日々雑感  ~ 青亀恵一

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税金の無駄使い ? 「大観覧車」

2006-12-29 08:24:19 | 政治
税金の無駄使い ? 「大観覧車」

伊勢崎市では、合併特例債を適用し、事業費の95%を起債措置し、
北関東一の「大観覧車」の建設を計画している。
事業費 約10億円。

高さ88メートル級の大型観覧車を、
今ある観覧車の近くに建設する。

その距離、1・7km、車で4分。
そして、住宅街の近く。
住民も家の中がのぞかれると・・・


計画は、
「合併後の20万人市民のシンボル」と位置付け、
2008年開催の「全国都市緑化ぐんまフェア」の会場として、
整備中の「波志江沼環境ふれあい公園」を建設予定地とし、
2008年7月ごろの完成を予定し、来年早々には工事に取り掛かる方針。

現在、市営の華蔵寺公園の遊園地には観覧車があるが、撤去の予定。
その遊園地も年間3,400万円の赤字。

地元住民らが反対意見を強めており、
建設反対の署名は市人口の1割にあたる2万1千人を超えた。

「全国都市緑化ぐんまフェア」は、
3月29日から6月8日まで、大型観覧車の建設は間に合わない。

市は、考えた。
伊勢崎市だけは、「全国都市緑化ぐんまフェア」を
11月まで延期すると。

こじつけ案ではないのか・・・

そして、心配するのは、集客である。

市は、大観覧車の維持管理や人件費の年間経費を2,100万円と試算。
華蔵寺公園の観覧車利用者数(年間約17万人、利用料280円)の半数が新しい観覧車を利用すると想定した場合で、
年間300万円の売り上げがあると見込み、
「採算性はある」と分析するのだが…。


今は、反対市民が1割だけなのか、
もっと多くいるのか分からないが、
実施するには、再度、市民への説明が必要ではないかと思うが。


このような、「大きさが○○一」というように競った箱物は、
一時的で、長続きしないのでは ?

過去のいろいろな事例から言えば。

それを基に、どのような仕掛けづくりで、
コンスタントなリピーターの集客を望めるのかという事は、
全く想像できない・・・

伊勢崎市は、いい案をお持ちなのか知りませんが。

合併特例債の乱用。
いずれ、自らの首を絞めることになるのでは・・・・・とも感じてしまう。




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