店員Sのひとりごと

印度料理アンジャリでの出来事など。

手作り。

2007-03-30 19:49:44 | Weblog
店員Sは作ることが好きです。

アンジャリを改装中にも建築士=大工さんの
お手伝いをしようと、蛇口の付け替えをしてみると、
びっくりされてしまい、
そのことに店員Sもびっくりしてしまいました

外にあるレンガも茶系に色塗りしてみました

平日ランチ用の看板もペンキで書いて、
ドリルで穴を開け設置しました
(ちょっと恐ろしげな字体なので、
書き替えようとしたんですが・・店長に
逆にアレでいいんだよと却下されてしまいました

店内の金色、白色のペイントもしています
(進行形かよっ

店員Sは作るのも好きですが、作っている人を
ボーッと見ることも好きです
大工さんとか、修理仕事とか、物作りとか、
手に職を持っている人の仕事はず~っと見ていられます

なので、料理長のタンドールでの仕事をジ~~~ッと
見てしまいます。
(監視じゃないのよ~




ごはん。

2007-03-28 19:57:14 | Weblog
アンジャリのご飯が美味しいと言われると、
日本人店長がガッツポーズをします。
なぜかというと・・そのとおり
店長が炊いているからで~す。
バイト経験豊富(飲食店も有)な店長は、
印度人の作るアバウトなご飯では満足できなかったのです
コックさんに厨房に入ることを嫌がられても、
「米だけは俺にやらせろ」とこだわって作っています。
面倒くさいです。真似できません・・。

チャイシフォンケーキの飾り付けも店長がしています。
細かいです。真似できません・・。
そんな店長なのですが、忘れ物がとてつもなく激しいのです・・。
何かというと、「財布と携帯と鍵以上は管理できん
と開き直ります・・。なんじゃそりゃ~
やっぱりガキじゃないですか~





シネマ好きも大変。

2007-03-27 21:28:06 | Weblog
アンジャリの料理長は映画が大好きです。
店員Sも映画は大好きですが・・レベルが違いました。
仕事が終わってお疲れなのに、
「朝3時まで映画観てたね。朝5時に起きたよ。」
な~んてことが、たまにではなく、しょっちゅうです。
印度って世界1,2位を争うほどの映画大国らしいんです
だから印度人が映画好きなのは当たり前
それなのに、レンタルビデオ屋さんには(香川県だから
「ムトゥ踊るマハラジャ」くらいしかありません
そしてそれさえも「ヒンディ語じゃないから分からないよ・・」
って言っていたような気がします。
それだけ観る人だから、持っているビデオもすぐ
見飽きることになります・・
そうすると「映画がみたいね・・」っと悲しそうに言い、
ないと分かっていても、夜中にビデオレンタル屋さんに
行ってしまうようです。
可哀相な料理長・・。

(でもお友達とのビデオの貸し借りで
 禁断症状をなんとかのりきっているようです

チャパティ

2007-03-26 05:17:14 | Weblog
アンジャリの印度人料理長にはパキスタン人の
お友達もいます
そしてその人が食べに来ると、メニューにはない
特別メニューを作るんです
カレーも違うっぽいけど、その横にのっている
ナンではなさそうな物体が気になる~。
それで、料理長にお願いして
食べさせてもらったのです。
その物体は「チャパティ」というそうで
ナンよりも茶色で、平べったく、小さい。
印度の家庭ではナンよりチャパティの方が
よく作られるそうです。
お味は、
ナン:外はパリッ、中はフワッ、ちょっぴり甘くて
   すごく美味しい
チャパティ:全然甘くな~い。薄いからフワッもないし。
   でも、これが美味しいの~
   ナンとは粉が違うらしく、噛めば噛むほど味がでるって感じ
これは、日本人店長も美味しいメニューに出そうよ
ってなことで冬の新メニューとして加わることになりました
しかぁし、「日本人は好きじゃないよ・・。」と料理長がぼやいて
いたことが的中しました・・・




アンジャリ?アンジェリ?

2007-03-21 23:22:49 | Weblog
「アンジャリ」の名前を決めたのは印度人料理長です。
由来は、
①印度にいる愛娘の名前だから
②両手をお皿のように合わせて頭を下げるポーズ
 (いただくとかいろんな意味のあるポーズらしい。)
③印度の神様のお母様の名前らしい
④ちょっとずつよくなる意味があるらしい

決定はしても、いざカタカナ読みになると微妙な発音。
そこに救世主登場
日本人にして印度人の建築士さん
その方が「カタカナだとアンジェリだね~。」と言えば、
も~疑うこともなく「アンジェリ」に決定
保健所の営業許可書にも「アンジェリ」で申請して、
その後、英語のスペルを調べると・・「ANJALI」でした。
これは「アンジャリ」なのでは
「アンジェリ」だとヨーロッパっぽい&
ランジェリーっぽいかもっ(偏見でごめんなさい
「アンジャリ」の方がなんとなく印度っぽいよ~
ってなことで、確信もないまま土壇場で「アンジャリ」に変更したのです。

