漢検道

あおむしのヨチヨチ漢字道。

学習進捗状況

2009-03-07 22:06:04 | Weblog
 漸く自作問題を一通り終えた。

…艱しい。 使い勝手は悪いが、折角作ったので遣ってみたのだが、惨澹たる結果だった。

1.送り仮名訓読み  

これは辞典の1級配当漢字で送り仮名のある漢字を抽出したものである。 全部で1,151問ある。 例えば「釁る、揀ける、躋る」というパターンで親字の訓読み欄にその表記のあるやつだ。

 これは1,038/1,151問で平均正答率は90.2%だった。


2.一文字訓読み

これは辞典の1級配当漢字で一文字で読める漢字を抽出したものである。 全部で1,100問ある。  例えば「璞、莠、罅」というパターンで親字の訓読み欄にその表記のあるやつだ。

 これは929/1,100問で平均正答率は84.5%だった。


3.表外音訓

これは辞典の常用漢字で親字欄に表外訓みのあるやつ1,681問である。 
準一級の範囲も含んでいる。 これがあおむし、実は大の不得意だ。 恥を曝すことになるが、現実問題結果は結果、真摯に受け止め今後の精進を積めばいいだけの事だ。

 これは1,082/1,681問で平均正答率は64.4%だった。


4.熟字訓

これは、辞典巻末の熟字訓から適当に拾った1,130問。 先日出題された「九面芋」は残念ながら収録されてなかったので、現在、追加作成を予定中。 なのだが、その前に既に作成したこれらを攻略してからと思うのだが…。 全然わからんではないかぁ!

 これは752/1,130問で平均正答率は66.5%だった。

上記のような情けない結果となったが、誰でもはじめは何もわからないところから始まるから別にいい。 大切なのは今後でしょう。 でも…多いな。 全部で5,062問かぁ。 

 実はこれ以外にも自作問題はまだ4,000問くらいある。 孰れも基本的なものばかりだと思う。 とはいえ、それぞれの分野で実は辞典のその部分を粗罔羅していたりするのだ。 最近の試験ではそれでも対応出来ない問題が出題されていたりするが、その対策はまたするとして、今は兀兀先ずは、これらを90%以上の正答率へ…。

 今回は単に漢検対策学習のみの進捗状況。 次回(6月試験は受験出来るかどうか、現時点では不明だが)受験時は、過去問全て、成美堂などの市販問題集、これら自作を遣って臨んでどれくらい得点出来るのか実験してみたいと思っている。


 余談だが、最近本を読んでいると、漢検1級だけでは漢字力、不十分だ。 将来的に10,000語クラスで実施してくれればいいと思う。 JIS4水準まで出来ればそこそこ読みやすくなるんだろうなぁ。 そして、そのレベルで実施されれば、今のあおむしでどれくらい得点出来るか? 8点だな! 


 碧巌録なんて読んでてわけわかんないもん。

というわけで今宵もぼちぼち遣ります。 …ちょっと吞み過ぎた。

では、また。