Con's Contrabass

Jazzを中心とした演奏活動をしている"Con"のブログであります

破断

2019-05-03 | Contrabass & Arounds
今日張っていたアニマのG弦が巻き取り側で切れました。前回張り替えたのが九月ですから8ヶ月で切断しました。
音量も大きく、ガットに近い音色でハイからローまで鳴る一方、ピッチが落ち着くまで1~2ヶ月かかり、温度による影響が大きいと、癖のある弦ですが楽器との相性も良く気に入っておりました。

そろそろ鳴りも落ちてきて張り替えどきと新弦を取り寄せておいたのは幸いでした。

久し振りの忘備録

2018-09-16 | Contrabass & Arounds
コントラバスの弦は近年定番のスピロコアでしたが、アルコは合性が良いのですが指弾きが今一つ大人しい印象でした。

そこで似非ガットのザイエックスに戻そうかと思った矢先、気になっていたスイスのベルベット社の輸入代理店が輸入を中止したという事実を知り、在庫のあるうちにと同社のアニマを購入致しました。

芯材がシルクで銅線で巻いてありルックスもセッティングもかなり特徴的。
梱包がG〜E線を一緒になっているため太さで判断するするが、E線とA線は目視で区別がつくがD線とG線の太さが微妙。
止む無くノギスで計測するとその差0.2mmでした。

なんとか張り替えてみましたが素材のせいかピッチが落ち着くのに時間がかかりそうです。

祝、竣工

2017-11-05 | Contrabass & Arounds
ようやくフォデラモナークの改造が終了いたしました。
そのサウンドは予想以上に良い結果となりました。

フロントピックアップはEMGのPAX。
リアピックアップはEMGのLJVX。
アクティブサーキットはEMGのBQC。
スペースぎりぎりでしたが18V仕様としました。

話変わってコンバスも調整してもらった結果、鳴りがよくなったのでダダリオザイエックスから王道のスピロコアに変更。
ガットぽい音からジャズベースらしい音になり、広く深いイメージから遠く集中するサウンドに変わりました。

lehle RMI BASSWITCH IQ DI

2017-10-09 | Contrabass & Arounds
忘備録として先日実戦投入したlehle(リール社)のRMI BASSWITCH IQ DIについて記載致します。

使用環境はコントラバスとベースギターの持ち替えで、コントラバス出力はピエゾとダイナミックマイク。ベースギターはローインピーダンス。
コンバス出力はミックスしてベースギターと曲による切り替えをする。
このLINEをDIでPAに送り、PAのモニターで返してもらう。
今回は小ホールでステージスペースもそんなに余裕がないのでPAさんと相談の上、ベースアンプの持ち込みは無し。

参考回路図


「InstA」にコントラバスマイク、「InstB」にベースギターのHi-Z、「Mix Loop Return」にコントラバスピエゾを入力。
DI OutからPost出力。

メリット:フットスイッチによるスムースな切り替えに加え、Muteスイッチによるチューニングやポップノイズ防止が可能。
エフェクター特有の音質劣化やノイズは皆無で使用している事を忘れてしまう程。
マイク、ピエゾ、Hi-Zとインピーダンスの異なる出力の組み合わせでも大丈夫。
マイクとピエゾの相位反転も可能。
コンバス使用時、Mix LoopスイッチのON(マイクとピエゾミックス)でピッチカート、OFF(マイクのみ)でアルコと切り替えも可能。
 
デメリット:ボリュームの大きさとイコライザーが使用できるのは「InstA」入力信号のみ。「Mix Loop Return」入力のピエゾはミキシングボリュームで調整可能。
ただし、「Mix Loop Return」にマイク信号は弱すぎて使えません。
ベースギターはコンバスのボリュームを基準に入力前でボリューム調整が必要。
A/Bスイッチでベースギター使用時でも「Mix Loop Return」信号は入ってしまうので、その都度Mix Loopスイッチの切り替えが必要。
コンデンサーマイク使用時はファンタム電源供給が無いので別途供給装置が必要。

慣れるまで若干の戸惑いもありますが、コンパクトで視界性の良いLED照明で暗いステージでの使用や状態確認も容易です。(ロゴが暗くなると発光(リン光)します)
電源が9V〜20Vという汎用性も良いです。
総じて私にとって極めて実戦的で有効なツールとなりました。



