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くじゅう山開き

3時50分、自宅を出発する際は曇り空でしたが瀬の本高原付近で小雨が振り出してきました。
牧の戸峠に6時到着。天気が芳しくないためなのか、雨の天気予報も功を奏して、
くじゅう山開きとは思われないように、駐車場は空いています。

6時10分、まだ、雨具の着用まではないことから登山者の行列に紛れこみます。
扇ケ鼻分岐から、雨具を着用しました。
ゴアテックスに新素材?のアンダーウエアなのですが、
大汗かきのわたしには通用しません。乾きは早いみたいですね。

くじゅう山開きの頃がミヤマキリシマの見ごろですが、今年は、異常気象で開花が遅れています。
その反面、毛虫の食害は少ないようで、来週あたりが満開みたいですね。

7時35分、久住分れ避難小屋着。久住山を見上げるとガス、雨雲の中。雨男ですね。
この頃より雨粒が大きくなって降りだし、山頂祭を待つこともなく早出の登山者は下山しています。
わたしは、時間に余裕があるので、御池を経由して中岳まで行ってみます。

御池では益々、風雨が強くなり、御池をカメラで撮ることもなく、池ノ小屋へ8時10分到着です。
現在、池ノ小屋は崩壊の恐れがあるため立ち入り禁止、危険です。

しかし、団体登山の皆さんは小屋の中でお茶して、おやつまで喰らってます。
『危ないですよ、潰れても知らんですよ』が、聞こえない、分からないみたいですね・・・。
困ったもんです。事故がある前に、修復か、新しい小屋建設が待ち望まれますね。

中岳まで登る予定でしたが、山頂を諦め、下山です。
久住分れまで来ると、山頂祭は中止とのアナウンス。久住分れ避難小屋では
山頂祭のスタッフから、『雨の中をお疲れ様でした。記念のペナントです』と
差し出され、ありがたく受け取り、気持ちが晴れましたね。

毎年、くじゅう山開きの時は、何かが起こります・・・。
来年も、安全で、楽しく、くじゅうを登りたいですね。おしまい。



【沓掛山付近の様子です】


【池ノ小屋の中の様子です】・・・危険ですので、小屋の中で休憩はしないがよいですね


                  【久住分れ避難小屋でペナントを配布するスタッフ】





(6月3日 雨のくじゅう山開き)
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