防衛問題研究家でネットでよく見かける筆者。
「海をひらく」を読んでみました。
「海をひらく」を読んでみました。
ばらまかれた機雷を掃除する掃海について、日本の大活躍が書かれていました。
掃海には様々なドラマがあるんだと読んでいてよくわかった。
一回目は戦後すぐ。
米軍によってばらまかれた機雷を解体した帝国海軍から掃海部隊を作ってお掃除。
二回目は朝鮮戦争時
連合国軍の要請をうけて日本海へと出る。
日本の掃海技術は高く、かつ作業は我慢強く粘り強いのでかなり重宝されたようだ。
この掃海派遣で初めて犠牲者が出た。
せめて靖国に御霊を
三回目はペルシャ湾への掃海派遣
派遣するか否か大変な議論に。
政治家は責任を取りたくないという「事なかれ」
これでは派遣される自衛官が気の毒だ。
自衛官は使命をもって戦っている
読んでみて更に自衛官の大変さがよくわかった。
せめて自衛官に誇りを与えられるよう国民的な活動は必要だし、これからも気持ちよく活躍していただきたと心底思いました。
通勤中の電車内ですが差し込まれているエピソードに思わず涙。
感動しました。