転移がんから復活、畑も止めず耕し,今年も旅や釣りがしたい・・

野遊び行跡ブログが'09年背中の激痛で入院、腰椎への前立腺転移癌!'25年には肺癌を超えて罹患率一位か原因は牛乳・肉食?

ウナギ 順調にとれるハズだったが・・

2012-09-24 | 野遊び

ウナギは、梅雨が明けたらパッタリととれなくなった。暑いと移動しないのか、同じ場所にはもういないのか、原因はわからない。それまではポツポツと仕掛けに入ってきたので、気を良くして「かば焼きのつくり方」をネットで調べ、試行錯誤で何回か焼いてみた。結果は「上出来」、とは言えない。

 まずさばき方として、関東は切腹を嫌い ゲンをかついで背開きが伝統らしい。
暴れると作業しにくいので、直前に焼酎のなかに10分くらい漬け、おとなしくなったものをまな板のうえに延ばして調理にかかる。
 
次に簡単に素焼きする。ここで身が半分くらいに縮んでしまう。ウナギ屋のはこれほど小さくならないのではないだろうか?ナニかコツがあるのか?不明・・・
 
それを一時間半蒸すことでコラ-ゲンが溶けだし、さらに焼くことでタレもしみ込み、フカフカのかば焼きの完成になる、らしい。
 
しかしてその実体は、一時間半も蒸すとアブラ身はすっかりパサつき、素っ気ない代物になってしまう。どうやら純天然物は意外と脂肪分が少ないと見えた。
 
毎日定時に栄養豊富なエサを与えられて育った養殖モノに比べれば、川の環境はエサに恵まれている、とは言い難い。
腹を割いたとき、未消化の小魚、小エビが入っているのをみることはできたが、体格は養殖ものよりスリムなことは確かだ。一番大きいもので60cm、380gであった。
養殖ものにくらべてどうなのだろう?
 
結果、味はマズくはないが、口当たりはさっぱりとした「カバヤキ」、となった。
ナニゴトも、プロに近づくにはそれなりの修行が要るようだ。
 
 
かくて、土用丑の日には天然ウナギ、の思わくはハズレた。(’10.07.26記・転載)


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