D.Gray-man 第２１９夜「A・Wをたずねて 彼は愛を忘れている」 3

土曜日から長崎の友人が遊びに来る予定だったんですが、台風１２号のせいで延期～(T_T)
ギリギリまで電話し合って、迷いまくってたんですけどね。
結局、昨日も今日も凄くいい天気です。恨めしい！！(;_;)
最近、グッピーを飼って、アクアリウムをしたいんですが、揃えようとするとかなり高いのね。
メダカで我慢するかなぁ。でも、メダカを「買う」のがヤダ（笑）
昔はそこらの小川や用水路で一杯いたのに。
わざわざ学校のビオトープで飼ってるって変なのー。
あっ、マッドマックスも早く観に行かないと終わっちゃう！！

D.Gray-man　第２１９夜「A・Wをたずねて　彼は愛を忘れている」 3

ネアは続ける。

「母さまはマナ＝D＝キャンベルとネア＝D＝キャンベルの名をくれた」

ワンピのルフィもDの名を持つ者ですが、あれは恐らく海賊王キャプテン・ドレイクのDだろーから（破壊のDでもあるだろうけど）、
ネア達のDが何の略かは解かんない。普通、ミドルネームは洗礼名で聖人や天使の名が多いけど（日本は逆に洗礼名が先）。
しかし、洗礼受けてるって…なぁ(^_^;)　（理由は後ほど）

病弱だったマナもすくすく大きくなり、二人は黄金色の小麦畑を走り回るようになる。
収穫間際の麦を倒しまくって、農家の人に怒られないかな（笑）
マナは相変わらず体力がなくて、駆けっこでもへたばって座り込んでしまったが、
そんな時、いつもネアは手を差し伸べて、老木の下で待つ母の元へ手を繋いで走った。

「瓜二つのマナとネア。
　ふたりは双子の兄弟として育てられた」

ネアは半泣きの伯爵の顔に両手を添え、目を見つめながら話し続けた。
まるでこの話から逃げ出さないようにする為に。

「だがオレたちは双子じゃない。
　母さまも本当の母親じゃなかったんだ」

半ば怯えていた伯爵の顔が一気に青褪める。
この話が辿り着く先を聞くのが恐ろしかった。

「この七千年の間でたった一度だけ、
　千年伯爵がこの世界から消えたことがある。

　ある時、ぱったりと」

それはモンシロチョウが舞う初夏の事だった。
カテリーナは転がったシルクハットから、止まっていた蝶が飛び立つ様を呆然と眺めていた。
彼女は手にポピーの花を４，５本携えていた。美しく咲いた花を彼に見せたかったのだ。
だが、見せる相手の姿はなかった。
老木に凭れて座っていた姿のまま、服やステッキ、帽子に手袋。
確かに伯爵はそこにいた形跡を残し、だが、その中身は消え失せていた。

代わりに蝶に手を差し伸べて戯れている双子の赤ん坊が、その服の上にいた。
まだ髪も生え揃ってない生まれたばかりの赤子。
穏やかな日差しの元で、彼らは蝶を追って、小さな手を天に広げていた。

カテリーナの目から涙が零れ落ちる。
この子らを大事に育てようと。


冬小麦の収穫時期だし、紋白蝶やポピーが咲いてるなら初夏でいいかな？
春小麦もあるので、最近の英国は秋の収穫も多いようだけど、１９世紀だから。

「わかるか、マナ」

ネアは笑っていった。

「それがオレたちなんだ」

笑いかけるネアを伯爵は、いや、マナは恐ろしいものでも見るかのように見返す。
ネアは笑う。
いつもマナの顔を両手で覆って、彼を見つめた。
強情な彼に言い聞かせる時、こうするのが癖だった。
そっくり同じなのに、同じではない彼に語りかけるのが好きだった。

ネアは思い出す。
小麦畑から、カテリーナの元に辿り着き、抱きついて甘える。
あの日々は何と豊かで優しかった事か。

ネアは囁いた。

「オレたちはもとは『ひとつ』だった。
　『千年伯爵』だったんだよ」

次号に続く。

……(^_^;)

うわぁぁぁ。
何かエライ事になっちゃったなぁぁ。
というか、何だこりゃあ。
斜め上のそのまた斜め上に行ってしまったぞぉぉ。

AKUMAの元締めである千年伯爵が神様の洗礼受けてるっていいんですかね（笑）
いや、ネアとマナが千年伯爵として、ネアをぶっ殺したのが千年伯爵だとしたら、
その中の人は誰なんだ（笑）
つーか、中の人などいない！なのか。

まぁ、銀魂の新八はメガネが本体だから（笑）、伯爵も皮が本体だからいいんだもんでいいのか。
そうなると、別に中の人など必要ないではないか。
いいんか、それで(^_^;)

何か私的に考えてた前提が全部覆ったぞ。
一応、今までのオレの前提。

１，千年伯爵もノアの長子なので、代替わりする。
２，選ばれたのがマナ。
３，双子なので、何か解らんが、色々あってついでにノアとして覚醒したのがネア。（ふつーはマナしか覚醒しない）
４，マナはノアとして覚醒したが、人間とこの世界を愛してしまっていたので、伯爵の人間を滅ぼす使命（本能）を拒絶。
５，その為、伯爵になれば、本能に引きずられるので、伯爵になる事を拒否。逃亡を企てる。
６，ノアは千年伯爵を守るものなので、他のノアは先代の伯爵をガードする本能があるが、
　　ネアが新伯爵をガードする本能があるので、マナを他のノアから守る事を選択。一緒に逃亡。
７，マナがノアを殺せば、殺戮の本能が強まり、兄弟を殺す悲しみが伯爵化を促進させるので、
　　ネアだけがノアを殺す兄弟殺しの汚名を背負う事に。
　　ロードは兄弟と仲がよかったので、あえて中立に。
８，その事がマナを悲しませるが、笑わねば伯爵を呼ぶので、悲しみを隠して、人々を笑わせる道化となる。
９，逃亡中に、ネアは伯爵をノアの力では倒せないことの限界を感じ、クロスやルベルエを協力者にする。
　　また、ネアに共感した前世アレン（多分、教団に知られてないイノセンス持ち）から肉体の提供を提示され、受諾。
１０，ネアの記憶を前世アレンに移しておく。
10,逃亡頑張ったけど、伯爵化が進んでたマナが肉体を乗っ取られ、ネアを殺す。
１１，伯爵は勝利したと思ったが、ネアを殺したショックでマナの精神が崩壊。その衝撃で伯爵も深く封じられる。
１２，クロスが昏睡したマナをバーバに預ける。（バーバがマナを知ってる風だったのは、この為）
１３，３０年位でマナは目覚めるが記憶喪失。そのまま、弟を探して放浪の旅へ。
１４，クロスは付かず離れず、ティムでマナを監視しつつ、旅を助ける。
１５，マナと子アレンが出会う。
１６、何か色々あって、伯爵に見つかり、アレンを庇ったか何かでマナが死亡。
１７，マナがアレンに左目の呪いを与え、アレンのイノセンスが覚醒し、AKUMAマナを破壊。
１８，クロスがアレンを引き取り、現在に至る。

まぁ、大体こんな感じ。

でも、マナとネアが二人で一人の千年伯爵だったんですね…orz
年の離れた双子って設定（正確には双子でもないが）は残ってるからまぁいいか。

おかげで謎が解けたぜ！と大喜びしたいところですが、却って謎がボコボコに増えちゃったぜ。
解かんなくなったのを少し書き出してみたら、それでも２０近くなったので、別の項に上げます。
お昼食べなくちゃ。