アンクロボーグの世界

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GANTZのSF性

2011年06月08日 10時47分18秒 | Weblog
先日、ゲオにてGANTZ全31巻を一気読みしました。
この漫画…それにしても読みやすいというか1冊あたり数分という短さ。
内容が薄いというわけでも決して無いと思いますが、一緒に借りたソラニンとは対照的でした。





そもそもこのGANTZ…連載当初は毎週読んでいて確か単行本も4巻くらいまでは読んでいたんです。

その後、長い空白がありましてつい1ヶ月程前、セブンイレブンで31巻をパラパラと立ち読みいたしますと…


!!何と、とんでもない予想外の展開になっているではないですか。
人間は全裸で巨人の異星人に支配されちゃって…

という事で改めて1巻から最新31巻まで一気読みとなりました。
うーん感激です。
特にカタストロフィに入ってからの展開はSF好きには長年こんなマンガを待っていたという理想の設定とエピソード。

以下Wikipedia より転載です



GANTZ 奥浩哉

作者が高校時代から暖めていた、『必殺仕事人』にSFテイストを加えた「夜にみんなで集まって殺しに行く」物語[1]を描いた青年漫画。
「日本人に馴染むSF」を目指した、現実と非現実が交錯する世界観、不条理とも言える死と隣り合わせの緊張感、個性溢れる登場人物などが人気を集めている。
前作『01 ZERO ONE』に引き続き、原稿はCGによって制作されており、作者は「3D漫画」と称している。ShadeやPhotoshop等のグラフィックソフトを駆使して背景や効果が精密に描画されている。

キャラクターの一部は、実在の有名人や映画の主人公などをモデルにしている。

2004年にテレビアニメ化され、2011年には実写映画が公開された。


以下はカタストロフィの説明部分(この内容を漫画として描き上げてくれた事に作者、集英社に感謝です)

ラストミッション終了後、空は一面血のように赤く染まり、世界各地で謎の飛行物体が出現。上空から次々と降下する巨大兵器群と空を覆う飛行物体によって、アメリカ合衆国が壊滅する。その脅威は日本にも到来し、東京、大阪、福岡、広島など日本各地で攻撃が始まる。圧倒的な戦力を持つ文明の前に自衛隊も一方的な敗北を喫する。侵略の理由は、異星人の住む惑星系が何世代も昔に消滅し、スペースコロニーの都市での生活を強いられていた為、それを解決する為に地球へ移住してきたとされている。カタストロフィとは、彼ら巨人達による全世界同時襲撃、すなわち「地球への侵略戦争」の事である。

飛行兵器
およそ1800ノット(約マッハ2.7)で空を飛行し、アメリカ海軍の空母を撃沈し、空を覆い尽くす程出現した宇宙人の戦闘機。アメリカ軍や自衛隊の戦闘機を容易に撃墜する。後尾にあるレーザー状の網で対象を捕縛しながらの移動が可能。自衛隊戦闘機を多数捕獲し移動している飛行兵器が確認されている。
巨大歩行兵器
空から流星の如く飛来した兵器。飛来してくる際には2体が背中合わせで接続されており、地上で活動を開始すると同時に2体に分かれる。右腕が巨大な砲身となっており、一撃でビルを崩落させる威力を持つ。世界各地で建物を破壊しながら進撃を続ける。二足歩行の人型、上半身が人型で下半身が四足歩行のケンタウロス型がある。
巨人兵士
全身を覆う大柄な機械のアーマーを着た巨大宇宙人。装備している銃から円盤状のカッターを射出し、人間を斬殺する。前述した巨大歩行兵器が建築物の破壊を担当し、巨人兵士は人間の駆除を担当している。機関銃や砲撃ではほとんどダメージを与えることができないが、Zガンによる攻撃を一発食らうとアーマーが壊れ、中から本体である星人が現れる。彼らは地球の人間と同じく二足歩行で腕も2本だが、指が6本、鼻腔と目が4つなど、微妙に人間とは異なっている。アーマーを脱いでも体の各部分に装置が装着されており、手首の装置から指先に電撃を溜めて発射するという攻撃手段も備えている。なお、この電撃も非常に強力で、ガンツスーツを着ていても防ぐ事はできない。同じく手首にある装置から敵の情報を味方に送信する事も可能。生身の星人はZガンやXショットガンで容易に倒すことができる。
下級兵
円盤状のカッターを射出する銃を装備した兵士。獣と共に人間達を襲撃する。撃ち出すカッターはガンツスーツの効果を無視し、一撃で切断する。通常時は顔を含む全身がアーマーに包まれているため、彼らの表情をうかがい知ることは出来ない。
上級兵
下級兵と違い素顔を晒して戦闘に臨む。武器を持たず、素手での肉弾戦を得意とする。着用しているアーマーは下級兵のものとは異なっており、下級兵のアーマーが黒く濁っているのに対し、上級兵のアーマーは全体的に輝いている。さらに装甲も下級兵のものより頑強さが増しており、特に脚部の装甲が分厚くなっている。違いは外見だけでなく、その性能も下級兵のアーマーとは一線を画す。XショットガンやZガンによる攻撃を容易に回避するスピードと、スーツ着用済みのガンツ戦士を一撃で即死させるパワーを併せ持っている。
スペースコロニー
東京上空に出現した巨大な宇宙船。東京だけでなくアメリカのニューヨークにも降りている。中は外見よりも遥かに広く、港湾やビル街が広がっており、星人たちの生活の場となっている。居住区の地下には地球の人間を食料として加工するための設備が整えられており、外から運び入れた人間を殺菌、洗浄、血抜き等を行い、最終的には宇宙人の食糧となる。宇宙船の中には動物園のような娯楽施設もあり、食用としてではなく鑑賞用として連れて来られる人間達もいる。
巨人
スペースコロニーの都市で生活を営む地球外知的生命体。彼らは地球よりも遥かに高度な文明レベルを誇っており、スペースコロニーや多数の兵器を見ても彼らの技術水準の高さが窺える。かつて彼らが住んでいた惑星系が何世代も前に消滅してしまったせいで、スペースコロニー内での生活を余儀なくされている。そのため、コロニー内部には地球と同じように一つの社会が形成され、警察や軍隊等の職務に従事するなど、それぞれの役割を果たしながら生活している。彼らは地球人の事を現地に住む「虫」という認識しかしていない。巨人達が腕に着用している小型の端末は、画像の撮影や他者との通信など、携帯電話に似た機能を持っている。さらには現地の生物との会話をも可能にする、言語翻訳機能もついている。

兵士が地上に降りるのとほぼ同時に出現した異形の獣たち。人間に牙を向け襲うと同時に、檻の中へと誘導する。一定数の人間が檻の中に入ると、その檻は宇宙船に向かって飛び立つ。獣の中には二足歩行で移動し、武器を扱うタイプも存在する。扱う武器は下級兵が所持している銃を小型化したもの。

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星人たちの暮らしがあまりにも地球人(現代西洋文明)に似すぎているという部分も有りますが共感させて一般読者に読ませるには必要な事なのかも。

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