至福の日々

日々の哲学

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2018-02-10 17:06:55 | 小説
 気にすることでもないことが、どうしても気になる。そのような心境の人は、いかに生きるべきか。
 ありえないことを有りうるとする。それが結果論として一応審議されるべき事柄ではないであろうか。太郎は次郎ではないように、その結果も原因ではない。また、その因果関係のうちにありながら問いただされる内容を根拠として、また、そのような関係性を有りうると受け取る、そのことが必要とされることはない。更に言ってみれば、殊更に論議すること自体が可笑しいということもあるであろう。
 最初の審議によって、選び抜かれた過程を思い起こせば、そのようなかてい自体が存在すること自体、その関係性の有り様と表現しているといえよう。