まえた上で、楽しく・着やすいデザインをコンペ形式で決めるところから始めました。
オリジナルデザインなので、ユニバーサル服飾高等学院2、3年生が今までの製図の知識を振り絞ってパターンを引き、
五分の一のボディーで仮縫い。

登戸ドレスメーカー学院の専攻科・研究科のベテランさんも加わり要尺を見積もり、素材選びの買い出しへ。
裁断・仮縫い・補正を経て、縫製。

理論をを実践にて確認することにより、応用力を身に付けられるチャンスです。
個人の技術レベルに応じて、力を発揮するときです。

デザイン画と違わぬシルエットを生み出すまで、何度もやり直す専攻科生。
暗くなるまでコツコツと手仕事に没頭するユニバーサル服飾高等学院1年生。

チームワークの作り方、諦めずに取り組む責任感、技術の上達以上に大切なものを得ていきます。
教員も影になり日向になりながらの応援が、「イベント製作を活用しての教育」の一端となります。

地に足の着いた服飾知識と技術から作り出された「確かな作品」は、見る人に伝わります。

ユニバーサルファッションは「おしゃれ感・着やすさ・着る人を豊かな心にする」こと。
着やすさなどそのポイントをパターン作りから縫製までに、見事に網羅できていたことに感動しました。

藍より出でて、藍より青し・・・をまた感じたハロウィン衣装製作でした。



着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナー 栗田佐穂子
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教科書にKURITA提案のユニバーサルファッションショーが掲載されました

2016年07月28日 | ユニバーサルファッション

こんにちは、着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナーの栗田佐穂子です。






毎年開催してきました「ユニバーサルファッションショー」が開隆堂出版の教科書に掲載されました。
小さな会場でスタートしてから20年が経ちました。

1998年頃、神奈川県立女性センターの大ホールで開催したときのことです。
都心から離れた“江の島”の大橋を渡った島の裏側に、
続々と足早に歩いて来られるたくさんの方々を窓越しに見た時は、
心が引き締まる思いでした。

夜のNHKニュースで「高齢者・体が不自由な方のための 着やすく・介護しやすく・おしゃれな服」として紹介されました。
片側のまひが残る方々の団体や脳性まひによる車いす使用の小学生の団体の皆様もモデル参加してくださいました。

糸の詩のメンバーや市民活動の男性方々、登戸ドレスメーカー学院の学生たちと教職員が、力を合わせて成し遂げました。
翌年・翌々年の舞台作品は、NHK番組「おしゃれ工房」で作り方を紹介したりと、普及活動を続けて来ました。

実はまだまだユニバーサルファッションについて知っている人は一握りです。
歳をとって脱ぎ着が困難になったとき、怪我をして着られなくなったり、五十肩やリウマチのため肩が動かしにくくなったり・・・・と、
誰にでも起こりうる「着脱の不自由さ」。

元気な時は自分も家族も不自由な人の想いに気が付かないのです。

T・P・Oに合わない着方やだらしないと見られてしまう着方から小さな偏見が生まれてしまいがちです。
衣服には人としての尊厳を維持する小さな働きがあるのです。


たくさんの想いを込めて、ユニバーサルファッションショーを開催してきました。
これから育つ子供たちが、「ユニバーサルファッションが伝える何か」に心を留めてもらえたらありがたいことです。

中学生の教科書でユニバーサルファッションを取り上げていただけたことは、とても意義深いことだと思います。



着やすく・おしゃれなアイディア服デザイナー 栗田佐穂子
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