川端誠司ブログへようこそ

シンガーソングライターです。オセロが趣味でユーチューブで選手宣誓の場面を見れます。川端三段と打ち込んでください。

「ゼット始動!」 

2018-12-24 20:00:00 | クルマ詩
「ゼット始動!」    

彼が夜の高速を走っていた
彼が乗っているクルマはニッサンフェアレディゼット!
彼が子供の頃から憧れたクルマだった

世の中にはこのクルマのスタイリングに魅せられた
人たちがたくさんいる
彼もその一人だった

「ゼットに乗らずしてスポーツカーは語れない!」
それが彼の口癖だった

彼はゼットを買うときディーラーに
色を指名した
ボディカラーはイエローと!
スポーツカーが一番映える色、イエロー!
彼はそう思っている一人だった

かつて「料理の鉄人」というテレビ番組があった
そこで挑戦者が3人の鉄人の中から戦う相手を
一人、指名する場面があった
その場面を彼は模したのだった!

それほどまでに彼が力点を置いたボディカラーの選択!
3原色の1つ、イエローの選択は彼にとって
譲れない、妥協できない1点だったのだ!

納車の日、ディーラーが運転するゼットが、
自宅に届けられた
イエローのボディとともに・・

「我が家にゼットが来たんだ!」
オーナーの口から思わず声が出た

オーナーは改めて
ゼットとそのイエローのボディに魅せられた
「なんてすばらしいクルマなんだ!」
「形も色もゴージャスすぎる!」
「今日から自分がこのクルマのオーナーなんだ!」
そう彼は思った

「はい、これがキーです!」
ディーラーからオーナーに しかと手渡されたキー!
重みがあった

彼はそれをギュッと力を入れて握りしめた
彼にはそのキーがフェアレディゼットの
オーナーだけが持つ勲章に思えた

ヘッドライトが錨(いかり)型へと
形を変えたニューゼット!
彼はこのニューモデルのヘッドライトに魅せられたのだった

ヘッドライトが平行四辺形のような造形の
前モデルには今一つ感じるものがなかったオーナー!

「どうせなら俺の肺腑をえぐるゼットであってほしい!」
「オレはそれを待つ!」
そう思っていたオーナー!

「これだよ、これ!」
「このモデルはオレを完璧に満足させてくれる!」
「待った甲斐があったな!」と彼は思った
「それに、もうこれ以上待てないから」ともオーナー

オーナーが届けられたゼットに乗り込む!
エンジンがかかった
エンジンが唸り声を上げる!

ゼット始動!
さあ、車道に乗り出そう!
オーナーがゆっくりハンドルを切り、
ゼットがオーナーの自宅の車庫から
車道へと躍り出ていく!

そして彼は制限速度まで速度を上げた
「なかなかの走りだ!」
「乗り心地も最高だ!」
と走りながら彼がゼットを絶賛した

日常にそしてレジャーに乗るクルマとして、
また癒やされたいときに自分を癒やす
癒やしグルマとして、
彼はこのクルマに乗りたい、と思ったのだ

クルマとともに、
ゼットオーナーとしての彼、も始動した
彼のゼットオーナーとしてのキャリアが今日スタートしたのだ!

「ゼットを買ったら、いくらクルマ好きの自分でも
もうやることがない!」とオーナー
うれしい悲鳴だった
「でも時間が経てばまた何かやりたいことに出会えるさ!」
とオーナー!

日本全国の、そして世界のゼットオーナーの
仲間入りを果たした彼!
それを思い得意げの彼!

でもとにかくスポーツカーなんだから
安全運転に徹しないといけない、と
彼は安全運転への誓いを新たにした

彼に課せられた使命はこのクルマを乗りこなし、
楽しむこと!
「さあ、今日からこのゼットを思う存分乗りこなすがいい!」
彼が自分にそういった

ゼットオーナーとして夜の高速を走る!
ウィンドーを開けると、
心地よい夜風が車内に入ってきた
「これを味わわないと片手落ちだわい!」とオーナー!

彼は夜の高速を走りながら、
スポーツカーに乗るさわやかさを全身で味わい、受けていた
そして「夢が叶えば、あとは乗るだけだな!」とオーナーはいい、
思いきりニヤついた!

新生ニッサンの象徴、フェアレディゼット!
乗る人をしあわせにするクルマ、
フェアレディゼット!

平成30年、また一人のゼットオーナーが誕生した!
それが彼だった!
今日彼がゼットとともに、
新しいクルマライフを始動させた!
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