ゆみちゃんのブログ

~ 大切な人を守るために ~

喜怒哀楽

2015-02-18 22:09:07 | 心について
「今日は楽しかった!」と一日をしめくくる人がいた。

この人の口癖は、「おかげ様」「ありがたい ありがたい」「今日は楽しかった」だった。

亡くなるその日まで、苦しい治療の日々も「今日も楽しかったありがとう」を繰り返し

言っていたという。

人は、大切な人に旅立たれると、もっと何かできたのではないかと思ってしまうものだが

残された御主人や子供達は、時がたつにつれ、この言葉の重みを感じたと言う。

「今日も楽しかった」を毎日重ねた人生だったのだから、これで良かったんだと思える

ようになった時、この言葉はこの人の優しさだったし、生き方だったのだと思えたと!

「貧乏はいいもんだ。何も無いから人から何かいただいた時その人の優しさが嬉しくて

ありがとうと感謝できるから」と話す人だった。「自分は色々な人にお世話になって生きて

いる。あれもこれもお陰様なんだね」そんな言葉をいつも言っていた、この人は三途の川を

渡り、閻魔様に「今度の人生はどうだった?」と問いかけられたら、きっと「楽しかった!」

と答えるに違いない。

喜怒哀楽。喜びも怒りも哀しみも、すべて味わい尽くし、それを楽しみと思って生きなさい

という言葉だとか。この人の人生を通して、この言葉の深さを知ったような気がした。

自分もこの人のように、最後を迎えるその日まで「今日も楽しかった!」と言って生きてみよう

と思った。

潜在意識の傷

2015-02-17 21:55:29 | 心について
普段、色々な相談を受けている私ですが、気になる相談事があり、書いています。

それは、1本の電話をいただいた時のことです。相談者は、40代の女性からでした。

『生理が遅れ、子どもができたのかと検査をしたが陰性だったこと。最近のガン検診では異常が

なかった事。何かの病気じゃないかと思ったら眠れなくなった!』という話だった。

その他色々の事をたずねた後、「この頃何かショックを受けたことや心配なことはありません

でしたか?」との問いに、「なんとなく体の変調を感じ始めたのは、あのイスラム国の人質

事件の後からだ」と言うのだ。 テレビの映像を目にした時、一瞬恐い!と恐怖で体が

こわばったと言う。きっと、その時のショックを潜在意識にインプットしてしまったのでは

ないのだろうか。この頃のニュースには、無惨な話や映像が沢山あり、この人だけじゃなく

色々な人が気づかないうちにショックを受け、理由のつかない体の調子や心のバランスを

くずすことが多くなっているように思う。人生には色々な事が起るが、人の体はとても正直で

脳や顕在意識では理解しているつもりでも、心の深いところや潜在意識が傷ついている事を

理解し、自覚することで自然と治っていくことが多い。

大丈夫 人の体は自分を治す全てのものを遺伝子の中に持っているのだから

調 律

2014-12-25 22:06:54 | 体について
若い頃体をこわした事があり、健康でありたいと色々な事をした。

最初はサプリメント、そしてマクロビオティック、健康運動、整体、自然栽培、レイキ

ヒーリング等々、体の事に関しては、今でもおもしろい先生を見つけると、東京でも

札幌でも出かけてしまう。そんななかで、この頃、酵素の先生とのご縁をいただいた。

今でも、人づてに酵素の事を聞き作っていたが、考え方の基本がちがう気がした。

飲む、体にぬる、そして農業への応用等々、今まで健康の為にやってきたすべてが

酵素からすべてにつながる。おもしろい

まるで小さな子供が、新しいおもちゃを手にした時のように、私はワクワクドキドキ

して、友人に話していた。そうかと、ひざをたたいた。「体の調律だ!」

人の体をピアノに例えれば、病気は音の狂いだろう。体の五臓六腑それぞれが、音階を

持ち、正しい音を奏でてこそ健康という美しいメロディーになるが、張り切りすぎたり

緩みすぎたりして音が狂ったら、正しく鍵盤をたたいたとしても美しいメロディーに

ならないように!

運動や整体は骨格の歪みをとり、マクロビオティックや自然栽培は食の歪みをとり

レイキやヒーリングは心の歪みを正す。ガンを治すといわれるAWGは電子の力を

使い、臓器の調律を行う。そして、酵素は細胞ひとつひとつをDNAの情報に従い

調律しているのだと思った。健康、それは、体全体の調律ができてはじめて手に入る

ものなのかもしれない。

病院日記 6

2014-12-23 21:59:57 | 日記
退院のその日は、早めに帰りたかった。食事指導は前日に受け、支払いの手続きや薬も

10時過ぎに出してくれるよう手配した。本当は、1か月~2ヵ月の安静が必要なのだから

くれぐれも無理をしないようにと注意を受け、早々に退院をした。

家に着いて早めのお昼を食べ、そのまま畑に行った。ハウスの中を片付け、大根を掘り上げる。

家に帰った時、メールが入っていた。「退院したその日に、畑に出かけたのですか」と、

嫁と娘からのお叱りだった。叱られても、心配してくれる思いが嬉しかった。

研修まで あと6日。

1日目と2日目はビニールハウスのビニールをはずし、片づけた。3日目からはキャベツや

人参などの取り入れ、4日目は、収穫後の畑に機械をかけておく。天気に恵まれたおかげで

プルーンやぶどうの雪囲いも済ませることができた。仕事の合間に漬け物を漬け、あとは

出かける用意をするだけだった。“ホタテの佃煮を作って来て”の注文に、たくさん作った。

何をどう準備すれば良いのか、娘のアドバイスを受けながらすすめる。真空パックで衣類を

小さくするのは良いアイデアだった。やっと全ての準備を終えたが、こんどは期待でワクワク

して、なかなか眠れない。入院してから今日までのことを思い出し、あわただしかった日々を

懐かしく思った。安静にしているように言われたのに、とてもそんな日じゃなかったと思い

ながら、10日間の研修に出かけた。
                                              病院日記終わり

病院日記 5

2014-12-22 10:46:56 | 日記
午後の回診は、仕切りカーテンをいきなり開けて、「痛みはどうですか?」と訊く。

本を読んでいるか眠っている私は、びっくりして飛び起きて「痛くないです」と答える。

ひと声くらいかけてからにしてよ!と、いつも思ってしまう。

そんな私に、「明後日退院でいいですよ」と言った。

「ありがとうございます」と言いながら、ホッと胸をなでおろす。一週間後に研修会が

あるから、出席させて欲しいと願っていたのだ。 入院が決まってから、キャンセルしようと

連絡したが、、私の為にそろえてそろえてくれたスタッフもいるために、受け入れてもらえ

なかった。どうしたものかと、毎日気が気でなかった。途中、世話係の方から何度も電話を

いただき。その日の様子を報告していたのだった。

さっそく、退院が決まったと連絡し、予定通り参加することになった。退院が決まった

とたん私の頭をよぎったのは、そのままになっている畑とハウスの事だった。

研修に出かける為に予定していた仕事が、この入院騒ぎでそのままになっている。

さて、これをどう段取りして出かける前に片づけるか。

そんな事を考え、眠れぬ夜を過ごした!
                                                  続 く