(この記事は’06.05.31日投稿の記事を転載)
GW前に屋久島から帰ってきて後、3回ほど近場の海釣りに出た。海釣りは殆どプレジャボ-トによる釣行。
さて、毎年この時期は知ってる人は知っている黒鯛ののっこみ時期。水深25mほどの浅場に停止し、ベタ底の待ち姿勢でほどよいサイズがあがる。黒鯛が釣れるのは「技術」より当日の「運」次第と心得る。
今年のは3回のうち43cm一尾、45cm一尾、とまずまずの釣果。
運次第と書いたのは、イサギ、メジナ、ハナタイなどはその日の潮の状態で仕掛けを変えたり、誘い方に工夫をもたせたりと、いろいろ考える。しかし、黒鯛はハリス2.5号の3m、2本バリ(うち1本はウイリ-でこれはおまけ)、ひたすらベタ底で竿の曲がりを待つだけ、に徹している。
遊漁船の釣り人は、ハリスが6mくらいと長いようだ。真鯛などほかのサカナと兼用なのかわからないけど、ベタ底がとりにくいのではないだろうか?
それでも、遊漁船が近くに来て 団体で一斉にコマセワ-クにかかるとペ-スが乱れる、ほどなく(ザンネンながら)団体さんの誰かがゲットしアミ入れが見られることもしばしば。(そんなときは、早く他へ移動しないかな-、とひそかに願う)
赤いサカナは3回のうち1尾、ハナダイがきたのみ、手のひら大サイズであった。
かって、(って、過去を懐かしんでもせんないことであるが・・・)これからの時期は真鯛の25~40センチサイズが釣行のたび、必ずといってよいほど釣れた。
なかには、生育生態状況を調査するためのタグを付けたものがあったりしたものだ。
鯛に限らず他の魚種も減少傾向にあるこの頃であるが、そういったことなども今後ボツボツ折り込みつつザッパクに進めていこうかな、と思っている。