青森ヒバの専門店「青森ひば職人」

青森ひばの専門店【青森ひば職人】
通販担当者のブログです。青森ひばと出会ってから、そして今をお話しします。

青森ひばネットショップオープンへ~その2

2010年10月30日 | コラム
「Eストア」というところのシステムを利用することも決まり、実店舗でいえばお店の場所も決まって商品を並べる棚なども整ったというところへ。

いよいよ商品の陳列です。
ネット販売での商品陳列では2つの大きな仕事があります。
ひとつは商品のシステムへの登録。もうひとつが前者に伴い必要となる商品写真の登録です。
商品の登録は「品名」「価格」はもちろんですが、その品を説明する文章が大切になります。実際の店舗と違いお客様が手にとって見ていただくとが出来ないので、店舗のPOPのようなわけにはいきません。実店舗の<接客>にもなる部分ですのでとても大切です。とは言え最初から完成を考えるとなかなか難しいので最初は「とりあえず」でも仕事をすすめました。「オープンしてからでも徐々に改修して」とわりきってすすめました。(なかなか今でも出来てないところが残ってしまいましたが)

登録に伴い必要になるのが商品写真です。商品をなるべく細かく説明しようとするとどうしても画像が必要となります。いくら文章がすばらしくてもお客様にはなかなか伝わらず、一枚の写真の方が良かったというのがネット通販の世界だと思います。青森ひばの商品は比較的どれもシンプルですからそれほどでもないですが、それでも1品で最低3枚程度は必要です。
私の青森ひばの師匠であるSさんの事務所に伺い、通販様に選んだ商品をひたすら撮影しました。商品について色々伺うことも必要だったのですが、結局当日はひたすら商品を撮影しておりました。青森ひばの「切り株」がありましたので、小物などはその上に置いて撮影しました。



50品でも3枚なら150枚。それを試行錯誤しながらですからまたその倍ぐらいでしょうか。これが昔のネガプリントだったら時間もコストも大変です。その時は買ったばかりのデジタルカメラに感謝でした。こうした技術の進化がIT社会のベースにはあると改めて実感したものです。
こうして<青森ひば>のネットショップになんとか商品が並びました。

青森ひばネットショップオープンへ~その1

2010年10月18日 | コラム
懸案だった、そして一番肝心で大切な取り扱い商品が決まり、ネットショップの開店に向けて具体的に動き出しました。
個人でお店を開くにはどんな方法があるか。私自身の仕事にもかかわりがありましたので、まったく知らない領域ではなかったのですが。いざ自分でオープンとなるとそれなにりばたばたと大変でした。

メジャーな楽天さんとかに出店するか、システムだけ利用して自力で勝負するか。それは実店舗に置き換えて考えるとショッピングモールに出るか、路面店で商売するかに近いかもしれません。前者であれば施設としての宣伝もありある程度の集客も見込めますがそれなりに家賃もかかりますし、ポイント制などの全体営業企画への協力なども不可欠です。後者は商売的に自由度は高いですが、あくまで自店でお客様を動員する覚悟が必要です。家賃に該当するシステム利用料があります。モールより割安ではありますが、固定の金額が基本になりますので売上が上がらなければより高く付く場合もあるわけです。

各社は利用者獲得に向けたセミナー、説明会を定期的に開催していますのでそれを活用していくつか参加してみました。色々と比較検討した結果「Eストア」というところのシステムを利用することにしました。これは先の説明で言うと後者です。

これで少し前進、実店舗でいえばお店の場所も決まって商品を並べる棚なども整ったというところでしょうか。

青森ひばとの出会い~その4

2010年10月10日 | コラム

商業コンサルタントをされている方にご紹介いただいた「青森ひば」という商品とそれを商業施設で販売されている方。お会いしたのはお話を伺ってから1週間経っていなかったと思います。
とにかく1日でも早くという思いが私の中にもあったからだと思います。
事前の情報として「頑固な方」というのは伺っていました。お会いしてもこちらが希望しているような話の展開になるかは保証できないから、という言葉もいただきながらご紹介の方の事務所で初
めてSサンにお会いしました。

第一印象は、年齢が自分よりも上そうだが、そういう世代の方にしては背が高くがっちりしているな、というものでした。雰囲気はまさに山伏というところでしょうか、青森ひばという木に携わる仕事にぴったりのイメージではありました。そしてまた少し神秘的なイメージでもありました。(これはその後に徐々にわかったのですが、実際に霊的な力をお持ちの方でした。)

その時の私はSさんに対し「ぜひネットで青森ひばの商品を扱わせていただきたい。色々と教えていただきたい」とひたすらお願いするだけでした。
その場で<青森ひばとは>という事も少し伺いながら、当日のその場のお話の中で、幸いにもとりあえず私の希望をかなえていただけることになりました。
今ネットでお店を開いている【青森ひば職人】の原点は、まさにこの時のこの出会いにありました。

その後にSサンから伺った話ですが、一緒に出来る人か、やって行ける人間か、その時にじっくりと見られていたようです。それは通常の見た目だけでなく心の眼でも見られていたようなのですが。その内容については自分でも少し恐ろしく、詳細は確認出来ておりません・・。

青森ひばとの出会い~その3

2010年10月08日 | コラム
ある日、商業施設関連のコンサルタントをされている方とお会いした際に、私のネット販売の件で「売る物を探してます」とお話しさせていただきました。
その時にその方から「青森ひばの木って知ってる?」、それが私が初めて青森ひばという言葉を聞いた時でした。

「商業施設とかで青森ひばのまな板とかを展示販売してる人がいるよ」
「もう20年近くやってるんじゃないかな」
「そういう商品はどうなのかな」・・

その時に、その瞬間に、何の根拠も無く自分の中に「これだな」と思うものがありました。

その後に伺った販売されている方の人物像にも興味がわき、私はすぐにご紹介いただくようにお願いしました。その時すでに貴重な出会いになる予感があった様にも思います。

青森ひばとの出会い~その2

2010年10月06日 | コラム
自分で運営するネットショップで販売する商品を何にするか・・
社会人になってから長年お世話になっていた専門店の会社は渋谷の顔としても有名なテナントビル「P」の関連会社でしたので、常にトレンドを求められておりました。
その中には爆発的にヒットしたお店、あっという間に消えたお店、様々ありました。でも今振り返ってみると、そういうヒット商品を追い求めて作っていたお店、それに携わっていた仕事はどれも虚しいものに感じられます。
だからこそ余計に自分が売りたいものと考えた時にこれといって浮かぶものが無かったのです。ただ漠然と思っていた基準は時代・トレンドに左右されないもの、ずっと売り続けられるもの。以前の店舗業務の中で自分の職制が上がるほど「新しい商品」の事より「売れ残った商品の処分」のことに精力を注がざるおえなかった・・そんなこともトラウマとして体の中のどこかに残っているのだと思います。