追記:アイデア次第でアクティブとパッシブのベースギターの切り替えや、エフェクター群のシリアスループやミックスループでの使用、ソロ時のエフェクターブースト、レコーディングでのプリDI出力などといった使用法も可能です。
そして、今回の環境はミキサーやPA でも個別出力で解決可能です。
しかし、ベースの特性を損なう事なく事前に自分のサウンドが提供出来るという事。出音を事前に計算し、曲のイメージを作る事が出来る事、PAさんの負担無く切り替え出来る等々のメリットは大きいと思います。


週末の機材

2017-10-03 | Contrabass & Arounds
今週末は次の条件で演奏を考えております。

1.会場は小ホール
2.PAはある
3.使用楽器はコンバスとベースギターの曲による持ち替え
4.コンバスは弓も使いたいのでピエゾとマイクのミックスにしたい
5.可能ならばDIで出し、返しモニターのみが良い
6.万一に備え、ベーアンにも出力可能にしたい

すなわち下図通りです。



こうした条件を満たしてくれるアイテム、ありました。

リールのBasswitch IQ DI

ご参考までに。

途中経過(その2)

2017-10-02 | Contrabass & Arounds
そもそもなぜフォデラモナークのピックアップ載せ替えを考えたかというと、EMGピックアップであるフロントのPとリアのJのバランスが悪くかつ、1弦側と4弦側のバランスも悪く、トーンポットの効きも悪い状態でした。そして生の鳴りに対して出音が鳴っていない印象でした。

せっかく載せ替えるならと調べてみるとPJシリーズに加えビンテージサウンドを意識したXシリーズを知り、その中でも主流のセラミックマグネットではなく、アルニコを採用したPA-X(いまだに到着していないPタイプ)とLJV(見た目のビンテージなJタイプ、アルニコ5使用)に決めました。実はこれ、最近のビクターウッテン仕様と同じです。

連休を利用して早速リアのLJVを取り付け、サーキットも交換し、18V仕様に。ポットの穴拡張が1か所あったのみであとはそのまま取り付け。
新品のヘッドマシンとブリッジにこれまた新品の弦を張って音をだしてみると…おお!思った以上に良い!!

ノイズレスはEMGの十八番ですが、上から下まできれいに粒のそろった出音。楽器が鳴っている音がしっかり出ています。
比較的フラットな特性なのでEQでミドルを上げ、ベースをやや上げてやるとちょっとモダンなビンテージジャズべースサウンドになります。
ちなみにベース本体の材質はマホガニーボディにメイプルトップです。

まだフロントが穴の開いた状態ですがリアだけでも十分に戦力になるので早速今週末実践投入致します。
因みにピックアップのロゴがゴールドなのはアルニコです。

途中経過

2017-09-27 | Contrabass & Arounds
先にご報告したピックアップ載せ換え計画、本日後発のブリッジとマシンヘッドが到着。
早速交換。対象のFoderaモナークは30年位前に購入したベースですがビス穴位置までぴったりで一切の加工要らず。あっと言う間に作業終了。

どちらの部品もドイツ製のSchaller。マシンヘッドは軽量化したM4-Lightでギヤ比も1/16から1/20に変更。
ブリッジは同じ3-D4Gですがやはり軽量化されていました。

あとはFピックアップの到着待ち。10月下旬になりそうです。








アンプ事情の憂い

2017-09-03 | Contrabass & Arounds
TecAmpに引き続き今度はウォルターウッドのM450が沈黙。
幸いリハ時であったため直接影響はなかったが、精神的ダメージは甚大。
お祓いした方が良いのか?と思うほどアンプの故障が相次ぐ。

ふと、そう言えばいずれも症状が発生したのはエピファニのスピーカーだと思い出す。
早速別スピーカーで鳴らしてみると、 鳴りました。
直ぐにエピファニを調べてみると、4Ωと8Ωの切り替えスイッチがどうやら接触不良。

慌ててアンプを修理に出したり、新アンプを購入しなくて良かったー。

アンプ事情

2017-06-07 | Contrabass & Arounds
ここ最近、次々とヘッドアンプが故障という憂き目に遭う。
嘆き悲しんでも仕方ないので次期アンプを物色。
ご縁を感じぽちっとな!

良縁でありますように!

忘備録:いつもの弦を張り替えました。今回は大分劣化しておりました。