アルゼンチンアリ撲滅キャンペーン

ここはアルゼンチンアリを撲滅するためだけのブログです。奴らがいなくなるまで続けます。一つのネタで続くかな・・・

設置型(エサ型)の薬剤

2005年10月27日 | Weblog
設置型の薬剤はどのように使うべきか。それは巣の位置が分からないときだ。巣の位置が分かっているなら液剤を使う方がよい。自分の場合、庭の外からやってくるアリにのみ使用している。それでは設置型の薬剤を比較してみる。比較するのはフィプロニル系の下記の2つ。それぞれ内容に特徴がある。つまり、「1個あたりの量」をとるか、「量よりも個数」をとるかである。

アリカダン 巣のアリまとめて退治 3個入り (爽快ドラッグ)
定価577円(税込)、内容:3.5gX3個

コンバット アリ用 4個入り (爽快ドラッグ)
定価472円(税込)、内容:1.5gX4個

アリやハチには仲間どうしで危険を知らせる「警戒フェロモン」というのがあるらしい。これのせいかどうか分からないが、薬剤を設置した日にはたかっていたアリ達が、次の日にはたからなくなることがよくある。一度たからなくなった容器はフェロモンが付いているためか、場所を変えてもほとんどたからない。つまり、「アリカダン」では薬剤が多く残ってしまう分、無駄なのである。薬剤の量が少なくても4個入りの「コンバット」の方が有効に使える気がする。

ただし、「アリカダン」の薬剤は「食べる用」と「触れる用」の二重構造になっているので、「コンバット」より効き目はありそうだ。それから容器がクリアケースなので、アリがたかっているのが見えてよい。「コンバット」は中が見えないので、どうも納得がいかない。おすすめは「コンバット」だが、気分的には「アリカダン」を使いたい。

ここまで書いてなんだが、自分は今、別の製品を使っている。横浜植木の「アリメツ」という製品だ。フィプロニル系ではないが、薬剤に弱いアルゼンチンアリには効いている。そしてなによりコスト的に安い。薬剤が小分けされていないので、自分で容器を準備しなければならないが、必要な量だけ設置できるので無駄がない。詳しくはまた今度。

アリメツ (横浜植木)
定価525円(税込)、内容:55g

カイガラムシの写真

2005年10月24日 | Weblog
先週末から急に寒くなってきた。その影響か駆除の成果か分からないが、家の中でアルゼンチンアリを見なくなった。相変わらず庭には行列が出来ているが、気にならない程度だ。

ところで、庭の木についていたカイガラムシの写真です。ちょっと気持ち悪いので虫嫌いの方は拡大しない方がいいです。ちなみに下記のサイトによると「ルビーロウムシ」というカイガラムシの一種でした。

カイガラムシのいろいろ
http://www.afftis.or.jp/kaigara/iroiro2.htm

結果2つ

2005年10月23日 | Weblog
先日見逃したアリの巣は見事復活した。前に液剤で撲滅した場所だ。つまり薬剤(フィプロニル)の効果はそんなに長続きしないということだ。やれやれ・・・。

それから枝を切った庭の木は大成功!アリがまったく登っていなかった。ちょっと切り過ぎてみすぼらしいが、庭に興味はないので良しとする。それよりも木に登って切ったので体中が筋肉痛になってしまった。やれやれ・・・。

こんなところに巣が

2005年10月23日 | Weblog
週末は計画していた通り、庭の木の枝を切った。枝には気持ち悪いぐらいカイガラムシが付いていた。それより驚いたのは、木のくぼみの中にアルゼンチンアリの巣があったことだ。木屑のたまっているところに数百匹程度の巣が2ヶ所あった。今まで登っていると思っていたアリは実は降りていたのだろうか・・・。

そう言えば初めて女王アリを見つけた。くぼみの巣を駆除する前に木屑を突ついていたら中から出てきた。大きさは働きアリの3倍ぐらいだった。女王アリは動きが鈍く他のアリの世話になっているものだと思っていたが、他のアリと変わらず普通に歩いていた。

中継基地か!?

2005年10月21日 | Weblog
今朝、庭の木を見ると、例のごとくアルゼンチンアリが登っている。前に比べれば4分の1ぐらいの行列であるが、それでもかなりの数である。近くの巣はすでに撲滅しているので、行列は少し離れた位置から続いている。ところが、よく見ると撲滅したはずの巣に出入りしているアリがいる。まるで中継基地にしているようだ。まさかこのままほっておくと、巣が復活してしまうのだろうか?今回は観察のため見逃すことにした。さてどうなることか・・・

フィプロニルの危険性

2005年10月20日 | Weblog
フィプロニルは、ペットのノミ・ダニ防止用薬剤や農薬に使われているようです。比較的安全だから使われてきたのでしょうが、やはり薬剤は薬剤、絶対に安全ということはないだろう。フィプロニルは20℃ぐらいではほとんど気化しないようですが、直射日光が当たるような場所では気化すると思います。それを吸入することが一番心配です。家には小さい子供が2人いるので出来れば使いたくないのだが・・・

