今日は永福(東京 井の頭線)の「永福和泉地域区民センター」で、13時~17時までまでみっちり雪山登山のためのロープワーク講習を実施しました。参加人数は6名でした。高校の山岳部が一緒の同級生の方が3名来られていました。
内容は、雪山特有のリスク、雪山登山装備と選択のポイント、雪山装備・ロープワークの基礎、雪山でのロープワークの4つに分けて実施しました。
■講習内容
0.参加者の自己紹介:せっかくなので、参加者全員に登山経験、雪山への憧れなどを話してもらいました。
1.雪山特有のリスク:雪山に対しての事前対策(準備)と事後対応(現場)をリスクごとに書き出してもらい、皆さんに発表してもらいました。雪山特有の装備・知識は、雪山特有の技術やノウハウ、留意点、リスク等を共有し、特に、雪山最大のリスク「濡れ」に対してしっかり対策、対応することが重要だということをお伝えしました。また、後半のロープワーク講習がなぜ必要か、ということもお伝えしました。
2.雪山登山装備と選択のポイント:雪山の装備では、これから雪山装備を揃えるため、概要レベルを説明しました。各装備の分類、選択のポイント、使用感等をお伝えしました。
3.雪山装備・ロープワークの基礎:カラビナ・ハーネス・スリング等の装備の名称と選択のポイント、簡単なロープの結び方を説明しました。
4.雪山でのロープワーク:自己確保の仕組み、フィックスロープの自己確保の方法等を講習しました。
実際の雪山に行ってみないとわからないことが多々あると思います。この講習は一つのきっかけでしかないので、多くの夏山装備を流用できるスノーシューや入門イベントから始めることをおすすめします。
■写真
↓まずは雪山特有のリスクの認識を合わせます。
↓後半はロープ、ハーネス、カラビナ、スリング等をいろいろ使って講習しました。
↓既にだいぶ夕方です。
↓みんなでフォローしあいます。
↓終了時間も近づいてきました。外は真っ暗でした。
お疲れ様でした。
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