藤田敦史氏が母校駒大コーチに 恩師も認める彼なら

大八木監督の思いをそのまま形にしてくれた男

藤田くん

１９９８年の頃、駒澤大で売り出し中の彼を、監督は凄く評価していました。

今でも、口にしますが、

藤田の４年の時に箱根を優勝したかった。させたかったと・・・

大八木弘明監督（５６）は「藤田は駒大史上、最高の選手。心強いコーチになる」と期待を寄せる。さらに「私も年齢的にいつまでもできるわけではないから」と将来的に監督を禅譲する考えを示した。藤田コーチは８年ぶりの箱根駅伝優勝を目指す駒大の切り札となる。（スポーツ報知）

監督のこの気持ちを察する事ができます。

森本葵先生（駒澤大元監督）も大学４年実業団１年目の頃、敦史は、今マラソンを走ったら日本で一番強いと思うよと、言ってたことをよく覚えています。その数ヶ月後に当時の日本最高を出した時は、さすがだなと思いました。

腰の高い良い走りをするな～～

私の大学時代の同級生の阿部文明くん（アジア大会マラソン銀メダリスト）に走りは似ているなと思いました。
しかし、その後、故障に悩まされてしまった事が残念です。


私が藤田君と始めて話をしたのは、たぶん彼が大学３年の箱根駅伝恒例のＯＢ会主催の打ち上げの時でした。

実業団は、何処に行くのと聞いた事を思い出します。

富士通です。

ガッカリしたことを覚えています。

だって、私はヤクルトＯＢだから、藤田君がヤクルトに来てくれると良いなと思っていたから・・

それから、試合などで会うと挨拶をするようになりました。

そして、引退されて富士通のコーチに

富士通には同じ駒澤大卒の吉川コーチもいて

康成も実業団の中距離合宿など大変お世話にもなっています。



個人的には、駒澤の大八木の後をやるのは、藤田だと思っていましたが

昨年の甲府インターハイの時に、大八木監督と藤田コーチが一緒にいて

え・・と思い、藤田君に確認したら、今は週の内何回か練習にいっていますとのこと知り、

来年から、本格的にコーチとしてやることの気持ちが決まっていることを聞きました。

何か、とてもうれしく思いました。

大八木君にも、良かったねと言いました。

師弟関係のあった子が、自分の後に入ってくれることの喜びは本当に嬉しと思います。

これからの駒澤大学の活躍を期待致します。

藤田君　がんばれ！