ちなみに下記の「フランスでのフィプロニル問題」は、農薬として使用すると害虫以外の虫(蜜蜂)まで死んでしまうことが問題だったようです。逆に考えると殺虫剤としてはかなり強力な成分なんだと思います。しかもアリとハチは同じ仲間だから更に期待できる。

★フィプロニルは、水生生物に対して非常に強い毒性があるみたいです。川や池などの水辺では使わない方がいいかも知れないですね。

■フィプロニルの特性
国際化学物質安全性カード フィプロニル
JPCCN化学物質特性データシート フィプロニル

■ペットのノミ・ダニ防止用薬剤
日本小動物獣医学会 犬のミミヒゼンダニ寄生に対する10%フィプロニルの治療効果
ラブラブ団 ノミ・ダニ防止用薬剤の安全性

■フランスでのフィプロニル問題
2003/06/09 殺虫剤フィプロニルで蜜蜂大量死
2003/09/20 蜜蜂大量死の原因はフィプロニルによる種子被覆処理と判明
2004/02/20 フランス司法官、フィプロニル製品(殺虫剤)の販売停止を命じる
2004/02/23 農業者・農薬企業、フィプロニル・イミダクロプリド殺虫剤禁止の動きに反駁
2004/02/24 フィプロニル殺虫剤を販売停止に
2004/02/27 フランス食品衛生安全庁、殺虫剤・ゴーショの蜜蜂への影響の暫定研究結果を発表
2004/03/01 フィプロニル等殺虫剤論争が激化、バイエル社労組は「工業的」養蜂批判
2004/05/26 殺虫剤・ゴーショのトウモロコシ種子処理使用を停止

巣には液剤

2005年10月18日 | Weblog
下記のサイトの一部に次のようなことが書いてあった。
「ニュージーランドのティリティリマタンギ島(11ha)ではフィプロニルを含む新規薬剤を使って、アルゼンチンアリ(Linepithema humile)の根絶に成功した。」

オーストラリアの国立公園における外来アリ2種の根絶
http://www.niaes.affrc.go.jp/magazine/mgzn060.html#06007

さっそく試してみようと思い、フィプロニル系の液状殺虫剤を探してみた。一つ見つかった。

フマキラー アリカダン 巣のアリ退治液剤 800ml 有効成分:フィプロニル 店頭:498円(税込)
http://mm.fumakilla.co.jp/products/garden/2002_11_10.html

すぐに近くのホームセンターで購入し、使用してみた。なんと効果てき面!!逃げたのか撲滅したのか分からないが、とにかく撒いた翌日には巣からアリがいなくなる。効きすぎて、その毒性が不安になるくらいだ。フィプロニルの毒性については、また調べて報告する。

★ついでにコスト計算
今回購入した「巣のアリ退治液剤」の定価がよく分からないが、店頭で498円でした。同じ棚に「アリの巣徹底消滅中」が並んでいたが、同じ498円でした。効果は比較していないが、量だけで考えるなら「巣のアリ退治液剤」の方がお得です。  ただ、ボトルの口が結構大きいので、撒くときに液がドボドボッと出てしまう。なんか必要以上に撒いている気がする。この点は検討の余地あり。

アース製薬 アリの巣徹底消滅中 500ml 有効成分:プロポクスル(カーバメイト系) 店頭:498円(税込)
http://www5.mediagalaxy.co.jp/earth-chem/products/insecticide/023/

カイガラムシ

2005年10月17日 | Weblog
家の庭には4mぐらいの木がある。何の木かよく分からないが、アルゼンチンアリがいつも行進で登っている。そんなにおいしい餌があるのだろうか?実はこの木の下には庭で最大のアリの巣があった場所だ。この場所はすでに撲滅したが、今は離れた場所からアリが来るようになった。気になったのでちょっと調べてみた。どうやらアリのお目当てはカイガラムシのようだ。と言ってもカイガラムシを食べているわけではなく、アブラムシと同じように、おしりから出す液をもらいに来ているみたいだ。こんなところに伏兵がいたとは・・・。今週末はこの木の枝を全部切ろうと思う。

コストを考えよう

2005年10月15日 | Weblog
アルゼンチンアリはかなりしぶとい。おそらく長期戦になる。そうすると気になるのは殺虫剤のコストだ。自分が購入したことのあるスプレータイプの殺虫剤を比べてみる。

アリフマキラー(300ml)  定価682円(税込) → 227円/100ml
アリフマキラー(450ml)  定価882円(税込) → 196円/100ml
アリキンチョール(300ml) 定価903円(税込) → 301円/100ml

結果はアリフマキラー(450ml)が安い。ちなみにアルゼンチンアリは薬剤に弱いのでどれでも効果は変わらないと思う。つまり単純に考えるなら安い方がよいことになる。ところがアルゼンチンアリはコンクリートなどの隙間によく巣を作る。本当に小さな隙間でも入り込む。そうすると隙間にスプレーするためのロングノズルが必要になってくる。

紹介した2つの殺虫剤にはどちらにもロングノズルが付いている。しかし、アリフマキラーのものは塩ビ?の細いパイプで、隙間に入れにくいし、すぐ曲がってしまう。それに対してアリキンチョールのものは金属製の丈夫なパイプである。太さもアリフマキラーのものより細い。隙間のアリを退治するなら絶対アリキンチョールがよい。

