↑午後は和室へ。座椅子を机代わりにします。
今日は目白の「田端区民センターふれあい館」で、朝9時40分から16時30分までみっちり雪山登山のための机上講習を実施しました。
参加者は、UTGさんご夫婦、NMTさん、HRDさんの4名。雪山の初心者もしくは久しぶりの方が多く、机上講習の内容もマッチしてたのではないでしょうか。
内容は、導入、装備、生活、雪山特有の事項の4つに分けて実施しました。
0.導入では、せっかくなので参加者の山経験、雪山に対しての思い等を共有しました。
1.雪山の装備では、これから雪山装備を揃えるための様々なメーカーの比較、各装備の分類、選択のポイント、使用感等を共有し、様々な疑問や考えを色々意見交換しました。
2.雪上での生活では、シングルウォールとダブルウォールの実際にテントを立てて見たり、テントの中での生活や食事の事例から、雪山生活での留意点や暖かくするポイントを説明しました。シュラフ、マット、シート等を実際に見れたので、雪山テント生活のイメージがわいたのではないでしょうか。
3.雪山特有の装備・知識は、雪山特有の技術やノウハウ、留意点、リスク等を共有し、特に、雪山最大のリスク「濡れ」に対してしっかり対策、対応することが重要だということをお伝えしました。
実際の雪山に行ってみないとわからないことが多々あると思います。この講習は一つのきっかけでしかないので、多くの夏山装備を流用できるスノーシューや入門イベントから始めることをおすすめします。
■講習内容
0.導入
雪山登山とは
1.雪山の装備
1-1. 雪山登山靴
1-2. シェルレイヤー
1-3. ミドルレイヤー
1-4. ベースレイヤー
1-5. バラクラバ、サングラス(替)、靴下(替)、替え衣類、ツパッツ
1-6. 手袋
1-7. アイゼン(クランポン)
1-8. テント
1-9. シュラフ
2. 雪上での生活
2-1. 雪山でのテントについて
2-2. テント設営方法
2-3. テント生活
2-4. 水作り
2-5. 無雪期装備の流用について
3. 雪山特有の装備・知識
講習会後は、みんなでキャラバン本店(巣鴨)へ。サレワ、カンプ、キャラバン、ガルモント等のウェア、ブーツ、ギア等を色々物色しました。
■講習会の様子
↑シェルレイヤー(アウターシェル)の説明。引っ張ったり、着たり、色々試します。
↑雪山登山靴、インソール、アイゼン、ゲイター(スパッツ)の説明。
↑登山靴の説明。
↑テント設営の説明。
↑雪山用のテントを実際設営し、設営方法、無雪期テントとの違いを説明しました。
↑最後はみんなで協力しきれいに折りたたみます。
↑午後は場所を和室に代えて、雪上生活の説明です。暖かく寝る工夫、水作り等の説明。
↑小物、食事、行動食の説明。
↑いつもの自分の食事と比べてどこが違うのかを良く確認します。
↑NMTさん。頭をかかえてます。
↑グローブの説明。インナーグローブ、アウターグローブ、オーバーグローブ。
↑講習後、巣鴨のキャラバンショップへ立ち寄りました。
お疲れ様でした。
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