こんち!
なんというか、本当に、毎日が飛ぶように過ぎていっています・・・
3月7日に、無事に? 満2年を迎えたサラ・・・
でも、その少し前あたりから 食欲がなくなっていっていました。
で、前々回に 手作りご飯のことなど、少し 書いていましたが・・・・・
今日は その後のことを少し・・・・・
ふとっちょ先生のところで
血液検査をしたところ、白血球が、標準値の倍近くになっていたサラ・・・
炎症反応の数値も、かなり高く・・・・・
レントゲンで、心肺のほうは、異常ないとのことでしたが、腹部がなんか、モヤモヤ・・・
エコーで見てみると・・・・・
まず、 胆嚢が、すごい炎症を起こしていました。
先生も、なんでこんなに胆嚢だけ 炎症があるのだろうか・・・と、
首をかしげながら 徐々にお腹の下のほうへと移動していくと、
そこには、 思わず先生が 「なんだろう!?これは・・・・・!???」と
口に出されるような、 まるで 雲のような モクモクとした
白い部分が片側のお腹中にあるのです。
初めて見る状態・・・・と、先生も、うなっていました。
しかし!!!
患者の付き添いとしては、お医者さんに「なんだろう!?初めてみる」と
いわれてしまうと、超~~~~~不安なわけで・・・・・・
まぁ、でも、しかたない、そうなんだから・・・・・・
で、エコーを見ながら、注射針で一部を吸い取って、生検をする、ということになり
あの、まるで ちょっと大きめの イカ飯? のような ぷんっとふっくらした
サラのお腹に 長い針が 2度 刺されました。
四肢を 狸汁~のように 押さえられ 針が 刺さると 搾り出すような声を
わずかに出しているサラに、見ている私のほうが痛そうで、代わってやりたい心境でありました・・・・・
そして、先生がお尋ねになったのが、
「サラの避妊手術のとき、使った糸の材質を調べられたら、調べてください」とのこと。
ちょうど、病院で待っている間に、連絡がつき、使っていたのは、
手術用の 絹糸 であることが 判明。
ふとっちょ先生のお話によると、この 絹糸は、ダックスなど、一部の犬種で
体内の異物への拒否反応がでることがある、というのです。
そして、その拒否反応により、糸を包み込んでしまおうとして、まわりに
かたまりのようなものができていってしまうと・・・・・・
太っちょ先生は、 検査の結果を待つしかないけれど、
悪い腫瘍とかでなく、それかもしれない!?と おっしゃいました。
ただ、それだとすると、手術でその糸ごと、すべて取り除くことは、かなり難しい。
つまり長い間、お腹の中になったわけで、まわりと癒着していたり、
糸は、その一番奥に埋まっているわけで・・・・・と。
では、どうすればいいのですか? と うかがうと・・・・・・
ステロイドで、小さくできるんですよ。
ただ、服用をやめると、また、大きくなるから、ずっと 飲み続けなければいけない。
そんなっ!!!???
ステロイド、 一生 飲み続けるなんてこと、考えられない!!! でしょ・・・?
副作用とかで、その「一生」が どうなっちゃうわけですか・・・・・?
でも、飲まないと、大きくなっていて、今のように他の臓器に炎症など起きたりして
悪さをする。
だから飲まざるを得ないわけです、が、とにかく検査結果を待ってからにしましょう。
と、それから数日後・・・・・
検査結果では、悪性の腫瘍は、今回の部分からは、発見されなかったこと。
絹糸をしようしているのなら、拒否反応の可能性も 考えられるので
投薬などで、経過をみて、判明しないときは開腹による、生検をする必要があるか?
とのことでした。
そして・・・
ステロイド(と、抗生物質)の 投与が 始まりました。
結果をいうと、2週間の投与で、胆嚢の炎症は きれいになりました。
お腹の しろい モヤモヤは ほんの気持ち、少なくなったような感じ・・・?
ただし、肝臓の数値は 跳ね上がりました・・・
で、先生の出した結論は、
やはり サラは まだ若いので 一生 ステロイドを 飲むのはよくない。
開腹して、中の状況をみてからだけれど、おそらく拒否反応だろうから
できるだけ、取れるだけ、取る!という方向で、手術をするのが いいのでは?
と、いうものでした。
一生ステロイド、の意見から 離れて下さったのは、ちょっとよかったけど、
どうしたらいいか・・・・・
インディが お世話になった 横浜の先生に 相談してみよう・・・
院長先生もですが、インディの担当だった先生も、まだいらっしゃるので、
お電話で、まず、相談してみたところ、
そのまま、開腹するのは、ちょっと不安なので
CT を 撮って、 もう少し中を具体的に想像できる材料をみてから
判断したほうがいいかな・・・?
否認手術の拒否反応の処置の 手術も やっているので、もし、そう、と断定できたら
サラの状態にもよるけれど、まだ若くて、他が健康なら、十分手術で解決できる可能性も
大きいから・・・とのことでした。
そして、4月5日、サラを横浜の病院に連れて行きました。
寒い、雨の日でした・・・
CT 撮影後、 担当の先生と、久方ぶりにお目にかかる院長先生との3者面談。
こちらでの結論は・・・・・
拒否反応ではないだろう、 と。
理由は、
サラの モヤモヤは、 片側だけ、にあり、反対側には、まったく無い。
異物への拒否反応だと、両側縫っているため、大きさは違っても少なからず両側に
あるべきものだそうで・・・。
それと、そのモヤモヤの領域が 拒否反応によるものにしては、広すぎる。
糸の周りだけにあるはずのものが、広範囲にわたって見られるのは、おかしい。
そして、なにより、かなり強いステロイドを投与されているのにもかかわらず、
あまり変化がないこと。
その、拒否反応のかたまり、だと、もっとずっと小さくなるはずだから、ということでした。
で、院長先生の判断では、とにかくサラのお腹で何が起こっているか、
はやく知る必要があるから、肝臓を少し落ち着かせた上で、なるべく早めに手術を
したほうがいい、ということになりました。
ステロイドが、ちょっと強いまま長く服用しすぎているからね・・・
半分にして、肝臓の手当てをしましょう・・・・と。
そして、明日、
12日の10時に予約をいれ、お薬を頂き、帰宅しました。
ちなみに、サラは、ステロイドを服用してからは、特有の副作用である
多飲、多食、になっていましたので、今は、食欲はモ~リモリ!です。
お水も、普段は、ただのお水だと、いらなぁ~い!って 飲まないのに、
今は、アンジィのお水までいって 飲んでいます。
そして、横浜の病院での 肝機能の 血液検査では、驚くような数値まで
もっと、跳ね上がっていました・・・(涙)
でも、担当の先生は、あくまで、ステロイドの副作用で、だから、あまり
心配しないで!?と、言ってくださいました。
明日は、つまりは、 どのような内容の手術になるのか、
開けてみないと、わからない・・・・・
きっとあそこの先生達なら、正しい判断で処置してくださる!と
信じているので、お任せして、あとは、祈るだけです・・・・
入院になる可能性も大きいので、明日以降の予定が 物理的にも、心理的にも
まったく 見通せない私になっておりますが、とにかく、明日!
サラは、劣悪な、
かなり劣悪な環境の中、生きていた子だったようです。
そして、放棄され、処分されてしまうかもしれないところから、
助け出されて、生かされて、
我が家に来てくれた子です。
きっと強い、生命力を持っている子だと思うので、
彼女のパワーを信じています・・・
頑張れ! サラ!!!