あおもり日記

青森のいろいろ その他モロモロ

トプカプ宮殿の至宝展

2008-01-26 23:59:59 | Weblog

メルハバ!(トルコ語でこんにちはの意味)名古屋市博物館で開催されている“トプカプ宮殿の至宝展”に行ってきました 会場に入ると気のせいかバラの香りが…入口でもらったパンフレットを見てみるとカネボウ化粧品の協力によりトルコ特産のバラの香りを会場内に散布しているとか…なんと凝った演出!バラの原産地の一つがトルコであり 香水などにかかせないバラ水やバラ精油は10世紀前後にイスラム科学技術によって作り出され 現在もトルコは世界有数のバラ精油の産地だそうです帰りに買ったトルコのお菓子“ロクム”(写真右 ハイチュウくらいの形&サイズで牛皮(ぎゅうひ)のような食感のお菓子)の中にもバラの味がするのがあって ほんのりバラの香りがしておいしかったです 今回買ったロクムはフルーツの風味 オレンジとかレモンとかミント?とかでしたが ナッツが入ったモノもあるそうです ロクムは全般にほんのりした甘さだけど 同じくトルコの人気商品バラジャムはかなり甘いそうですさて 会場内に入るとまずは当時強大な世界帝国に君臨したスルタンたちの肖像画や文書 コーランが展示してあります 文書の余白には小さな花とかが書かれてたりして なんだか女性が使うような便箋みたいな感じがしました(金箔なのが大きく違うけど)スルタンたちはみんな真っ黒いヒゲをはやした いかにも男性!って感じだけど…(今のイスラム諸国の男性もそうだけど…)そのスルタンたちが身につける衣服にしても 太刀などの武器にしても バラとかチューリップとか糸杉とかそういった植物を抽象化して描かれているものばかりでした あと 日本人の私からするとアラビアの文字もなんだか模様にように見えます(外人からすると日本の文字もなんだか不思議な模様に見えると思うけど)偶像崇拝を禁止しているイスラム諸国にとって抽象化された植物などの模様にいろいろ意味があったりするそうです このとき一緒に行った友だちの話しでわかったのですが イスラム教の神 アラーって私はずっと太陽神だと思ってました 友だち曰く「アラーは太陽神でなく存在を感じるモノだよ その言葉をムハンマドとかの預言者が聞いて書いたのがコーランでいろいろな解釈がされるのを防ぐのに 聖書のようにいろいろな言葉で訳さないで 正式なコーランはアラビア語で書かれてるんだよ だからアラビア語圏でないイスラム信者は母国語とは別にアラビア語も勉強するんだって」のちにわかったのですが エジプトの太陽神 ラーとどうもごっちゃになって記憶していたみたいですそして いよいよメイン!すばらしい宝飾で作られたターバン飾りやベルトなどの展示室へ…キラキラしていてクラクラしそうです(写真のチケットに載ってるターバン飾りのエメラルドは200カラット以上!!)中国の青磁とイスラムの模様を描いた金細工とを組み合わせた水差しなどを見てると当時のオスマントルコのすごさにあらためて驚かされました

博物館を出るとトルコの名物料理 ケバブサンドを販売している屋台があったので行ってみることに…トルコでは羊肉が主だそうですが ちょっとクセがあるのでここでは巨大なチキンがクシに刺してあり専用のマシーンでゆっくり炙られていきます でも おもいのほか時間がかかり前に5人ほどしかいなかったにもかかわらず 商品を受け取るまでにたっぷり20分かかりました

スパイスカが効いていてとてもおいしかったですここのトルコ人オーナー氏によるとお店もかまえているとのこと 「上前津 9番出口 徒歩2分」次回は“メルハバ”でぜひいろいろなトルコ料理を食したいです 


