SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

荒れる荒れる!! どうなっちまうんだ、春場所!

2024年03月23日 | 相撲

なんてことになってるんだ、春場所。

 
14日目の土俵は、
荒れるなんてもんじゃありませんでした。
 
2差をつけ、
勝てば優勝が決まる尊富士。
この日の相手は元大関の朝乃山。
 
今日もマッハの相撲で優勝を決めると思っていたワタシ。
 
しかし・・・
 
立ち会いに当たりを受け止められがっちり四つに組まれた尊富士。
 
そのまま寄って出られ、
土俵を割りました。
 
そして・・・
 
どこかで右足首を痛めた尊富士は、
なんとそのまま自力で歩くことができず、
車椅子に乗って引き上げて行きました。
そして救急車に乗って病院へ直行。
 
なんてことでしょう。
 
優勝争いのトップをいく力士が、
まさかの病院送りとなってしまいました。
 
そしてその尊富士を2差で追う大の里と豊昇龍。
こちらは明暗くっきり。
難敵・阿炎と当たった大の里は、
阿炎の立ち会いの突き放し、のど輪にうまく対応していなし勝ち名乗り。
3敗を守りました。
 
一方の豊昇龍は同じ大関の琴ノ若と対戦。
こちらはまた、
「絶対勝ちたい取り組みは立ち会いの変化」の定石のとおりの立ち会い。
 
そしてそこを琴ノ若につけ込まれて完敗。
この瞬間に優勝はなくなり、
優勝の可能性は尊富士、大の里の2人となりました。
 
さあ、明日は・・・
 
まず大の里が敗れれば尊富士の優勝。
今の状況から言うと、
尊富士は明日土俵に上がれない公算が高いと思います。
 
するってーと、
もし大の里が敗れて尊富士の優勝になると、
まさか、というか、史上初めての
「病院優勝、あるいは部屋優勝」
となります。
 
その場合、
優勝杯などの贈呈は、
一体どうなるのか??
 
そんなことが気になります。
 
一方大の里が明日勝った場合は、
両者は(尊富士が休場の場合)12勝3敗で並びますが、
優勝決定戦は尊富士休場で史上初(?)の大の里の不戦勝で決着。
 
多分明日大の里は豊昇龍との対戦になるんじゃないかと思いますが、
勝つにせよ負けるにせよ、
いずれにしても前代未聞の決着になることが濃厚です。
 
荒れる春場所とは言いますが、
こんなにすごい荒れ方は初めてですね。
 
いずれにしても、
優勝力士は「初土俵から史上最速優勝」が確定しました。
 
尊富士なら初土俵から10場所、
大の里ならなんと6場所。
 
こりゃ驚きますね。
すごいことだぁ。
 
どうなるのかなぁ、あした。
 
うーん、
なんとも言えない気分です。
 
尊富士も大の里も、
将来が非常に期待される身。
だから、
尊富士は無理して出てこなくていいよー。
 
無理して出てきちゃうのはやめて欲しい。
どうしても、
貴ノ花と稀勢の里の悲劇を、
思い出してしまいますから。
 
「痛さに耐えて、よく頑張った」
 
なんて時代でもないし、
そこで無理したから、
2人とも引退にまで追い込まれたんだから。
 
キッチリ怪我を治して、
また今場所みたいな素晴らしい相撲、
見せて欲しいです。
 
そして大の里。
 
明日は勝って、
優勝決めてね。
 
師匠はずーっと、
「ここ一番」
が勝てずに、
初優勝まですっごい時間がかかりましたから。
 
いくら師匠を尊敬していても、
そんなところは見習わなくていいからねー。
 
ということで千秋楽。
長かったようで短かった今年の忘れ得ぬ春場所。
 
 
さあ、明日はどっちだ!

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 尊富士優勝王手! 鋭い出足... | トップ | 大相撲春場所千秋楽  やっ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

相撲」カテゴリの最新記事