オープン後「アンジャリ」で正解っだったということが分かりました。
よかったよかった





お子ちゃまですね。

2007-03-20 00:57:10 | Weblog
普段はおちゃらけ陽気な印度人料理長も
明らかにA型で傷つきやすそうな日本人店長も
2人揃ってすぐへこんでくれます。
その原因になるのはもちろん全てアンジャリ絡みです。
お客様に「毎日この道を通るけど気がつかなかったよ」
って言われただけでも、
店員Sはお気楽なのか、気づいてくれてありがとうって
感じなのですが、奴等は「なぜ気がつかない
ってなっちゃいます
も~本当に些細なことでも凹みますね~
店長がへこむと、何もかもがイヤになるようで
一見すごく怒ってるように見えます。
そして料理長がへこむと、
まるで漫画の「ガーン」とか「どよ~ん」
のリアル一場面になってしまい、
どうしても笑ってしまいます。

そんな彼らのお尻を叩いてなんとか立ち直らせるのも
店員Sの役目になってしまいました・・。
しかし店員Sがへこんでいる時は
「なんで元気がない」と怒られます。
なんなんだクソガキどもめ~





カタカナでもいいのだぁ。

2007-03-19 09:45:21 | Weblog
店員Sは日本語オンリーです。
外国語はカタカナに変換してしまいます。
(でも外国映画は大好き~
そんな店員Sにとってヒンディー語は・・・
字はかわいいけど・・どれをどう読むんだ
言葉は訳分からな過ぎて、バックミュージック
(=頭に入ってこない)のようだしぃ。

それでも、カタコトの印度語(カタカナ)を
話すだけで印度人はすごく喜んでくれます

という訳で実は、店内にある「今週のヒンディー語」は
店員Sが印度人料理長から教えてもらったお勉強ノートなのです。
誰も気にしていないかもしれないけれど、
そうしてしまうことによって、自分を追い込んで
学ぼうとしています。
そして反対派だった日本人店長も
実は楽しみにしているっぽいです。
ただ「店員Sより俺様の方が覚えるのも発音もいいぜっ」
ってな感じですけどね・・





印度人?

2007-03-18 23:30:24 | Weblog
印度料理アンジャリのお店を改装してくれたのは
印度人から「あなたは印度人よ」といわれている
大阪にお住まいの日本人建築士さんです。
印度が大好きな方で暇ができると一人で印度に行っちゃうようです。
独学でヒンディー語も話せて、読み書きまでできちゃう
すご~い
そんな建築士さんが印度をイメージして作りあげてくれたんです
今まで6件の印度料理店を改装されているそうですが、
内装から、大きい看板、屋根の上の看板、長椅子、机、
ここまで何もかも作らされたのは初めてだよ~と嘆いておられました
おかげ様で手作り感があってアジのあるお店になりました
ありがとうございます



めっ!

2007-03-15 20:00:20 | Weblog
持ち上げといてナンなんですが・・・
印度人それは駄目~ってなことがありました~
それは彼女
母国に家庭があるくせに、日本で都合のいい女を求めることです
印度人がお店を持つことは難しい
だから簡単に許可がおりる日本人の彼女とお店を持ちたい
でも母国に家庭があるから結婚はしたくない
なんじゃそりゃ~
なんと勝手な・・・
でも実際、料理長のお友達にいらっしゃるそうです。
料理長までお調子にのって
「問題ないよね~。できるよね~
・・・叱るよりほかありませんでした
だって店員Sにはその考えは受け入れられませんもん。
1番とか2番とかではイヤ~
まさにオンリーワンでなきゃ絶対駄目っしょ

(料理長今は母国の嫁一筋らしいですよ






インディアン◎

2007-03-14 20:24:21 | Weblog
印度人仲間って素敵だなぁと思います。
(アンジャリの料理長を見ててのことなので一概には言えませんけど。)
店員S的には信じられないことだらけです。
まずびっくりなのが、お金の貸し借りは当たり前。
日本にいる者同士だからっていう訳でもなく、
本当に助け合おう精神が強いようです。
それに実は印度カレー店同士、敵対などしてないんです。
アンジャリは無休なのでなかなか遊びに行けないようですが、
他店のお休みの日には、他店のコックさんがフラッ~と
遊びに来てくれたりもします。
(間違いなく偵察なんかではありませんね。)
また普通にというかものすごく飲み食いしに来てくれたり。
うちの料理長が夜遊べるとなると明け方までパルティが
(パーティー:飲み会)続くようです。
あと、お休みの日に手伝いに来てもらったとしても
バイト代・交通費も無し
ただ楽しく一緒にチャイ飲みながらおしゃべりでOK
食べに来てくれても、これという値引きや特別扱いは一切無し
店員Sにはとても信じられません。
でもそこまでサッパリと気持ちの良い付き合いをみていると
インディアンがますます好きになりますよね