暖かかった11月が過ぎ、いよいよ冬本番の12月。
12月16日、雪が降る前に、一丁田の草を刈って、燃やすことにしました。
大勢の会員が集まり、作業がはかどりました。
無事に終わってやれやれです。
子供達は氷割りをしていました。
普段は手が回らない、休耕地もすっきりきれいになりました。
ここに、ひまわりを植えようか、いや、このままススキを生やして、
カヤネズミの原っぱにしようか・・・・・
考えているところです。
午後からは臨時総会を開催。
参加者は8名+子供2名でした。
12月2日、長野県環境保全研究所主催のH30年度信州自然講座in佐久市にて、
東信自然史研究会は事務局の依田が
「棚田保全活動における地域との関わり」
(大沢一丁田での活動を中心としたお話)
を発表しました。
ポスター発表では、木内による美笹自然園での調査(植物分野はハンノキ会のデータによる)
を発表しました。
近隣で活動している団体さんとも交流ができました。
どの団体も、人手が足りない・・・という声が聞かれる中で、
お互い手を取り合って、活動していきたいと思いました。
大沢一丁田のモニタリングサイト1000里地調査です。
今年も夏に発見できなかったカヤネズミの巣。
さて、秋には作っていたでしょうか・・・・・
ありました!
私たちが管理している田んぼのさらに上、
休耕田の脇のチガヤに2つ。
もう、子育ては終わってるし。。。
写真右側の巣に指を突っ込んでみたら、ぐにゃっとした感覚。
なんと中に1匹のカヤネズミが眠っていました。
お互いびっくり。
カヤネズミは巣穴の後ろ側から逃げていきました。
カヤネズミの写真はうまく撮影できず・・・・
そして、ひまわり畑の下の畔、
ススキに1つ(作りかけか、小さかった)。
今年も巣作りをしていたようでほっとしました。
巣さがしの後は、草地維持のため、草刈りをしました。
グリーンシーズンは月に1度、モニタリングサイト1000里地の植物調査を行っています。
調査地の大沢一丁田はいい感じで畔草が生えています。
この時期、開花している草本類は少ないのですが、ランの仲間はなぜか、この時期開花します。
こちらはクモキリソウ
ニイニイゼミの抜け殻も発見!
もう夏ですね。