ヨット「ARCADIA号」の航海記

「ARCADIA号」の自由で気ままな航海記。自然の雄大さ、寛大さ、また、訪問地での出会い等を写真で記録しました。

2019年 夏 「地中海クルージング」合流~下船②

2019-06-09 19:09:48 | ヨット

5月29日

 マラガ経由で「アルメリマ」のヨットハーバーに到着。気温は日本より少し低め。ただし、日没時間が午後10時頃なので、一日の稼働時間が長くなる。

日本人スタッフのH氏が常駐していて、買い物など何かと世話になる。

また、毎晩の様にハーバー内のバルで食事をする。ワインも食事も何でも美味くて…つい体重が気になる。

H氏の事務所

港が見渡せる最高のロケーション!!

6月1日

朝8:00出港 

17:00 マラガ手前のヨットハーバーMediterraneo Este港に着岸。

6月2日

マラガ港到着 向こうに見えるビーチは「コスタ・デ・ソル」(黄金海岸)

船は海辺のレストラン街の前に停泊。

マラガ港の海岸通り。 何十年も前に来たことがあるが、景色はすっかり変わってしまった。

 早速、市内観光に出かける。

 

城壁の跡

大航海時代の数々の品。

右下の測定器は地球上の船の位置を割り出す「六分儀」。現在ではGPSが使われている。

騎馬警官 

スペインの郵便ポスト

ピカソ博物館  ピカソはマラガの出身のため生家もあり美術館もある。

ピカソと記念撮影

城の前には古代ローマの遺跡があった。

旧市街 買い物客で賑わっている。

大聖堂

フラメンコ博物館で紹介してもらったレストラン。あいにく当日はフラメンコが休みのため見られなかった。

海岸通りを歩く。

6月5日

マラガを出港、ジブラルタルを目指して西へと走る。

Benal madena港 まるでディズニーシーの様なマリーナであった。アメリカやイギリスなどの多くの観光客で賑わっていた。

 

どのような人が乗るのか分からないが、イタリアのシチリア籍の豪華ヨット。 船の前にはランボルギーニが止められていた。

マリーナの施設から一歩外に出てみると閑静な住宅街が広がっていた。

6月7日

Banas港に向かう。

6月9日

白い村「カサレス」を探索

実にスペインらしく美しい村であった。タクシーの相乗りで山道を2時間近く走る。

村のBarで食事。

6月10日

今日は、Sotogrande 港に向けて出発

ここがマリーナのSotogrande 港管理事務所。

豪華ヨットが停まっていた。

ここは落ち着いたマリーナでイギリス人のオーナーが多い。近くにはゴルフ場もあり、悠々自適な生活を楽しみたい方向け

6月11日

前方の岩山が英領「ジブラルタル」

 ジブラルタル海峡の近くは風も潮の流れも強かった。

ジブラルタルは、スペイン側(地図上の10番の「ALCAIDESA MARINA」)に係留。英領「ジブラルタル」には徒歩で入国することになる。 パスポート必携!!

一見、普通の岩山に見えるが、岩山の中腹に無数の砲台が掘られた戦略上の強固な要塞である。

 岩山の山頂までケーブルカーを利用する。

 山頂からの風景。走ってきた地中海側を背にして撮影。

 身を乗り出して下界を見ると足がすくむ。

 

岩山の中腹にある城。

 英領「ジブラルタル」への入り口に建てられた石碑。

 

 まるでイギリスの町のようだ。

 懐かしの「フィシュ&チップス」を食す。紙袋ではなく上品に皿に盛り付けてあった。

 珍しい電話ボックス

6月13日

とうとう「セウタ」に向けて出港。セウタより西は大西洋になるので、地中海最後のクルージングとなる。「セウタ」はアフリカ大陸のモロッコにあるスペイン領で、ここも軍事的要地。

 

セウタの「Marina Hercules」に係留。

ヘラクレスはギリシャ神話に出てくる怪力の神。

 

 セウタの市中

モロッコ色はあまりなく、スペインの街そのものであった。

 

  大聖堂

海岸通り

ヘラクレス像

カジノもある。

6月14日

セウタ「ヘラクレス港」出港、大西洋側の「タンジェ」に向かう。

セウタから地中海を出て、大西洋に面するモロッコの「タンジェ」でヨットを下船する予定であったが、前方からの風と潮流で前に進めず。仕方なくセウタに引き返して船から降りることにした。他のメンバーを乗せたヨットはこの後もカナリア諸島に向けて行く予定だ。

取り敢えず私のヨットでのクルージングはここセウタで終わったが、この後のタンジェからマラガまでの陸上の旅はまだまだ続く。

…to be continued.


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