伊勢神宮

2008-01-19 19:19:27 | Weblog

毎年 お正月 といっても三ヶ日が過ぎてから伊勢神宮に行ってます 去年は1/4に行って安倍首相(当時)やら小沢さんやらがお昼からくるとかで あちこちで規制をしていたので 今年は1/5に行きました なのに 内宮へ行くのにおりるインターは通行止め…強制的にシャトルバス運行会場まで行くハメになりました 確かに 途中サービスエリアでパーク&バスライドの広告はあったケド なんかバスに乗り換えってめんどうだナー 待つのもめんどうだし しかも5日だし午前中だし マイカーでいいや!と思っていたら うむも言わせずシャトルバス会場へ…この強制的なとこが ものすごく腹が立ち バスに乗ってからもプリプリしてた私でした しかもシャトルバス発着場の広大な敷地にあるサンアリーナがすごくりっぱな建物で「これって県営?三重県ってお金あるんダ~」となんだかへんな方向にも腹が立ってきたりしてバスが発車し内宮に向かう途中にあるジャスコの辺りにきたとき(いつもこのへんからすごく混みだす)二車線のうち一車線をシャトルバス専用に規制してるではないですかずらずら~っと連なった一般車両を尻目にスイスイとバスは走り内宮さんへ横付けおぉっ なんだこの徹底ぶりっしかも帰りのバスも次から次へときて 数人しか乗っていなくても待たせず発車してくれるこのおかげで内宮~外宮 片道400円のバスには乗らず いったん内宮→サンアリーナに戻りサンアリーナ→外宮に行きました シャトルバスは1回1000円の駐車代を払えばタダなのダ(ちなみに普段は無料の内宮の近くの駐車場も~1/6は1000円はとられるのダ)最初からシャトルバスに賛成だったダンナさんは「ほらっ やっぱりバスのが便利じゃん!」 確かに 便利でした ハイあと 伊勢神宮といえば 赤福 TVでもやっていたけど 張り紙して閉まってるお店をカメラにおさめてる人 たくさんいました ブログに あぁは書いたけど 再開する日を心待ちにしてる自分がいたりする 買っちゃうんだろうナー きっと

 


あけまして おめでとうございます!

2008-01-19 18:37:17 | Weblog

まあ 久しぶり!ホントっ!年 明けちゃってるしっダンナさんもぶじ青森での仕事を終え 年明けからは茨城へ行ってます 青森よりはマシだと思いますが 意外と茨城も寒いみたいです 写真は11月に行った青森県鶴田町にある“鶴の舞橋”と岩木山(別名 津軽富士と呼ばれている)です 青森特産のヒバ造りのALL木造の橋で 長さ日本一(300m!)の三連太鼓橋(ちなみに岩国市の錦帯橋は210m)ひとつひとつのアーチは錦帯橋に比べてゆるやかで その優雅な姿は鶴が羽を広げた姿をイメージしているらしい ちなみに横から見た写真はこちら

このあとは 青森県でぜひ行ってみたかった 青荷温泉へ…“ランプの宿”として有名です 車で走っているといつの間にやら舗装道路がなくなり 土煙をあげてずんずん走って「ホントにあってるの?」と不安に思っていると 何やら意味不明な言葉が並んだ看板が…いやいや 正確にいうと津軽弁で書かれた看板が あっちにもこっちにも出てくる 「ま゛っすぐいげ!」とか「スピードおどせ!」とか そういったのが手書きで書かれた案内板ダ ようやく駐車場っぽいところに車を止め そこから谷底?ってカンジの急な坂道を下っていくとようやく到着!「よぐきたねし!」 

館内はランプの優しい灯りと その油の香りでなんとなくノスタルジック だからといって電気が通っていないワケではない その証拠をお土産モノ屋の一見ランプ風の電灯をみつけたダンナさんはちょっとうれしそうだった

敷地内には4つの建物があってそれぞれのお風呂が楽しめます 建物の移動に吊橋を渡ったりするとこもあって それぞれちょっと離れています 着いた時間が日帰り入浴の終了ギリギリだったこともあり忙しい入浴となりました ただ この季節の露天はキツイ 湯の温度があまり高くないせいかぬるくて せっかく滝をバックに紅葉が楽しめたのに寒くてちょっとだけしか露天風呂にいることができませんでした 夏のがいいかも 露天は… やっぱり青森はいいとこだったナー そうそう ローソンで黒石市名物 つゆやきそばがカップめんで売ってました みつけたら一度体験してみてください