上州骨董日記2

群馬県伊勢崎市の骨董品買入、「骨董くりはら」主人の日記

森村酉三 「兎」

2012-10-27 16:50:44 | 日記
昨日、伊勢崎市在住の叔父から、森村酉三 「兎」の置物をいただきました。

群馬県立近代美術館には、森村酉三の「鯰」の置物が展示してあるそうです。



鋳金工芸家。1897(明治30)~1949(昭和24)年。佐波郡宮郷村(伊勢崎市)の旧家森村家に父親連太の三男として生まれる。酉三の命名はその生年(丁酉)にちなんだものである。1918(大正7)年東京芸術学校鋳造科入学、在学中に農商務省美術展に入選し、卒業制作『経筒中子付』は学校買上げとなる。卒業後池袋にアトリエを構え制作を続け、1927(昭和2)年第四部としての初めて工芸部門の設けられた第8回帝展に『鋳銅飾花瓶・燈』が入選。以後第18回展まで連続入選し、1944年無鑑査となる。この間、パリの御大帝記念日本美術展、サンフランシスコの汎太平洋博覧会にも選ばれて出品するなど、海外にも紹介される好評を得るが、酉三の名を広く後生に残すことになったのは、1934年に制作された高崎観音山の「白衣大観音」の原型である。また鋳金制作のかたわら『爆弾三勇士像』など多くの彫刻作品を県内に制作したが、大半が戦争中に壊された。1941年群馬美術会(県美術会の前身)の設立に尽力したことで知られる。
                                     (インターネット美術館より)

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