だから自分は2つを併用している。行列に対してはアリフマキラー、隙間にはアリキンチョールという感じだ。ただ、それにしてもコストがかかり過ぎる。そのためもう一つの方法をあみ出した。ちょっと危険なのだが、携帯用ガスバーナーを使うのだ。アリの行列に対しては絶大な効果がある。まさに瞬殺である。ガスボンベは安くて1本130~180円ぐらいで買える。そしてボンベ1本で殺虫剤の3倍以上は使える。コスト的には圧倒的に安い。今は、庭の行列にはガスバーナー、家の中や火が危ない場所にはアリフマキラー、隙間にはアリキンチョールという具合だ。

ガスバーナーを買うときは、コンロ用のガスボンベを使えるタイプを選んでください。専用のガスボンベじゃないとだめなタイプがあるので、それだとボンベ代が高くついてしまいます。値段は安いものなら3000円以下であると思います。自分はホームセンターのキャンピングコーナーで特価品1980円を見つけました。

アウトアド用バーナー 「チャッカリ君Ⅱ EC-300」 定価3,800円
http://www.sakae-seiki.co.jp/product/burner/ec-300.htm

あと余談だが、家には砂遊びが好きな小さい子供が2人いる。だから殺虫剤を撒き散らすのには抵抗があった。ガスバーナーなら薬剤ではないので安心して使える。そして環境にもお財布にもやさしい。まさに一石三鳥である。  ★注意:火事には気を付けよう!

あれ?違うアリが・・・

2005年10月14日 | Weblog
今朝、アルゼンチンアリじゃないアリを2種見つけた。アルゼンチンアリが来ると他のアリはいなくなると聞いていたから驚いた。ただそのアリは家の中だけにいた。アルゼンチンアリのせいで外には住めなくなったのだろうか。それとも家の中に住むアリだろうか。まさかシロアリと言うことはないだろう・・・。

1種は本当に小さいアリで1mm程度の大きさ。アルゼンチンアリも小さいがこのアリは体積がアルゼンチンアリの3分の1か4分の1ぐらいである。よく見ないとアリと気づかない。たまたまアリに興味を持っている時期だから気づいたような感じだ。数は20匹程度で行列を作っている程度だった。

もう1種は羽アリでした。大きさは羽なしで1.5~2mmぐらい。羽は小さく羽の長さを足しても2.5mmかな。数は40匹ぐらいで、行列ではなく窓をばらばらに歩いていた。アルゼンチンアリは2~2.5mmぐらいでこのアリより一回り大きい。だから違うアリだろう。そもそもアルゼンチンアリには羽アリがいるのだろうか?今度調べてみよう。

ちょっと気になることがあったのだが、この2種のアリはほとんど同じ場所にいた。もしかしたら同じ種類の別の職業?だろうか。アルゼンチンアリのせいで肩身の狭い思いをしているかもしれないが、家の中なので見える範囲のアリは退治しました。(合掌)

アルゼンチンアリとは

2005年10月13日 | Weblog
もう一つ動画をアップ。こちらは少な目の行列、ブロック塀を登っている。そう言えば、アルゼンチンアリの紹介をしてなかった。詳しくは下記のサイトを見てください。

アルゼンチンアリ(Linepithema humile)の解説
http://ant.edb.miyakyo-u.ac.jp/J/Taxo/F90012.html

広島県廿日市市 - アルゼンチンアリ
http://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/kankyo_seikatsu/argentina/

アルゼンチンアリ攪乱大作戦 東大チーム岩国市へ遠征
http://www.page.sannet.ne.jp/isayama/tatsu10.htm

家の庭はこんな感じ

2005年10月13日 | Weblog
アルゼンチンアリの退治を始めたのは今年の7月頃、今でも数箇所でこんな感じだ。行列は長いもので15mぐらいある。ちょっと数えて見たが、10cmあたり15匹程度いる。計算すると2250匹の行進である。ただこの程度であれば3分もかからず駆除できる。問題は地下やコンクリートの割れ目の中にある巣だ。

余談・・・今回の動画はVodafoneのアクションスナップで撮影してみたのだが、このファイルがNancy(.noa)という特殊な形式で録画されていた。パソコンでは普通に再生できないのでなんとかAVIに変換できないものか四苦八苦。ところがNancy(.noa)の仕様は一般に公開されていないのか、なかなか方法が分からない。そしてやっと見つけたのがこのサイト。

http://www.kasai.fm/nancy/

とても貴重な情報だと思いました。ありがとうございます。ちなみに最終的にはこのAVIをさらに3GPPに変換してアップしています。

とりあえず

2005年10月12日 | Weblog
いま庭のアルゼンチンアリを撲滅するためにがんばっている。ブログの勉強を兼ねて、それを記事にしてみようと思う。最初は「gooの簡単ホームページ」でやってみようと思ったが、どうもイメージ通りに行かない。簡単ホームページは1日で閉鎖してしまった・・・

とりあえず初投稿。うまくいくかな。