お花のはなし

中目黒でフラワーアレンジメントスクールを営みながら、日々感じたことを書いています。

日本人と花

2010年05月10日 | フラワーアレンジメントについて
ゴールデンウィークも終わり、すっかり初夏の陽気になりました

昨日は、ゴールデンウィークは、あえて避けて、待ちに待った美術館巡りをしました。

1件目は、岡本太郎美術館。
岡本太郎の蝋人形の写真を撮ろうか迷うったんですが、ちょっと怖くてやめました。
でも、大きなオブジェも、彼が撮りためた写真たちも、すごい迫力で、分からないなりに感動し、行ってよかったです

2件目は、根津美術館。
目的は、『国宝燕子花図屏風』 読めますか?

≪燕子花≫と書いて、≪かきつばた≫ 知りませんでした
通常は、杜若と書くのですが…

たった2色のグラデーションだけで描かれているのに、奥行きがあって、迫力でした

かきつばたは、あやめ(菖蒲)とよく似ていますが、花の中心部に筋模様がなく、
単色でシンプルな花です。

琳派についてうんちくを語ることはできませんが、美術館内にある素晴らしい庭園を歩き、
実際のかきつばたを見ると、いかに屏風が素晴らしいか、納得させられます。

開催期間は、5月23日までです。

それから、このところブログの書き込みが滞っておりまして、申し訳ありません
こんなブログでも、気にしてくださっている方に申し訳ないのですが、
少しの間、お休みさせていただきます。

4年に渡って、お読みいただき、本当にありがとうございました