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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

山中慎介 岩佐亮佑   覚えておいて この名前!

2011年03月08日 | ボクシング

≪日本バンタム級タイトルマッチ 10回戦≫
  
 王者・山中慎介(帝拳)〇  10回1分28秒TKO   同級1位・岩佐亮佑(セレス)

土曜日に行われた日本バンタム級タイトルマッチ。
世間的には、ほとんど注目されていなかったこのイベントですが、
ボクシングファンとしては待望久しい『世界を狙える実力者同士によるガチンコ勝負』とあって、
”ボクシングの聖地”後楽園ホールは立錐の余地もないほどの大観衆で埋まりました。

両者のファンがそれぞれの場所に陣取り応援をする姿、
ゾクゾクしてしまうくらいの盛り上がりでした。

試合は”イーグルアイ”と言われるほど目のいいセンス抜群の岩佐が主導権を握ります。
強烈なパンチをチャンピオン・山中に叩き込んで2ラウンドにはダウン寸前まで追い込みます。

しかし”無敗の王者”山中が徐々に反撃。
相手のスタミナが切れだした8ラウンド以降、
ほぼ一方的に攻め続けて難攻不落の岩佐を攻略。

このしびれる戦いを制しました。

いやあ、
それにしてもいい勝負だった。
両者の気持ちの入ったパンチのやり取りは、
『ボクシングはこれじゃなくちゃ』ということをまたも思い出させてくれました。

勝った山中にも、敗れた岩佐にも、
大きな拍手を送りたいと思います。

それにしても両者ともに技術のレベルも高かった。
そして気持ちも強い。

できることならば、
この二人が長谷川・西岡の二人に続く、
日本の2トップとなってバンタムを席巻してほしいと願っています。

必ず世界が取れる逸材だと思っています。
山中は試合後『亀田興毅選手と戦いたいですね』なんて言っていましたが、
こだわらない方がいいですよ。
こだわるといろいろなリング外での出来事に振り回されてしまいますから。
リングの上で答えを出し続けてください。

岩佐選手。
初めての敗戦となりましたが、
その輝きは全く失せるところはありません。
今後がさらに期待されます。

山中慎介・岩佐亮佑

この二人の名前、
覚えておくとこれからのボクシングシーン、
楽しめること請け合いです。


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1 コメント

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まさしく (やす)
2011-11-06 23:26:30
覚えていて正解でした!

辰吉、ウィラポン、長谷川、モンティ、ドネア、山中、

皆、本物ですね!
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