それは 一目ぼれ。
地下倉庫でボクのデザインした服を嬉しそうに愛しそうに眺める君
モデルとしてだけではなく何か惹かれるものを感じていた。
相沢から『リサちゃんには大阪に愛しの彼氏がいるんだからいじめるなよ』
と恋人の存在を聞いてもその気持ちを消すことなんてできなかった。
ボクの心の中で思い続ける分には自由だよね?
誰にも責められるわけがない。
ボクは彼女の事を愛している。
今まで その気持ちを封印して
モデルとしてスタイリストをめざす後輩としてずっと見つめ続けてきた。
その声を聞き 笑顔を補完し 気配を楽しんだ。
そう…
その愛は伝えることも出来ない。
ボクの気持を知らないリサは 目の前で幸せそうに恋人の話をしてきた。
『アンリ 大谷からメール来た♪』
『なぁ日本からここまでの電話代っていくらぐらいかなぁ』
『大谷が…』
正直面白くない。リサの愛情すべて大谷(カレ)だけだから…。
けれどそれは仕方ないことボクがリサに逢うより先に彼は出会ってたんだから
恋愛は自由。
夢の中のリサはボクだけを見つめ笑いかけてくれるから
何度も抱きしめてキスをしてくれる…
現実はツライ…んだけどね。
そんなボクの恋に青天の霹靂
日本に休暇で帰国したリサが泣きながらボクの前に現れた。
泣かしたのは大谷?
『アンリ…大谷におまえなんか彼女ちゃうって言われた。』
『どうして!』
『アンリとあたしの事 誤解して… 』
『Cet idiot』
(あのバカ野郎)
正直頭に血が上って日本へ行って殴ってやろうと思った。
胸倉をつかんでリサはボクが幸せにするって言ってやろうと思った。
チャンスだ…
なんて不思議にも思う事はなかった。
ただリサが心配でしかたなかった。
『リサ…ムリして笑わないで 悲しいときはボクの胸でも背中でもなんでも貸すよ。』
『ア…アンリぃ…』
そうムリなんてしないで…。
ぎゅつと抱きしめるとリサの身体がこわばった。
『リサ…』
ボクがそばにいるよ。今は何も求めない望まない。
ただそばにいるから…警戒しないで
『よしよしっ…リサ なんなら今日は添い寝でもしようか?』
『えっ?』
『あはははは ねえそんな彼捨ててボクと付き合おうよ』

地下倉庫でボクのデザインした服を嬉しそうに愛しそうに眺める君
モデルとしてだけではなく何か惹かれるものを感じていた。
相沢から『リサちゃんには大阪に愛しの彼氏がいるんだからいじめるなよ』
と恋人の存在を聞いてもその気持ちを消すことなんてできなかった。
ボクの心の中で思い続ける分には自由だよね?
誰にも責められるわけがない。
ボクは彼女の事を愛している。
今まで その気持ちを封印して
モデルとしてスタイリストをめざす後輩としてずっと見つめ続けてきた。
その声を聞き 笑顔を補完し 気配を楽しんだ。
そう…
その愛は伝えることも出来ない。
ボクの気持を知らないリサは 目の前で幸せそうに恋人の話をしてきた。
『アンリ 大谷からメール来た♪』
『なぁ日本からここまでの電話代っていくらぐらいかなぁ』
『大谷が…』
正直面白くない。リサの愛情すべて大谷(カレ)だけだから…。
けれどそれは仕方ないことボクがリサに逢うより先に彼は出会ってたんだから
恋愛は自由。
夢の中のリサはボクだけを見つめ笑いかけてくれるから
何度も抱きしめてキスをしてくれる…
現実はツライ…んだけどね。
そんなボクの恋に青天の霹靂
日本に休暇で帰国したリサが泣きながらボクの前に現れた。
泣かしたのは大谷?
『アンリ…大谷におまえなんか彼女ちゃうって言われた。』
『どうして!』
『アンリとあたしの事 誤解して… 』
『Cet idiot』
(あのバカ野郎)
正直頭に血が上って日本へ行って殴ってやろうと思った。
胸倉をつかんでリサはボクが幸せにするって言ってやろうと思った。
チャンスだ…
なんて不思議にも思う事はなかった。
ただリサが心配でしかたなかった。
『リサ…ムリして笑わないで 悲しいときはボクの胸でも背中でもなんでも貸すよ。』
『ア…アンリぃ…』
そうムリなんてしないで…。
ぎゅつと抱きしめるとリサの身体がこわばった。
『リサ…』
ボクがそばにいるよ。今は何も求めない望まない。
ただそばにいるから…警戒しないで
『よしよしっ…リサ なんなら今日は添い寝でもしようか?』
『えっ?』
『あはははは ねえそんな彼捨ててボクと付き合おうよ』