青森デスティネーションキャンペーンblog

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あおもり満喫スタンプラリー「津軽・西海岸エリア」vol.3

2011-06-15 15:01:19 | イベント・祭り

☆あおもり満喫スタンプラリー「津軽・西海岸エリア」vol.1は、こちら
☆あおもり満喫スタンプラリー「津軽・西海岸エリア」vol.2は、こちら
 

 

「光信公の館」の脇を通る県道191号線を南下すると、このような建物が見えてきます。

『自然観察館 ハロー白神』

直訳すると、「こんにちは、白神。」

この施設には、白神山地のジオラマや風景写真、そこに生息する動物の剥製などが展示されています。
その他に、書籍やビデオなども置いてあるので、白神山地のことを分かりやすく学べますよ

 

 

 

そうそう、“マタギ”の紹介もされていました。
マタギとは、山を駈けめぐり古い方法を用いて集団で狩を行う人々のことをいい、中でも青森や秋田のマタギが有名です。


マタギが山に入るときは特別な儀礼・禁忌を行って、“シカリ”という統率者の指揮に従い狩猟をしていたそうです。

自分たちで作った山小屋で寝泊まりし、狩りの時も含め、山ではマタギ言葉しか使ってはいけなかったのだとか。
このマタギ言葉を少しでも早く覚えさせるという意図で、言葉を間違えると水をかけられるなどの罰が科せられたようです・・・
さらに、酒やたばこのみならず、咳払いやあくび、歌、口笛などにいたるまで禁止されていて、非常に厳しい世界だったことが伺えます。

 

 

そういえば、昨年の立佞武多のテーマは「又鬼(またぎ)」でしたね。

“又鬼 in 立佞武多の館”

 

 

さて、ここでスタンプをひとつ押して、応募用紙1枚完成です


これにて今回の旅は終了・・・と思ったのですが、この日、町道赤石渓流線が開通したということで「くろくまの滝」まで足を延ばすことにしました

 

 

 

赤石川にある8基の砂防ダムは“鮎どまり”と呼ばれていて、名前どおり川を遡る鮎がここで足止めを食らっていたのだそうです。
それが魚道の掃除をしたところ、この鮎たちは上流へと遡っていったのだとか

 
そして、支流を含む赤石川流域に、砂防ダムがやけに多いと感じたのは私だけではないはずです。

実はむかし、降り続く大雨のために赤石川上流の雪や土が崩れ落ちたことで流れがせき止められ、瞬時に自然のダムができたのだそうです。
その日の深夜にダムが決壊して、家屋もろとも押し流すような大洪水が発生し、ひとつのを丸ごと呑み込んでしまうという大惨事が起きてしまいました・・・


砂防ダムが多いのは、二度とこのような大惨事を引き起こさないためだったんですね
大自然の表情は、いつの時代も紙一重ですから・・・

 

 

 

さて、緑がまぶしい町道を進んでいくと公衆トイレと駐車場が現れました。
近くに看板があるので、表示された方向へ道なりに進んでいきます


最初は砂利道ですが、途中から葉っぱが敷かれた土の小径に変わります。

 

 

 

道すがら、小川がお出迎えしてくれたり。

 
枯れ葉のトンネルかと思ったら、雪のトンネルだったり・・・w(゜O゜)w

森林浴をしながら歩いていると、あっという間に目的地へ到着です。 

 

 

 

『くろくまの滝』

(※画像クリック

全体的に写真が白みがかっていますが、これは滝のしぶきです。
マイナスイオン大放出のくろくまの滝は、【日本の滝百選】にも選ばれているんですね~

 

 

 

 
滝の形が熊の立つ姿にも見えるといいますが、みなさんの目にはどう映ったっでしょうか?


流れ落ちる壮大な滝を眺めていると、つい時を忘れてしまいそうです・・・

スタンプラリーをしながら、自然のパワーを身近に感じてみませんか?

 

§自然観察館 ハロー白神§
■住所 青森県西津軽郡鰺ヶ沢町一ッ森町吉川30
■TEL 0173-79-2717
■開館期間 5月1日~10月31日
■開館時間 9:00~17:00 (但し土・日・祝日は、9:00~16:00)
■入館料 無料
■最寄駅 JR鰺ヶ沢駅(五能線)/ 駅から車で約40分
■鰺ヶ沢町HP http://www.town.ajigasawa.lg.jp/
■鰺ヶ沢町観光協会HP http://www.ajigasawa.info/


by ヴァ♪ 


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