アンジェロ・ブレーン山口まりこのイベント万歳日記

ライター兼翻訳のかたわら、落語やジャズ、津軽三味線などさまざまなイベントをプロデュースしてます

ご冥福をお祈りします

2009-08-18 22:53:54 | Weblog
ソウルの友人から涙声で電話があった。金大中元大統領が亡くなったという。

高齢で肺炎をこじらせたとは聞いていたが、まさかこんなに早くとは思わなかったので私もショックだった。
友人に限らず、私の韓国の知人やクライアントのほとんどが元大統領を色々バッシングもあったが心から尊敬し、大好きだった。
「元大統領が幅広い分野に精通していたのは獄中で凄まじい数の本を読んだからだ」と、クライアントが以前誇らしげに話してくれた時、ガンジー元首相やマンデラ元大統領と重ね合わせているのだなぁと羨ましく思った。

我が首相に至っては漢字さえ読めないのだから(ToT)

私は一度ソウル市内のホテルでお見かけしたことがあり、優しい笑顔は今でも目に焼きついている。あの笑顔からは厳しい弾圧、獄中生活はとても想像できない。

日本での拉致、投獄そして大統領へと激動の人生ー大変お疲れ様でした。ゆっくりお休み下さい。ご冥福を…

書評悲喜こもごも2

2009-08-18 09:23:52 | Weblog
前任者の体調不良で急遽ピンチヒッターを務めることになり、慌てて書評を読みまくった。日本語に限らず、英語のブックレビューもドイツ語も…。

しかし、ますます苦手意識が増幅されるだけで、結局、書評書きは苦痛以外の何物でもなかった。

自己分析すると、読書感想文のトラウマからどうしても書評は型が決まっていて堅苦しくて難しくて…というイメージが抜け切らないのだと思う。

私が書評や感想について気楽に考えられるようになったのはつい最近である(^_^;)

話題となった奥野宣之さんの「読書は一冊のノートにまとめなさい」を読んでからだ。

読んだ人も多いと思うが、彼が提唱するのは「ネギ間式」♪

つまり、読んだ本の中で印象に残ったところ、疑問に思ったところなどを本文からそのまま抜き書きし、次に自分の考えなり疑問なりを書く。そして、さらに本文から、次は自分…と作者と自分が会話をする感じである。これはラクだ!♪

書評悲喜こもごも

2009-08-18 07:56:49 | Weblog
夏休みも残り2週間を切り、小中学生の中には宿題で青ざめている人も少なくないと思う。
かく言う私も苦しめられた1人だ(>_<)特に、読書感想文!小さな頃から人一倍本は読むくせに、この感想文が大嫌い!しかも自由に本が選べず、課題図書を読むとなると夏休みの最初から最後までずっと憂鬱だった(ToT)あげく、あまりの出来の悪さに毎回先生に「実は本を読んでいないのでは…?」と勘繰られ、散々…(`ヘ´)

だから、大人になってまさか書評を書く身になるとは全く想像していなかった!

前にも書いたことがあるが、私は小さな頃から新聞記者かジャーナリストになりたかったこともあり、「物書きのはしくれ」とは言え、子供の頃の夢を叶えた少数派であるので「何か書くこと」は当然、頭にあったが、書評とは…。

カナダの日本語雑誌でピンチヒッターとして2年あまり書評を書いたが、まさに私の人生の汚点である!

これでも努力はしたのであるが?